第 1 回 定 例 会 会 議 録

平成25年2月27日 午前10時 開 会

      青  柳  安  展 議長       清  野  忠  利 副議長


◎出席議員(18名)
 1番   河  村     豊 議員       2番   原  田  利  光 議員
 3番   高  橋  光  男 議員       4番   細  矢  俊  博 議員
 5番   今  野     孝 議員       6番   大  場  英  雄 議員
 7番   浅 野 目  幸  一 議員       8番   加  藤  信  明 議員
 9番   阿  部  清  雄 議員      10番   阿  部  綾  子 議員
11番   高  橋  ひ ろ み 議員      12番   清  野  貞  昭 議員
13番   森  谷  政  志 議員      14番   佐  藤     直 議員
15番   奥  山  重  雄 議員      16番   秋  葉  征  士 議員
17番   清  野  忠  利 議員      18番   青  柳  安  展 議員

◎欠席議員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        石 山 泰 博
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
奥 山   元                 荒 川 妙 子  代表監査委員
         委  員  長
八 島 一 夫  農業委員会会長        伴   正 昭  消  防  長
椎 名 和 男  副  市  長        高 橋 一 郎  教  育  長
黒 田   長  総 務 部 長        植 松 敏 夫  市民生活部長
塩 野 康 二  健康福祉部長         間木野 多加志  経 済 部 長
         建 設 部 長
菊 池 修 明                 片 桐 秀 男  会計管理者
         兼水道部長
半 田   博  教 育 次 長        本 田   剛  総合政策課長
         庶 務 課 長
高 橋   昇  併選挙管理委員会       古 谷 利 明  財 政 課 長
         事 務 局 長
         監査委員                    農業委員会
梅 津 佳 之                 原 田 光 茂
         事務局長                    事務局長

◎事務局職員出席者職氏名
杉 浦 宗 義  事 務 局 長        石 垣 和 彦  事務局長補佐
井 上 正 宏  議  事 係 長        高 橋 範 一  主     事
児 玉 由希実  主     事        鈴 木 敬 一  兼務書記
井 澤 志都香  兼務書記


