予 算 特 別 委 員 会 会 議 録
平成27年2月26日 午後 1時00分 開 会

 浅 野 目  幸  一  予算特別委員長      加  藤  信  明  副委員長

◎出席委員(16名)
 1番   河  村     豊 委員       2番   原  田  利  光 委員
 3番     橋  光  男 委員       4番   細  矢  俊  博 委員
 5番   今  野     孝 委員       6番   大  場  英  雄 委員
 7番   浅 野 目  幸  一 委員       8番   加  藤  信  明 委員
 9番   白  井  健  道 委員      10番   阿  部  綾  子 委員
11番     橋  ひ ろ み 委員      12番   清  野  貞  昭 委員
13番   森  谷  政  志 委員      14番   奥  山  重  雄 委員
15番   秋  葉  征  士 委員      16番
17番   佐  藤     直 委員      

◎欠席委員(なし)
 
◎説明のため出席した者の職氏名
土 田 正 剛
市      長

石 山 泰 博
教 育 委 員 会
委  員  長
岡 田 博 雄
選挙管理委員会
委  員  長

小 林 文 雄
代表監査委員
工 藤 喜惠治
農業委員会会長

片 桐   崇
消  防  長
間木野 多加志
副  市  長

高 橋 一 郎
教  育  長
半 田   博
総 務 部 長

中 野 智治郎
プロジェクト担当
部長
矢 萩 和 広
市民生活部長

 橋   昇
健康福祉部長
本 田   剛
経 済 部 長

滝 口 亮 一
建 設 部 長
兼 水 道 部 長
古 谷 利 明
教 育 次 長

石 垣 裕 之
総合政策課長
浅野目   勇
庶 務 課 長
併選挙管理委員会
事 務 局 長

芦 野 耕 司
財 政 課 長
網 干   賢
監 査 委 員
事 務 局 長

菊 池 忠 芳
農 業 委 員 会
事 務 局 長


◎事務局職員出席者職氏名
斎 藤 吉 則
事 務 局 長

安 達 好 浩
事務局長補佐
井 上 正 宏
議 事 係 長

 村   充
主     事
児 玉 由希実
主     事

鈴 木 敬 一
兼 務 書 記


◎本日審査した案件

 議第29号 平成27年度東根市一般会計予算
 議第30号 平成27年度東根市国民健康保険特別会計予算
 議第31号 平成27年度東根市東根財産区特別会計予算
 議第32号 平成27年度東根市公共下水道事業特別会計予算
 議第33号 平成27年度東根市介護保険特別会計予算
 議第34号 平成27年度東根市市営墓地特別会計予算
 議第35号 平成27年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
 議第36号 平成27年度東根市水道事業会計予算
 議第37号 平成27年度東根市工業用水道事業会計予算


  ◎開     会

○浅野目幸一予算特別委員長 皆さん、ご苦労さまです。
  ただいまから予算特別委員会を開会します。

  ◎開     議

○浅野目幸一予算特別委員長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがいまして、委員の出席数は16名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

  ◎議第29号 平成27年度東根市一般会計予算外8件

○浅野目幸一予算特別委員長 先ほどの本会議におきまして予算特別委員会に付託なりました議案は、別紙付託表のとおり、議第29号から議第37号までの9議案であります。以上、9議案を一括して議題とします。
  これから議第29号から議第35号までの7議案について、財政課長に補足説明を求めます。芦野財政課長。
   〔芦野耕司財政課長 登壇〕
○芦野耕司財政課長 委員長の指示によりまして、一般会計ほか6特別会計当初予算の補足説明を申し上げます。
  別冊の一般会計及び特別会計予算書をお願いいたします。
  はじめに、1ページをお願いいたします。
  議第29号 平成27年度東根市一般会計予算についてご説明いたします。
  第1条は、歳入歳出予算総額を195億1,600万円と定めるものであります。
  第2条は、債務負担行為について、第3条は、地方債の借入限度額等の設定について、そして、第4条は、一時借入金限度額を20億円と定めるものであります。
  第5条は、給料等の人件費に過不足が生じた場合に、同じ款内の項の間で流用ができるという規定を定めるものでございます。
  次に、2ページをお願いいたします。
  2ページから6ページまでにつきましては、第1表 歳入歳出予算で、款項の区分と、その区分ごとの予算額を表にしたものでございます。
  続いて、7ページをお願いいたします。
  第2表 債務負担行為でございます。3件ございまして、1件目の社会体育施設整備工事は、新年度から翌平成28年度にかけて旧東根工業高等学校跡地に整備する運動施設等の工事について2カ年にまたがる請負契約を結ぶために、2件目の商工業みらい応援利子補給につきましては、市内商工業者が経営基盤の安定と設備の近代化を図るための融資に対する利子補給を実施するために、そして、3件目の排水設備等設置改造資金利子補給は、東部地区の特定地域に対する合併処理浄化槽設置に対する市独自のかさ上げ補助を行うにあたり、排水設備等の改造資金の融資に対し利子補給を行うために、それぞれ債務負担行為を設定するものであります。
  8ページをお願いいたします。
  第3表 地方債につきましては、防災設備整備事業から臨時財政対策債までの市債の限度額、起債の方法等について設定をするものです。限度額の合計は24億550万円でございます。
  12ページをお願いいたします。
  2 歳入の主なものについてご説明いたします。
  第1款第1項1目市民税の個人分では、景気動向を踏まえ、前年度比1.1%増の18億230万円を、そして、2目の法人分では、前年度比5.1%増の7億8,800万1,000円をそれぞれ計上しております。
  第2項1目固定資産税は、3年に一度の評価替えの影響を考慮いたしまして、6%減の25億3,630万円を計上。
  それから、第3項1目軽自動車税は、前年度比4.2%増の1億1,041万円を計上しております。
  14ページをお願いいたします。
  第4項たばこ税につきましては、決算見込みなどから、前年度比0.7%増の3億2,610万円を計上しております。
  第7項都市計画税では、固定資産税同様、評価替えの影響を考慮いたしまして、6.3%減の3億4,780万円を計上しております。
  16ページをお願いいたします。
  第2款地方譲与税、第1項自動車重量譲与税、それから、第2項地方揮発油譲与税、それから、第3項航空機燃料譲与税については、合計で前年度比6.5%減の1億4,400万円を計上しております。
  18ページをお願いいたします。
  第6款地方消費税交付金は、消費税率8%への引き上げの影響が本年度に比べて大きく新年度は反映されますから、38.3%増の7億4,000万円を計上しております。
  第8款自動車取得税交付金と10款地方特例交付金は、それぞれ前年同額を計上してございます。
  第11款地方交付税は、本年度の決算見込み額、それから地方財政対策における交付税の総額、国全体の総額ですが、それと、臨時財政対策債への振り替え見込み額などを勘案いたしまして、前年度比2.4%増の41億3,100万円を計上しております。
  20ページをお願いいたします。
  第13款分担金及び負担金、それと第14款使用料及び手数料につきましては、新たに通学支援事業費自己負担金279万円を計上したほか、前年度までの歳入実績を勘案して、それぞれ歳入額を計上したものでございます。
  24ページをお願いいたします。
  第15款国庫支出金の第1項1目民生費国庫負担金では、1節社会福祉費負担金の一番上の保険基盤安定負担金、これは国民健康保険税に係るものですが、これの増額、それから、一番下の低所得者保険料軽減負担金、これは介護保険に係るものでございますけども、これの新規計上がございます。これは、消費税増税を財源としました社会保障費の拡充策として実施されるものであります。
  また、2節の児童福祉負担金の一番下に子どものための教育・保育給付費負担金を新たに計上しておりますが、これは、新年度から始まる子ども・子育て支援新制度に基づく給付事業の財源でございます。
  第2項1目総務費国庫補助金では、社会保障税番号制度に係るシステム整備費補助金で4,269万1,000円の増額。
  それから、26ページをお願いいたします。
  2目民生費国庫補助金では、1節の臨時福祉給付金給付事業費補助金が8,913万4,000円の減、2節の子育て世帯臨時特例給付金給付事業費補助金で3,141万9,000円の減額がございます。また、保育緊急確保事業費補助金1,554万5,000円を新規計上しておりますが、これは県の補助金との枠組みの変更で、これに伴う新規の事業はございません。
  3節の生活保護費補助金では、新しい事業の財源としまして、生活困窮者自立相談支援事業費補助金386万8,000円、それから、生活困窮者住居確保給付費補助金299万7,000円を新規に計上しております。
  4目土木費国庫補助金では、1節道路橋りょう費補助金で、公益文化施設関連事業といたしまして、都市再生整備計画事業費補助金融雪歩道設置事業に3,920万円を計上。
  それから、防衛施設周辺対策事業補助金322万2,000円、若木12号線の補修財源でございますけども、これを新規に計上しております。
  2節都市計画費補助金では、グラウンドゴルフ場の最終年度を迎えることから、公園施設整備事業費補助金の5,050万円増額をしております。
  それから、都市防災推進事業、神町公民館の整備でございますけども、その本体工事が始まりますので、都市防災推進事業費補助金、これも前年度に比べて7,797万4,000円の増、それから、公益文化施設と一体的に整備される都市公園整備のために都市再生整備計画事業費補助金90万7,000円を新たに計上しております。