◎議 事 日 程

 議事日程第1号
       平成25年2月27日(水) 午前10時 開 会

 日程第 1  会議録署名議員の指名
 日程第 2  会期の決定
 日程第 3  諸般の報告
 日程第 4  請願(2件)の委員会付託
    (議 案 上 程)
 日程第 5  議第 1号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の承認に
              ついて
 日程第 6  議第 9号 東根市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部を改正する条例の
              制定について
 日程第 7  議第32号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第6号)
 日程第 8  議第33号 平成24年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
 日程第 9  議第34号 平成24年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
 日程第10  議第35号 平成24年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)
 日程第11  議第36号 平成24年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第2号)
 日程第12  議第37号 平成24年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
 日程第13  議第38号 平成24年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)
 日程第14  議第39号 平成24年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第2号)
 日程第15  議第49号 東根市固定資産評価審査委員会委員の選任について
    (説明・質疑・討論・表決)
    (委員会提出議案上程)
 日程第16  発議第1号 東根市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第17  発議第2号 東根市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について
    (説明・質疑・討論・表決)
    (議 案 上 程)
 日程第18  平成25年度施政方針表明
 日程第19  議第 2号 東根市消防長の任命資格を定める条例の設定について
 日程第20  議第 3号 東根市予算の執行に関する市長の調査等の対象となる法人を定める条
              例の設定について
 日程第21  議第 4号 東根市新型インフルエンザ等対策本部条例の設定について
 日程第22  議第 5号 東根市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する
              基準を定める条例の設定について
 日程第23  議第 6号 東根市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営
              並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果
              的な支援の方法に関する基準を定める条例の設定について
 日程第24  議第 7号 東根市市道の構造の技術的基準等を定める条例の設定について
 日程第25  議第 8号 東根市水道の布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術
              管理者の資格基準に関する条例の設定について
 日程第26  議第10号 東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定
              について
 日程第27  議第11号 東根市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例
              及び東根市障害程度区分判定審査会の委員の定数等を定める条例の一
              部を改正する条例の制定について
 日程第28  議第12号 東根市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第29  議第13号 東根市税条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第30  議第14号 東根市市民バスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の
              制定について
 日程第31  議第15号 東根市職業訓練センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正す
              る条例の制定について
 日程第32  議第16号 東根市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第33  議第17号 東根市市営住宅設置条例及び東根市市営住宅管理条例の一部を改正す
              る条例の制定について
 日程第34  議第18号 東根市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第35  議第19号 東根市民の広場及び龍興寺沼公園の設置及び管理に関する条例の一部
              を改正する条例の制定について
 日程第36  議第20号 東根市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第37  議第21号 東根市都市計画公共下水道事業受益者の負担金に関する条例の一部を
              改正する条例の制定について
 日程第38  議第22号 東根市低開発地域工業開発地区固定資産税課税免除条例及び東根市農
              村地域工業等導入地区固定資産税課税免除条例を廃止する条例の設定
              について
 日程第39  議第23号 東根都市計画事業一本木土地区画整理事業施行条例を廃止する条例の
              設定について
 日程第40  議第24号 指定管理者の指定について
 日程第41  議第25号 指定管理者の指定について
 日程第42  議第26号 指定管理者の指定について
 日程第43  議第27号 指定管理者の指定について
 日程第44  議第28号 字の区域及び名称の変更について
 日程第45  議第29号 消防救急デジタル無線整備工事請負契約の締結について
 日程第46  議第30号 市道路線の廃止について
 日程第47  議第31号 市道路線の認定について
 日程第48  議第40号 平成25年度東根市一般会計予算
 日程第49  議第41号 平成25年度東根市国民健康保険特別会計予算
 日程第50  議第42号 平成25年度東根市東根財産区特別会計予算
 日程第51  議第43号 平成25年度東根市公共下水道事業特別会計予算
 日程第52  議第44号 平成25年度東根市介護保険特別会計予算
 日程第53  議第45号 平成25年度東根市市営墓地特別会計予算
 日程第54  議第46号 平成25年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
 日程第55  議第47号 平成25年度東根市水道事業会計予算
 日程第56  議第48号 平成25年度東根市工業用水道事業会計予算
    (説     明)
 日程第57  予算特別委員会への議案付託
    (散     会)


◎本日の会議に付した事件

 議事日程第1号に同じ。

◎開     会

○青柳安展議長 皆さん、おはようございます。ただいまから平成25年東根市議会第1回定例会を開会します。

◎開     議

○青柳安展議長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、出席議員の数は18名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第1号によって進めます。

◎会議録署名議員の指名

○青柳安展議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員には、5番今野 孝議員、6番大場英雄議員、7番浅野目幸一議員、以上3名を指名します。

◎会 期 の 決 定

○青柳安展議長 次に、日程第2 会期の決定を議題とします。
 今期定例会の会期については、議会運営委員会に協議を願っておりますので、その結果を委員長から報告願います。議会運営委員長 9番阿部清雄議員。

   〔阿部清雄議会運営委員長 登壇〕

○阿部清雄議会運営委員長 おはようございます。議長の指名により、議会運営委員会における協議の結果についてご報告申し上げます。
 本日招集になりました第1回定例会の会期につきましては、去る2月21日午前9時30分から第4委員会室において議会運営委員会を開催し、提案されます議案数や一般質問の発言者数などを勘案し、慎重に協議を行いました。
 その結果、会期は本日から3月19日までの21日間とし、その間の会議などについては別紙会議予定表のとおりであり、議案の取り扱いについては、予算関係議案を予算特別委員会に付託して審査すべきものと協議になりました。
 以上、よろしくお諮りくださいますようお願い申し上げまして、ご報告といたします。
○青柳安展議長 お諮りします。ただいまの議会運営委員長報告のとおり、今期定例会の会期は本日から3月19日までの21日間とすることにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。したがって、今期定例会の会期は本日から3月19日までの21日間とすることに決定しました。