  5目教育費国庫補助金では、2節小学校費補助金、3節中学校費補助金に学校施設環境改善交付金(防災機能強化)をそれぞれ計上しております。本年度から2カ年で実施いたします小中学校の屋内運動場の天井落下防止対策事業の財源でございます。
  また、4節社会教育費補助金は、社会体育施設整備事業、公益文化施設整備等事業が本格化することから、2億3,263万4,000円増額の3億4,197万8,000円を計上いたしております。
  28ページをお願いいたします。
  第16款県支出金ですが、第1項1目民生費負担金で、1節社会福祉費負担金に低所得者保険料軽減負担金109万7,000円が、それから、2節の児童福祉費負担金に子どものための教育・保育給付費負担金727万5,000円を、国庫支出金と同様の目的によって新たに計上しております。
  30ページをお願いいたします。
  第2項2目民生費補助金では、2節児童福祉費補助金の下から2番目になりますけども、放課後児童クラブ設置促進事業費補助金は大富学童保育所の設置に充てるものでございます。これを3,140万8,000円計上しております。
  32ページをお願いいたします。
  4目農林水産業費県補助金の1節農業費補助金では、上から8番目でございますが、青年就農給付金(経営開始型)事業費補助金がございますけども、国の補正予算に伴いまして、本年度に前倒して計上いたしましたので、昨年度よりも3,120万7,000円減の1,901万8,000円となっております。
  また、その4つ下になりますが、多面的機能支払交付金事業費補助金7,774万3,000円を新たに計上しております。この事業は本年度から実施されておりますけども、本年度は国、県の負担分については市の会計を経由せずに交付されていたわけでございますが、新年度からは市の会計を経由することから、計上するものでございます。
  5目土木費県補助金では、4節住宅費補助金において、下から2行目ですけども、住宅リフォーム総合支援事業費補助金3,000万円を新たに計上しております。本年度は補正予算に計上して、6月の補正で計上しておりました同補助金を、新年度では当初予算から計上するものでございます。
  34ページをお願いいたします。
  第3項委託金の1目総務費委託金、4節選挙費委託金は、県議会議員選挙の関係で、1,140万円増額の1,570万1,000円を計上、それから、5節統計調査費委託金では、国勢調査の実施年度にあたることから、1,332万2,000円を計上しております。
  36ページをお願いいたします。
  第17款財産収入第2項1目不動産売払収入では、前年度予算に中高一貫校予定地と東根工業高校用地との交換に伴う差額1億4,200万円を計上しておりましたので、新年度は大幅な減となっておりますけども、新年度については、山形県との土地の交換によって取得いたしました旧山形空港事務所用地の売払収入を見込んでおりまして、2,175万円を計上してございます。
  38ページをお願いいたします。
  第18款寄附金の第1項1目総務費寄附金に、ふるさと納税制度によるふるさとづくり寄附金を、昨年度よりも1億4,650万円多い1億5,000万円計上しております。
  第19款繰入金第1項1目財政調整基金繰入金は、前年度比1億2,681万1,000円増の5億233万9,000円を計上しております。
  また、3目公共文化施設整備基金繰入金を3億5,000万円新たに計上いたしまして、公益文化施設整備事業の財源に充てるほか、4目ふるさとづくり基金繰入金も6,000万円を計上しまして、大富学童保育所の財源に充てることとしております。
  42ページをお願いいたします。
  第22款市債第1項1目総務債は、防災行政無線整備事業に充てるものでありまして、2,000万円を計上いたしました。
  3目土木債では、2節都市計画債で、グラウンドゴルフ場整備事業の事業費の増や、神町公民館の本体工事の関係で、前年度比1億1,680万円増の1億8,840万円の計上となっております。
  4目の消防債につきましても、前年度に対し大幅に増加をしておりますが、これは救助工作車整備事業によるものでございます。
  5目教育債では、小中学校の耐震改修事業が本年度で終了したものの、小中学校の屋内運動場等天井落下防止対策事業、それから、公益文化施設整備事業、社会体育施設整備事業などの新規あるいは本格実施によりまして、前年度比で6億6,260万円増の10億1,950万円を計上しております。
  44ページをお願いいたします。
  次に、3 歳出の主なものについて説明をいたします。
  第1款議会費では、議会事業、議会だより発行、議員研修、政務活動費交付の各事業を継続して計上する中で、統一地方選挙の影響もありまして、議員共済費給付費負担金が大きく増加をする見込みでありまして、前年度比1,298万8,000円増の2億885万1,000円を計上しております。
  次に、46ページをお願いいたします。
  ここから第2款総務費でございますが、第1項1目一般管理費の一番上、一般管理事業におきまして、新しい公会計の整備経費といたしまして、委託料300万円を計上しております。
  48ページをお願いいたします。
  第1項4目財産管理費では、本年度から公用自動車の調達方法を購入方式に変更しておりますけれども、予定購入台数が前年度よりも4台少なくなることから、前年度比で1,033万8,000円減となっております。
  次に、5目企画費ですが、52ページをお願いいたします。
  上から二つ目の事業、男女共同参画推進事業で、第3次男女共同参画事業計画を策定することから、その経費を見込んでおります。
  また、下から3番目の事業、ふるさと納税特産品PR事業では、寄附された方への返礼品などの経費を8,023万円計上してございます。返礼品などの経費でございます。前年度は第7款商工費に置いておりましたこの経費を、今回は第2款の方に移したものでございます。
  その下の第4次東根市総合計画後期計画策定事業は、新年度が後期計画策定の年にあたることから、所要額を計上しております。
  さらに、その下のふるさとづくり基金管理事業は、ふるさと寄附金の収入を同基金に積み立てるものでありまして、新年度は利子も含めて1億5,061万2,000円を予定しております。
  54ページをお願いいたします。
  9目空港対策費では、東京便、名古屋便の存続、拡充を期して、空港利用拡大・周辺対策等事業において、次の56ページになりますけども、東根市山形空港利用促進協議会負担金を358万1,000円増額をしております。
  10目情報管理費では、前年度比5,117万4,000円増の1億9,764万7,000円を計上しております。これは、マイナンバー制度に係るシステム改修費の増によるものでございます。
  60ページをお願いいたします。
  14目諸費におきまして、ハザードマップ整備事業費225万円を計上しています。市内73カ所の土砂災害危険区域の地図情報を整備するものでございます。
  また、その下になりますが、本年度から3カ年で実施いたします防災行政無線整備事業費を2,000万円計上しております。
  少し飛びますが、64ページをお願いいたします。
  第2款第4項選挙費の3目選挙執行費でありますが、前年度比1,703万1,000円増の5,702万4,000円を計上しております。歳入のところでも申し上げましたとおり、県議会議員選挙と、それから次の66ページになりますけれども、東根市議会議員選挙によるものでございます。
  68ページをお願いいたします。
  第5項2目基幹統計費では、新年度、国勢調査が実施されますので、その経費1,303万8,000円を計上しております。
  70ページをお願いいたします。
  第3款民生費第1項1目社会福祉総務費では、一番下になりますけども、臨時福祉給付金給付事業として、昨年度よりも8,913万4,000円少ない5,899万1,000円を計上しております。本年度の給付額が1人あたり1万円であったのに対して、新年度は6,000円になることによるものでございます。
  72ページをお願いいたします。
  2目社会福祉施設費でございますが、さくらんぼタントクルセンターがオープン10周年を迎えることから、記念事業費をさくらんぼタントクルセンター維持管理事業に100万円増額をしております。
  74ページをお願いいたします。
  6目地域生活支援費では、このページの一番下にあります移動支援事業に、特別支援学校に通学する児童生徒の通学支援経費を見込みました。前年度よりも1,611万3,000円多い1,801万4,000円を計上しております。平成26年度から予算の補正によって実施している支援でございます。
  76ページをお願いいたします。
  7目老人福祉費では、前年度比674万1,000円増の1億8,430万2,000円を計上しております。これは、老人援護措置費の増などもありますけども、80ページ、81ページをお願いいたします。その81ページの一番上の事業、ヘルプアップ住ま居る事業の新規計上などによるものでございます。高齢者向けの新しい生活支援サービス、除雪など、雪下ろしなどでありまして、常勤のコーディネーターが支援を必要とする人と、あと提供する人とをつなぐような役割を担うもので、シルバー人材センターへの委託を予定しております。
  82ページをお願いいたします。
  第2項児童福祉費の1目児童福祉総務費は、前年度比2,089万6,000円の減となっておりますが、これは、一番下の事業、子育て世帯臨時特例給付金給付事業、消費税引き上げに伴う子育て世帯への負担軽減策として本年度に引き続き実施されるわけでございますが、児童1人あたりの支給額、昨年度1万円に対しまして、新年度は3,000円と縮減されておりますので、事業費が3,141万9,000円減少したことによるものでございます。
  84ページをお願いいたします。
  2目保育所費では、前年度比1億6,339万2,000円増の9億5,148万6,000円を計上しております。増加の主な理由は、保育所事業におきまして東部こども園の開園による指定管理料の追加、それから、一番下の事業ですけども、子どものための教育・保育給付事業が新たに計上されたことによるものでございます。これは、新年度からスタートする子ども・子育て支援新制度に基づきまして、新制度に該当する認定こども園に入所する児童に対し保育給付を行うものであります。なお、本事業には、国、県支出金合わせて2,182万5,000円を財源として充てるものでございます。
  3目児童館費は、前年度比1億1,794万6,000円増の4億1,819万8,000円を計上いたしました。東郷児童センターの廃止によりまして、児童館事業の費用が減少いたしましたけれども、86ページをお願いいたします。下から2番目の放課後児童健全育成事業、これは学童保育の経費であります。こちらにおいて、開所時間延長を支援する経費、それから大富学童保育所の整備経費を見込んだことから、目全体で増額となったものであります。
  88ページをお願いいたします。
  5目児童福祉施設費は、東部子育てサポートセンター整備事業が終了したことによりまして、前年度比3億5,816万4,000円減の2,121万4,000円となったものでございます。
  6目医療給付費では、一番下の子ども医療費無料化事業に、昨年10月から実施しております中学生までの通院無料化経費2,600万円を見込んでおりまして、その結果、目全体では前年度比2,300万円の増額となっております。
  第3項生活保護費、1目生活保護総務費では、次の90ページをお願いいたします。2番目の事業、生活困窮者自立推進支援事業915万5,000円を新規に計上しております。生活保護に至りそうな方をその直前で、住宅確保の支援を行いながら、自立に向けた相談などを行って支援をしていくというものでございます。
  92ページをお願いいたします。
  第4款衛生費、第1項1目保健衛生総務費では、保健衛生総務事業に、山形大学重粒子線がん治療施設整備事業寄附金5,000万円を計上しております。山形県市町村振興協会を通じて35市町村が行う同事業の支援とは別に、本市独自の支援として実施するものでございまして、治せなかった病気が治せるようになる、あるいは助けられなかった命が救えるようになるという、市民が待ち望んでおります次世代の医療の早期実現を期して支援をするものでもありますし、また、これを機に支援の輪が広がることを期待しているものでもございます。
  その次の事業、北村山公立病院組合事業で、負担金の増額がございまして、目全体では前年度比1億1,619万9,000円の増額となっております。
  94ページをお願いいたします。
  2目予防費では、一番下の高齢者肺炎球菌ワクチン接種事業費を前年度より396万5,000円増額しております。昨年10月から定期接種化をされたものですけども、最近の実績が好調だということで、それを勘案して増額したものでございます。
  96ページをお願いいたします。
  3目環境衛生費では、前年度比4,768万円増の2億2,759万3,000円としております。増加の主な理由は、一番下の事業、再生可能エネルギー導入地方公共団体支援基金活用事業でありまして、3カ年事業の最終年度に新年度があたります。それで、市民体育館への太陽光パネル設置などを予定しておりまして、前年度よりも事業費が6,049万3,000円多くなっております。なお、その経費は全額を基金を活用した県補助金によって賄うこととされております。
  少し飛びますけれども、100ページをお願いいたします。