平成25年東根市議会第1回定例会会議予定表

月  日 会  議  名 開議時刻 場 所 議      事
2月27日 本  会  議 午前10時 議 場 ・開  会
・会議録署名議員の指名
・会期の決定
・請願(2件)の委員会付託
・議案上程(専決処分の承認、条例
 の一部改正、補正予算、人事案件)
 説明・質疑・討論・表決
・委員会提出議案上程
 説明・質疑・討論・表決
・議案上程
 説明
・予算特別委員会への議案付託
予算特別委員会 本 会 議
終 了 後
議 場 ・予算議案概要説明
2月28日 休         会
3月1日
3月2日
3月3日
3月4日 本  会  議 午前10時 議 場 ・会派代表質問
3月5日 本  会  議 午前10時 議 場 ・市政一般に対する質問
3月6日 休         会
3月7日
3月8日 本  会  議 午前10時 議 場 ・総括質疑
・常任委員会への議案付託
予算特別委員会 本 会 議
終 了 後
議 場 ・付託議案審査
 分科会設置及び議案の付託
総務文教常任委員会 予算特別
委 員 会
終 了 後
第3委員会室 ・所管事務調査について
経済建設常任委員会 第1委員会室
厚生常任委員会 第4委員会室
3月9日 休         会
3月10日
3月11日 予算特別委員会総務文教分科会 午前10時 第3委員会室 ・付託議案審査
予算特別委員会経済建設分科会 第1委員会室
予算特別委員会厚生分科会 第4委員会室
3月12日 予算特別委員会総務文教分科会 午前10時 第3委員会室 ・付託議案審査
予算特別委員会経済建設分科会 第1委員会室
予算特別委員会厚生分科会 第4委員会室
3月13日 総務文教常任委員会 午前10時 第3委員会室 ・付託議案審査及び所管事務調査
経済建設常任委員会 第1委員会室
厚生常任委員会 第4委員会室
3月14日 休         会
3月15日
3月16日
3月17日
3月18日 各常任・正副委員長
打ち合わせ
午前10時 各 室 ・付託議案審査報告について
3月19日 予算特別委員会 午前10時 議 場 ・分科会委員長審査報告
 質疑・討論・表決
本  会  議 予算特別
委 員 会
終 了 後
議 場 ・委員長審査報告(条例・事件決議
 予算議案)
 質疑・討論・表決
※委員会・議員提出議案上程
 説明・質疑・討論・表決
・閉  会

◎諸 般 の 報 告

○青柳安展議長 次に、日程第3 諸般の報告を行います。
 はじめに、監査委員から報告がありました平成24年11月分及び12月分の例月出納検査結果報告及び各課等に関わる定例監査の結果報告並びに財政援助団体等の監査結果報告について、その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
 次に、今期定例会に説明員として出席通知がありました者の職氏名を一覧表にしてお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。

◎請願(2件)の委員会付託

○青柳安展議長 次に、日程第4 請願の委員会付託を議題とします。
 今期定例会で受理しました請願は2件です。この2件の請願については、お手元に配付しております請願文書表のとおり、経済建設常任委員会及び厚生常任委員会に付託します。

請  願  文  書  表

平成25年第1回定例会

受理
番号
受理年月日 件     名 請  願  者 紹介議員 付託委員会
11 平成25年
2月18日
TPP交渉参加反対に関する件について 山形県東根市大字東根甲1390番地の1
東根市農業協同組合
代表理事組合長
      橋榮基
東根市農協農政対策本部
本部長   橋榮基
森 谷 政 志
秋 葉 征 士
経済建設
常任委員会
12 平成25年
2月20日
患者数が特に少ない希少疾病用医薬品(ウルトラ・オーファンドラッグ)の開発促進・支援のための法整備等を求める請願について 滋賀県彦根市野田山町1064-50
特定非営利活動法人
PADM
(遠位型ミオパチー患者会)
代表   辻 美喜男
河 村   豊 厚   生
常任委員会