  第2項1目清掃総務費では、東根市外二市一町共立衛生処理組合事業、前年度比5,599万7,000円減の3億6,369万2,000円としております。これは、下釜最終処分場の起債償還が終了することが主な理由でございまして、そのため、目全体でも前年度比5,599万6,000円の減となっております。
  少し飛びます。106ページをお願いいたします。
  第6款農林水産業費、第1項3目農業振興費では、このページの一番下の事業ですけども、人・農地プラン推進事業の青年就農給付金の一部を国の補正予算に伴って平成26年度に前倒して給付するということになったもので、事業費が前年度に対し3,106万5,000円減となってございます。
  また、本年度までこの3目に計上しておりました果樹王国ひがしねブランド戦略事業を、別の目、新しい目をつくりまして、そこに移しております。そのため、目全体では前年度比4,119万1,000円減の1億9,202万4,000円となっております。
  110ページをお願いいたします。
  5目農地費は、前年度比1億2,721万9,000円増の1億5,430万7,000円を計上しております。これは、2番目の事業でございますけども、土地改良事業に対する補助金・負担金事業におきまして、北村地区の県営特定農業用管水路等特別対策事業負担金、それから小田島地区の特定農業用管水路等特別対策事業負担金が事業の進捗によりまして増加したこと、それから、この目の一番下の事業ですけども、多面的機能支払交付金事業を、本年度から補正予算で対応している事業でございますけども、新年度からは当初予算に計上したことによるものでございます。なお、歳入のところでも説明いたしましたとおり、新年度からは国と県の負担金が市の会計を経由することになりまして、事業費が4倍になるということでございます。
  6目農道整備事業費では、農道整備事業に長瀞地区農道排水路整備工事の経費400万円を計上しておりまして、前年度に対しまして同じ額の増と、400万円の増となっております。
  112ページをお願いいたします。
  8目水田農業経営確立対策費では、一番下の事業で、水田農業活性化生産体制整備事業820万円を新たに計上しております。経営規模拡大を図ろうとする農家に機械整備費を支援するものでありまして、本年9月補正で計上した事業でございます。
  114ページをお願いいたします。
  10目といたしまして、ブランド戦略推進費を新たに設けております。果樹王国ひがしねブランド戦略事業、ひがしね産さくらんぼ販売推進事業、果樹王国ひがしね6次産業化推進事業、農産物海外販路拡大推進事業の経費、合わせて917万円を計上いたしました。新年度からスタートします新体制でのブランド戦略対策を明確化するため、目を新設したものでございます。
  第2項2目の林業振興費のこのページ一番下の事業、林道橋りょう整備事業に1,453万2,000円を計上しております。甑岳の登山道にあたります平口橋の傷みが著しくて、通行量も多いことから、修繕工事等の所要額1,333万2,000円を加えたものでございます。
  118ページをお願いいたします。
  第7款商工費、第1項2目商工業振興費では、一番下の事業でありますけども、住まい応援事業に前年度比3,000万円増の7,000万円を計上しておりますけども、これは、本年度は6月の補正で追加計上しました県の補助金分、これを今回は当初予算から計上したものでございます。
  120ページをお願いいたします。
  3目観光費では、ここに計上しておりました果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会事業経費を新しい目に移したこと、ふるさと納税特産品PR事業を第2款総務費に移したことによりまして、目全体で前年度比3,194万8,000円の減となっております。
  122ページをお願いいたします。
  6目として、ブランド戦略推進費を新たに設け、た〜んとほおバルフェスティバル経費とさくらんぼマラソン大会の経費をそれぞれ拡充して計上しております。第6款と同様、新たな組織で挑むブランド対策を明確化するためのものでございます。
  124ページをお願いいたします。
  8款土木費、1項1目土木総務費では、県単独・土砂災害対策(自然災害防止急傾斜地対策)負担金事業400万円が新規に計上されております。本年度補正予算で計上した県事業、若木山の擁壁工事に対する負担金でございます。
  126ページをお願いいたします。
  第2項道路橋りょう費、2目道路維持費では、最近の労務単価や建設資材の高騰を考慮して、道路維持事業を1,520万円増額、それから一番下の生活密着道路整備事業を1,000万円増額しておりまして、その結果、目全体で前年度比2,520万円の増となってございます。
  3目道路新設改良費は、前年度比1億7,136万9,000円増の6億1,436万9,000円を計上しております。道路維持費と同様、建設コストの上昇に配慮するとともに、道路新設改良事業の補助分、単独分での事業の拡充、それから、神町駐屯地周辺道路改修事業の新規計上、それから、公益文化施設関連の融雪歩道設置事業費の大幅な増などによるものでございます。
  130ページをお願いいたします。
  第4項都市計画費の2目街路事業費では、神町駅前広場整備事業が終了したものの、神町地区都市防災推進事業、神町公民館の整備でございますが、本体工事が行われることから、大幅に増加をしております。本年度予算補正の第7号で設定いたしました繰越明許費、こちら2億1,105万2,000円がありますけども、これと合わせまして、新年度は4億225万2,000円の事業費となる見込みでございます。
  132ページをお願いいたします。
  5目公園整備費は、前年度比1億1,164万2,000円増の2億1,364万2,000円を計上しております。大森山公園グラウンドゴルフ場整備事業が最終年度を迎えまして、事業費が倍増すること、それから、公益文化施設と一体的に整備されます都市公園、(仮称)中央南公園整備事業の新規計上などによるものでございます。
  続きまして、136ページをお願いいたします。
  第9款消防費になります。第1項1目常備消防費では、消防救急デジタル無線整備事業が終了し、維持管理経費のみの計上となったことから、目全体で前年度比6,379万3,000円の減となりました。
  2目非常備消防費ですが、これは138ページをお願いいたします。事業費として1,204万円を見込んだ消防団雨衣整備事業は終了いたしましたけれども、引き続き消防団充実強化事業1,153万5,000円を計上し、本年度は編み上げの半長靴を全団員に支給する予定でございます。
  3目の消防施設費では、この目の一番下の事業、救助工作車整備事業1億4,000万円を計上したほか、目全体も前年度に対し大幅な増加を計上したことからでございます。