◎議 案 上 程

○青柳安展議長 次に、日程第5 議第1号から日程第15 議第49号までの11議案を一括して議題とします。

◎提案理由の説明

○青柳安展議長 これから提案理由の説明を求めます。土田市長。

   〔土田正剛市長 登壇〕

○土田正剛市長 おはようございます。市議会第1回定例会に提案いたします案件について、ご説明を申し上げます。
 本定例会に提案いたします案件は 専決処分の承認1件、条例の設定7件、条例の一部改正13件、条例の廃止2件、事件決議事項8件、補正予算8件、当初予算9件、人事案件1件の計49件であります。
 このうち、専決処分の承認及び議第9号の条例の一部改正、補正予算、人事案件につきましては、先議をいただきたく初めにご説明を申し上げます。
 はじめに、議第1号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の承認についてでありますが、冬期間における除排雪作業については、市民生活の安全確保を最優先に取り組んでいるところでありますが、既決予算で不足が生じる見込みとなった市道及び農道等の除排雪事業費について緊急に増額補正の必要があったため、2月1日付で専決処分を行ったものであります。
 この結果、既決予算に7,600万円を追加し、予算総額を175億4,558万9,000円としたところであります。
 次に、議第9号 東根市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてでありますが、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第32号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第6号)についてでありますが、第1表 歳入歳出予算補正の歳入については、小田島小学校耐震改修のための国の予備費事業採択により増額となっておりますが、各事業の実績見込みに基づく国・県支出金の調整及び財源見通しによる市債の調整、財政調整基金の戻し入れなどにより減額補正を行うものであります。歳出については、共済費負担率の改定及び国の予算費追加による増額があるものの、事業の確定及び決算見込み等に基づく各種事業費の調整などにより減額補正を行うものであります。
 第2表 繰越明許費については、地方道路交付金事業及び国予備費による小学校耐震改修事業などについて平成25年度に繰り越して執行するため、繰越明許費の設定を行うものであります。
 第3表 地方債補正については、国の予備費事業採択に伴う追加及び事業費決算見込みにより限度額の変更などを行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算からそれぞれ2億8,909万8,000円を減額し、予算総額を172億5,649万1,000円とするものであります。
 次に、議第33号 平成24年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、これは一般被保険者療養給付事業等の増額補正を行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算にそれぞれ2億3,510万4,000円を追加し、予算総額を47億8,918万2,000円とするものであります。
 次に、議第34号 平成24年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、第1表 歳入歳出予算補正については、国庫支出金の確定に基づく管渠建設事業の減額及び最上川流域下水道建設事業負担金の確定に伴う減額による歳入歳出の調整等を行うものであります。
 第2表 繰越明許費については、管渠建設事業について平成25年度に繰り越して執行するため、繰越明許費の設定を行うものであります。
 第3表 地方債補正については、繰上償還による公営企業借換債の追加及び事業費決算見込みに伴う限度額の変更を行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算からそれぞれ9,944万7,000円を減額し、予算総額を20億6,235万2,000円とするものであります。
 次に、議第35号 平成24年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、決算見込みに伴う増額補正を行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算にそれぞれ125万4,000円を追加し、予算総額を29億9,540万2,000円とするものであります。
 次に、議第36号 平成24年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、これは決算見込みに伴う増額補正を行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算にそれぞれ239万円を追加し、予算総額を501万7,000円とするものであります。
 次に、議第37号 平成24年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、これは決算見込みに伴う増額補正を行うものであります。
 この結果、歳入歳出予算にそれぞれ97万5,000円を追加し、予算総額を4億2,033万8,000円とするものであります。
 次に、議第38号 平成24年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)についてでありますが、人件費の調整により収益的支出の水道事業費用を77万4,000円増額するものであります。
 次に、議第39号 平成24年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第2号)についてでありますが、水道事業会計同様、人件費の調整により収益的支出の工業用水道事業費用を14万4,000円増額するものであります。
 次に、議第49号 東根市固定資産評価審査委員会委員の選任についてでありますが、高橋 誠委員が平成25年5月31日をもって任期満了となることから、引き続き同人を選任するため、議会の同意を求めるものであります。
 なお、本人の略歴につきましては参考資料のとおりでありますので、説明を省略いたします。
 以上、先議分として提案のご説明を申し上げましたが、詳細につきましては担当部課長に説明させますので、ご審議を賜りまして原案のとおりご可決、ご承認くださいますようお願いを申し上げます。
○青柳安展議長 次に、議第9号について、庶務課長に補足説明を求めます。高橋庶務課長。

   〔高橋 昇庶務課長併選挙管理委員会事務局長 登壇〕

○高橋昇庶務課長併選挙管理委員会事務局長 議長の指示により、補足してご説明を申し上げます。
 議案書No.2の199ページ、参考資料の9ページをお願いします。
 議第9号 東根市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。
 地方自治法の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
 改正の概要につきましては、東根市議会政務調査費の交付に関する条例において、「政務調査費」の名称を「政務活動費」とし、その経費を充てることができる範囲及び政務活動費の使途の透明性を確保する事項等を規定したものであります。
 また、東根市特別職報酬等審議会条例におきまして、「政務調査費」の名称を「政務活動費」とし、東根市証人等の実費弁償に関する条例において、関係規定の改正、文言の整理を行うものであります。
 条例の施行は、本年3月1日からとしております。
 以上ご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○青柳安展議長 次に、議第1号及び議第32号から議第37号までの7議案について、財政課長に補足説明を求めます。古谷財政課長。

   〔古谷利明財政課長 登壇〕

○古谷利明財政課長 議長の指名により、補足して説明を申し上げます。
 議案書のNo.1の1ページをお願いいたします。
 議第1号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の承認について、ご説明いたします。
 先ほど市長から補正額並びに補正後の予算総額について説明いたしましたので、私からは事項別明細などの主なものについてご説明いたします。
 6ページをお願いいたします。
 2の歳入につきましては、第19款繰入金第2項1目財政調整基金繰入金について7,600万円の増額を行ったものです。
 3の歳出では、第6款農林水産業費第1項5目農地費に農道除雪事業として400万円を、第8款土木費第2項2目道路維持費に市道除排雪事業として7,200万円をそれぞれ増額補正したものです。
 次に、議案書No.2の244ページをお願いいたします。
 議第32号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第6号)について、ご説明いたします。
 248ページをお願いいたします。
 第2表 繰越明許費補正ですが、繰越明許の追加として第8款土木費第2項道路橋りょう費の地方道路交付金事業について、用地交渉等に日数を要したことから市道3路線の事業について繰越額を設定するものです。
 第10款教育費第2項小学校費の小学校耐震改修事業は、小田島小学校の耐震改修について国の東日本大震災復興特別会計の予備費で補助金が追加採択されたことに伴い、事業費を全額繰り越すため追加するものです。
 249ページをお願いいたします。
 第3表 地方債補正の1 地方債の追加では、先ほどの小田島小学校耐震改修事業に伴う借入れを行うため追加するものです。
 2の地方債の変更は、道路橋りょう整備事業から公共土木施設災害復旧債まで、財源の見通し及び事業費の確定による借入額の変更に伴い、それぞれ起債限度額の減額を行うものです。
 253ページをお願いいたします。
 次に、2の歳入の主なものについてご説明いたします。
 第9款国有提供施設等所在市町村助成交付金及び第10款地方特例交付金の減収補てん特例交付金につきましては、それぞれ交付実績に基づき増額するものです。
 第13款民生費負担金は保育所入所費を、第14款民生費使用料は児童センター入所費を、それぞれ実績見込みに基づき減額計上しております。
 255ページをお願いします。
 第15款国庫支出金第2項国庫補助金につきましては、各事業費の実績に基づく減額が主なものですけれども、第5目教育費国庫補助金の学校施設環境改善交付金の合計5,656万円につきましては、国の特別会計の予備費による追加採択に伴い新規計上するものです。
 257ページをお願いいたします。
 第16款県支出金第2項県補助金につきましても、各事業の実績見込み等に基づく増額・減額調整を行っております。
 259ページをお願いします。
 第19款繰入金第2項1目財政調整基金繰入金では、財源調整のため1億2,676万1,000円の減額を行うものです。