  続きまして、140ページをお願いいたします。
  ここから第10款教育費でございます。
  第1項2目事務局費では、事務局事業において、指導主事の増員などによる人件費の増、それに、このページ一番最後の事業、私立幼稚園就園奨励事業ですけども、国の制度に基づく拡充により増額、それから次の142ページになりますが、この目の一番下の最後の事業、小規模特認校事業ですけども、新年度、高崎小学校におきまして本格実施いたしますので、所要額597万7,000円を新規計上し、目全体では前年度比4,956万2,000円の増となったところでございます。
  飛びまして、148ページをお願いいたします。
  第2項小学校費3目施設維持費ですが、小学校屋内運動場等天井落下防止対策事業、大富、小田島、長瀞の3小学校でありまして、1億5,600万円を新規に計上しましたけれども、小学校耐震改修事業費3億7,894万円の減額がございますので、目全体では前年度比2億3,604万3,000円の減となりました。
  152ページをお願いいたします。
  第3項中学校費の3目施設維持費は、中学校屋内運動場等天井落下防止対策事業1億7,020万円の新規計上によりまして、目全体では前年度比1億6,600万1,000円の増となりました。
  154ページをお願いいたします。
  第4項社会教育費2目公民館費では、公民館事業に新年度第8款の予算で整備を予定しております神町公民館の備品費を1,200万円計上しておりまして、目全体でも前年度比1,359万5,000円の増額となっております。
  156ページをお願いいたします。
  4目文化振興費は、前年度比10億9,303万3,000円の大幅な増となりました。
  158ページをお願いいたします。
  大幅増の理由ですけども、公益文化施設整備事業が本格実施となることによるものでありまして、工事自体はPFIの特別目的会社が実施いたしますので、市の会計上は公有財産購入費で支出することになります。
  160ページをお願いいたします。
  第5項保健体育費の2目体育施設費では、旧東根工業高校跡地に整備されます社会体育施設整備事業が本格化いたしますので、目全体で前年度比1億8,155万円の増額となっております。新年度は体育館改修や野球場などの体育施設の整備、それと外構工事などを予定しておりまして、プールの工事は翌年、平成28年度にかけて実施をされる予定でございます。
  162ページをお願いいたします。
  第12款公債費は、平成10年前後に実施されました新幹線関連の道路整備事業費などの償還が順次終了していきますので、元金、利子ともに減少しております。
  第1項の公債費全体では、前年度比2億4,649万8,000円の減を見込んでございます。
  第13款予備費は、前年度同様の3,000万円でございます。
  以上で一般会計を終わります。
  次に、特別会計予算についてご説明を申し上げます。
  185ページをお願いいたします。
  議第30号 平成27年度東根市国民健康保険特別会計予算でございます。
  国民健康保険特別会計につきましては、平成25年度決算が単年度収支で黒字になったことなどによりまして、平成26年度の税率改定は見送らせていただいたところであります。平成27年度につきましても、給付基金の状況や今後の国の制度改正の影響を見据えた対応が必要なことなどから、これを踏まえまして見送ることといたしまして、平成27年度に改めて検討を行ってまいります。
  予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算総額を51億7,200万円と定めるものであります。
  第2条は、一時借入金の限度額を1億5,000万円と定め、第3条では、保険給付費に過不足が生じた場合は、同一款内における各項間で流用ができるとするものでございます。
  192ページをお願いいたします。
  2の歳入の主なものについてご説明いたします。
  第1款国民健康保険税については、被保険者数の減少や軽減対象の拡大を見込みまして、前年度比で3.4%減の10億9,992万9,000円を計上したところであります。
  第3款国庫支出金から、196ページをお願いいたします。196ページの第6款前期高齢者交付金までは、歳出の保険給付費の見込み額に合わせて歳入額をそれぞれ計上するものであります。
  第7款共同事業交付金のうち、保険財政共同安定化事業交付金については、運営基盤の安定化を図るため、高額な医療費について都道府県単位で費用負担の調整を図るものでありますが、制度改正により対象が拡大したことから、大幅な増加となっております。これにより、第7款全体では5億9,494万7,000円増の11億4,663万9,000円の計上となるものであります。
  第9款繰入金第1項1目一般会計繰入金ですが、国民健康保険財政基盤の安定化を図るため保険者支援制度の対象が拡大されることなどにより、3,437万3,000円増の3億3,903万4,000円の計上としたところでございます。
  198ページをお願いいたします。
  第9款2項1目給付基金繰入金につきましては、歳出に合わせて歳入を確保すべく、不足する3,830万7,000円について給付基金からの繰り入れを計上するものであります。
  飛びまして、202ページをお願いいたします。
  3 歳出でございます。
  第1款第1項総務管理費には、職員人件費、国保連合会負担金などを計上し、第2項徴税費には、賦課徴収に係る所要額を計上しています。
  飛びまして、206ページをお願いいたします。
  第2款保険給付費第1項療養諸費は、これまでの実績に基づき、前年度比3.1%減の26億8,646万7,000円を計上しております。
  208、209ページをお願いいたします。
  第3款第1項後期高齢者支援金等ですが、前年度比2.4%減の5億9,226万円を計上しております。
  第6款介護納付金については、前年度比9.1%減の2億5,591万7,000円を計上しております。
  212ページをお願いいたします。
  第7款第1項共同事業拠出金は、歳入の説明の際に触れましたとおり、制度の改正に伴う影響によりまして、2目保険財政共同安定化事業拠出金も対象が拡大しますことから、第7款全体で対前年度比6億1,455万9,000円増の11億5,379万4,000円を計上しております。
  第8款の第1項特定健康診査等事業費は、生活習慣病予防のための事業費3,091万円を計上し、214ページになりますけども、第2項1目保健衛生普及費では、健康まつりに係る委託費などを計上しております。
  以上で国民健康保険特別会計を終わりまして、続きまして、225ページをお願いいたします。