 第22款市債は、それぞれの事業において事業費等の確定に伴う起債額の補正を行っております。7目教育債は、国の予備費事業の追加採択に伴う、小田島小学校の耐震改修事業による新規借入れ6,600万円の増額補正です。
 261ページをお願いします。
 3 歳出の主な内容についてご説明いたします。
 第1款議会費第1項1目議会事業の共済費29万5,000円の増額や、次の第2款総務費第1項1目人事管理事業の共済費344万9,000円については、基礎年金拠出金分の共済費負担率が年度途中に改定されたことに伴う補正で、一般会計全体では約1,800万円の増額となるものです。
 263ページをお願いします。
 第3款民生費第1項社会福祉費の各事業につきましては、各事業の実績見込みに基づく増額・減額の補正を計上しております。
 265ページ、5目の自立支援医療給付事業につきましては、厚生医療の実績見込みに基づき1,240万6,000円の増額計上です。
 267ページをお願いします。
 第2項児童福祉費6目医療給付費では、実施見込みに伴い、子育て支援医療経付事業の1,300万円を増額計上しています。
 第3項生活保護費2目扶助費では、生活保護扶助事業で医療扶助の増加などにより860万4,000円の増額補正を行います。
 269ページをお願いします。
 第6款農林水産業費第1項3目農業振興費では、271ページをお願いいたします、農林水産業創意工夫プロジェクト支援事業は、県の追加採択に伴い105万9,000円の増額補正を行っています。
 273ページをお願いします。
 第7款商工費第1目3目観光費の観光事業の100万円の増額は、市が観光物産協会と温泉協同組合と共同で観光パンフレットを作成するための負担金を新規計上し、4目企業誘致対策費の企業奨励補助事業では、企業への補助金の額の確定に伴い1,403万7,000円の減額補正を行うものです。
 第8款土木費第2項1目道路橋りょう総務費の県施工事業の負担金1,745万4,000円は、県道寒河江村山線及び東根長島線の事業促進に伴う増額です。また、3目の道路施設改良費につきましては、事業費の確定に伴う減額補正を計上しております。
 275ページをお願いします。
 第4項都市計画費2目街路事業費では、東根地区まちづくり交付金事業の完了など、それぞれの事業費の確定等に伴い減額補正を行っております。
 279ページをお願いします。
 第10款教育費第2項3目施設維持費の小学校耐震改修事業は、小田島小学校改修事業について国の予備費による追加採択に伴い、1億2,453万3,000円を新規計上するものです。
 次に、285ページをお願いします。
 議第33号 平成24年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、ご説明いたします。
 289ページをお願いします。
 2の歳入につきましては、第4款県支出金の財政調整交付金4,000万円を計上し、第5款療養給付費等交付金では、1目の退職者療養給付費等交付金と2目の退職被保険者等交付金で、それぞれ実績見込みに基づき減額と増額を行い、合わせて6,335万8,000円の増額を行うものです。
 291ページをお願いします。
 第9款繰入金第1項一般会計繰入金は、事務費繰り入れなどそれぞれの区分に従い、合計で583万1,000円を増額し、第2項給付基金繰入金では2,775万7,000円を増額計上するものです。
 293ページをお願いします。
 3 歳出ですが、第2款保険給付費第1項1目一般被保険者療養給付費は、実績見込みによる1億5,759万5,000円の増額補正。第2項1目一般保険者高額療養費につきましても、実施見込みによる939万3,000円の増額補正です。
 295ページをお願いいたします。
 第3款後期高齢者支援金等では、実績見込みにより2,762万3,000円を増額補正するものです。
 次に、297ページをお願いします。
 議第34号 平成24年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、ご説明いたします。
 299ページをお願いします。
 第2表の繰越明許費ですが、公共下水道事業費(公共)の管渠建設事業については、事業実施に際し、県道管理者との協議に日数を要したことから、翌年度へ繰越額を2,600万円と設定するものです。
 次に、第3表 地方債補正ですが、1の地方債の追加は、利率の高い公営企業債について補償金免除で繰上償還を実施するため、借換分として1億4,620万円を借り入れるため追加するものです。
 2の地方債の変更は、管渠建設事業及び最上川流域下水道(村山処理区)建設事業負担金について、事業費の決算見込みにより起債限度額の変更を行うものです。