  議第31号 平成27年度東根市東根財産区特別会計予算でございます。
  第1条は、歳入歳出予算総額を130万円と定めるものでありまして、第2条は、一時借入金の限度額を50万円とするもの。
  そして、230ページをお願いいたします。
  2の歳入の主なものとして、第1款第1項1目財産貸付収入は、クレー射撃場や堂ノ前公園用地などの財産区有地の貸付収入でありまして、第2款繰入金は、財産区管理会運営基金からの繰入金を計上するものであります。
  232ページをお願いいたします。
  3の歳出の主なものとして、第1款第1項1目一般管理費では、隔年で実施しております視察研修に係る旅費等を減額し、32万7,000円を計上し、2目財産管理費では、市内小学校児童の環境学習等の事業費と山林の管理経費として87万3,000円を計上しております。
  以上で財産区特別会計を終わりまして、237ページをお願いいたします。
  議第32号 平成27年度東根市公共下水道事業特別会計予算でございます。
  第1条は、歳入歳出予算総額を20億4,600万円と定めるものであります。第2条は、債務負担行為の設定、第3条は、地方債の借入限度額等を定めるものでありまして、第4条は、一時借入金の借入限度額を2億5,000万円とするものであります。
  239ページをお願いいたします。
  第2表 債務負担行為は、平成27年度においても排水設備等の改造資金の融資に対し利子補給を行うことから、債務負担行為の設定を行うものであります。
  240ページをお願いいたします。
  第3表 地方債は、管渠建設事業などに係る起債について、限度額等を設定するものであります。
  244ページをお願いいたします。
  2 歳入の主なものについてご説明いたします。
  第1款分担金及び負担金では受益者負担金を計上し、第2款使用料及び手数料では下水道使用料を計上、第3款国庫支出金では、管渠建設事業等に対する補助金として2億1,600万円を計上いたしました。
  246ページをお願いいたします。
  第7款市債は、前年度比4,820万円減の4億3,690万円を計上しております。
  248ページをお願いいたします。
  3 歳出の主なものについて説明をいたします。
  第1款公共下水道事業費第1項1目下水道総務費では、職員人件費と下水道使用料徴収委託料を計上しております。
  250ページをお願いいたします。
  3目管渠建設費では、公共、単独債など、それぞれの事業区分に応じて事業費を計上しています。事業費総額では、効果促進費が国の制度終了に伴い減少したことにより、前年度比9.8%減の6億9,478万6,000円を計上しております。
  252ページをお願いいたします。
  第2款公債費では、前年度比1.9%減の9億581万2,000円を計上しています。
  以上で公共下水道事業特別会計予算を終わります。
  263ページをお願いいたします。
  議第33号 平成27年度東根市介護保険特別会計予算でございます。
  第1条は、歳入歳出予算総額を34億4,300万円と定めるもので、第2条は、保険給付費に過不足が生じた場合における同一款内での流用規定を定めたものでございます。
  270ページをお願いいたします。
  2の歳入の主なものとして、第1款介護保険料は、第6期計画に合わせ介護保険料の見直しを行ったことにより、対前年度比で37.4%増の6億9,629万4,000円を計上しております。
  第3款国庫支出金から272ページの第5款県支出金までは、各種サービスの給付費に合わせた負担金、補助金等を計上しております。
  第7款第1項一般会計繰入金は、274ページをお願いいたします。前年度比7.4%増の5億1,602万2,000円を計上いたしました。
  第7款第2項の介護保険給付基金繰入金は、介護保険料の改定の影響などにより、前年度比で78.4%減の3,649万1,000円を計上しております。
  278ページをお願いいたします。
  歳出の主なものにつきましては、第1款第1項総務管理費には職員人件費等を計上いたしまして、第2項徴収費には賦課徴収に係る所要額、第3項には認定審査会や認定調査事業費に係る所要額を計上しております。
  282ページをお願いいたします。
  第2款1項介護サービス等諸費は、居宅介護サービスや施設介護サービス給付費などで、サービス利用の実績見込みに基づき、前年度比5.2%増の29億3,490万円の計上であります。
  284ページをお願いいたします。
  第2項介護予防サービス等諸費は、予防給付に係るサービス給付として、前年度比4.2%減の1億5,865万円を計上しています。
  286ページをお願いいたします。
  第4項高額介護サービス費は、高額な介護費用に対する給付費で、前年度比22.6%増の6,025万円を計上しております。
  288ページをお願いいたします。
  第4款第1項介護予防事業費は、要介護状態になることを予防するための事業費などで、2,126万2,000円の計上、それから、第2項包括的支援事業・任意事業費につきましては、次ページをお願いいたします。地域包括支援センター運営事業委託料や地域包括ケアシステムの構築に係る経費など2,872万4,000円を計上するものであります。
  以上で介護保険特別会計を終わります。
  続きまして、301ページをお願いいたします。
  議第34号 平成27年度東根市市営墓地特別会計予算でございます。
  第1条は、歳入歳出予算総額を180万円と定めるものであります。
  306ページをお願いいたします。
  2 歳入では、第1款第2項1目手数料は、墓地管理料168万1,000円を計上。
  そして、308ページをお願いいたします。
  3 歳出の第1款第1項1目一般管理費は、墓地管理委託料など170万円を計上しております。
  以上で市営墓地特別会計を終わります。
  311ページをお願いいたします。
  議第35号 平成27年度東根市後期高齢者医療特別会計予算でございます。
  第1条は、歳入歳出予算総額を4億3,000万円と定めるものであります。
  318ページをお願いいたします。
  2 歳入の主なものについてご説明いたします。
  第1款第1項後期高齢者医療保険料は、特別徴収保険料及び普通徴収保険料については、前年度比6.1%減の2億8,696万8,000円を計上しております。
  第3款第1項一般会計繰入金は、国の基準に基づき算出した事務費繰り入れ、保険基盤安定繰入などの繰入金を計上するものであります。
  322ページをお願いいたします。
  3 歳出についてでございますが、第2款後期高齢者医療広域連合納付金は、市が徴収した保険料の全額と、一般会計から繰り入れた保険基盤安定負担金分及び広域連合の事務費負担金、合わせて4億1,474万5,000円を計上したものであります。
  以上で後期高齢者医療特別会計を終わります。
  一般会計と六つの特別会計の当初予算補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○浅野目幸一予算特別委員長 次に、議第36号及び議第37号の2議案について、水道部長に補足説明を求めます。滝口水道部長。
   〔滝口亮一建設部長兼水道部長 登壇〕
○滝口亮一建設部長兼水道部長 委員長の指示により、補足説明を申し上げます。
  はじめに、議第36号 平成27年度東根市水道事業会計予算についてご説明いたします。
  予算書の1ページをお願いいたします。
  第2条の業務の予定量については、前年度の実績及び本年度の実績見込みから、給水戸数は前年度比140戸増の1万6,560戸、年間総給水量は470万1,200立方メートルで、1日平均給水量は、前年度比300立方メートル増の1万2,880立方メートルと見込んだところでございます。
  主な建設改良事業は、簡易水道統合事業が本年度に完了することから、不用となる簡易水道施設の除却事業や老朽管更新事業を予定しております。
  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入の第1款水道事業収益は、前年度比6.3%増の11億9,717万円、支出の第1款水道事業費用は、前年度比16.8%増の11億5,916万8,000円を計上したところでございます。
  2ページをお願いいたします。
  第4条の資本的収入及び支出の予定額でありますが、簡易水道統合事業が本年度に完了することから、収入の第1款資本的収入は、前年度比95.8%減の2,553万8,000円、支出の第1款資本的支出は、前年度比56.1%減の5億9,503万8,000円を計上したところでございます。
  なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5億6,950万円については、記載のとおり補てんするものであります。
  次に、第5条の一時借入金から3ページの第8条のたな卸資産購入限度額までは、記載のとおりでございます。
  5ページをお願いいたします。
  予算実施計画の収益的収入及び支出の主なものについてご説明いたします。
  収入の第1項1目給水収益については、総給水量の増加予想から、前年度比2.6%増の10億4,266万2,000円を計上しております。
  第2項5目他会計負担金は、簡易水道統合事業に係る一般会計からの負担金で、起債償還利子分と簡易水道施設除却分の3,382万円を計上しております。
  その他については記載のとおりでございます。
  6ページをお願いいたします。
  支出の第1項1目原水及び浄水費については、前年度比5%増の2億8,457万1,000円を計上しております。
  2目配水及び給水費は、前年度比32.1%増の2億8,623万3,000円を計上しており、主なものには、配水池の管理費や老朽管布設替え工事に伴う路面復旧費などになります。
  6目資産減耗費は、簡易水道施設除却工事にて5,005万円を計上しております。
  その他については記載のとおりであります。
  7ページをお願いいたします。
  資本的収入及び支出の主なものについてご説明いたします。
  収入の第1項2目加入金については、前年度の実績及び本年度実績見込みから、前年度比7.1%減の1,544万4,000円を計上しております。
  第8項1目負担金は、簡易水道統合事業に係る一般会計からの起債償還元金分と前年度比98.1%減の359万4,000円を計上したところであります。
  続いて、支出についてご説明申し上げます。
  第1項1目施設費については、前年度対比59.4%減の5億2,000万円を計上しており、主に配水管布設替え工事などになります。
  第2項企業債償還金については、前年度比8%増の7,114万8,000円を計上したところであります。
  以上が水道事業会計の内容でございます。
  続きまして、議第37号 平成27年度東根市工業用水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。
  予算書の1ページをお願いいたします。
  第2条の業務の予定量につきましては、給水数を前年と同様に11企業とし、1日平均給水量を前年度比20立方メートル減の7,800立方メートルとして運営を行う予定であります。
  主な建設事業は、野田シタ浄水場の機械電気設備の施設更新事業を予定してございます。
  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入の第1款工業用水道事業収益は、前年度比0.3%増の1億9,891万9,000円、支出の第1款工業用水道事業費用は、前年度比1.4%増の1億8,855万9,000円を計上したところであります。
  2ページをお願いいたします。
  第4条の資本的収入及び支出の予定額でありますが、収入についてはございません。
  支出については、第1款資本的支出は、前年度比50.2%減の1億2,060万5,000円を計上したところであります。
  なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億2,060万5,000円については、記載のとおり補てんするものであります。
  4ページをお願いいたします。
  予算実施計画の収益的収入及び支出の主なものについてご説明いたします。
  収入の第1項1目給水収益については、前年度比0.3%減の1億8,220万8,000円を計上したところであります。
  支出の第1項1目原水及び浄水費については、浄水場などの管理費で、前年度比2.5%増の8,126万8,000円を計上しております。
  その他については記載のとおりでございます。
  5ページをお願いいたします。
  資本的収入及び支出についてご説明いたします。
  収入についてはございません。
  支出については、第1項1目施設費は、前年度比49.7%減の1億2,016万円を計上しております。
  以上で工業用水道事業会計の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○浅野目幸一予算特別委員長 以上で説明を終わります。

  ◎散     会

○浅野目幸一予算特別委員長 これで本日の日程は全部終了しました。
  なお、本委員会は3月10日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
  本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。

   午後 2時12分 散 会