 302ページをお願いします。
 2の歳入につきましては、第1款下水道費負担金及び第2款下水道使用料は、決算見込みによりそれぞれ増額補正を行い、第3款公共下水道事業費国庫補助金は、事業費の確定に伴い、浸水対策費補助金と管渠建設費補助金の減額補正を行うものです。
 第4款繰入金1目一般会計繰入金は、決算見込みにより205万5,000円の減額を行います。
 306ページをお願いします。
 3の歳出ですが、第1款公共下水道事業費第1項3目管渠建設費で、管渠建設事業のそれぞれの区分ごとの事業費を調整するとともに最上川流域下水道(村山処理区)建設事業負担金については、実績に基づく負担金の額の確定により3,812万5,000円の減額補正を行うものです。
 308ページをお願いいたします。
 第2款公債費第1項1目元金は、1億4,620万8,000円の繰上償還を計上し、財源としては借換債を充てるものです。
 次に、310ページをお願いいたします。
 議第35号 平成24年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、ご説明いたします。
 313ページをお願いします。
 2の歳入につきましては、第1款介護保険料と第7款第2項介護給付基金繰入金の組み替え補正、第3款国庫支出金と第5款県支出金の組み替え補正を行い、第7款第1項一般会計繰入金では、事務費等に係る一般会計からの繰入金125万4,000円を計上しております。
 315ページをお願いします。
 3の歳出ですが、第1款総務費1項総務管理費では、介護保険システムの改修費など125万4,000円を増額補正しております。
 第2款保険給付費では、第1項介護サービス等諸費、第2項介護予防サービス等諸費及び第4項高額介護サービス費で、それぞれ決算見込みに基づき事業費の組み替えを行うものです。
 次に、317ページをお願いいたします。
 議第36号 平成24年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第2号)について、ご説明いたします。
 320ページをお願いします。
 2の歳入では、第1款使用料及び手数料の1目使用料で、墓地使用料の実績に基づき239万円を増額補正し、3の歳出、第1款一般会計繰出金で同額を一般会計に繰り出すものです。
 次に、322ページをお願いいたします。
 議第37号 平成24年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、ご説明いたします。
 325ページをお願いいたします。
 2の歳入では、実績見込みにより、第5款第3項1目健康診査受託料を97万5,000円増額補正し、3 歳出の第3款保健事業費の健康診査受託事業に同額を計上するものです。
 以上、一般会計及び5つの特別会計の補正予算の説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。
○青柳安展議長 次に、議第38号及び議第39号について、水道部長に補足説明を求めます。菊池水道部長。

   〔菊池修明建設部長兼水道部長 登壇〕

○菊池修明建設部長兼水道部長 議長の指示によりまして、補足説明を申し上げます。
議案書No.2の327ページをお願いいたします。
 議第38号 平成24年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)について、ご説明いたします。
 最初に第2条でありますが、平成24年度東根市水道事業会計予算に定めた収益的支出の予定額を補正するものであり、第1款水道事業費用を77万4,000円増額し、9億2,456万3,000円とするものであります。
 次に、第3条でありますが、(1)の職員給与費について同額を補正するものであります。
 次のページをお願いいたします。
 補正の内容といたしましては、共済負担率の変更による人件費の増であり、収益的支出の第1款水道事業費用の補正予定額を77万4,000円とし、第1目原水及び浄水費など3つの科目において各々法定福利費を補正するものであります。
330ページをお願いいたします。
次に、議第39号 平成24年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第2号)について、ご説明いたします。
 最初に第2条でありますが、平成24年度東根市工業用水道事業会計予算に定めました収益的支出の予定額の補正をするものであり、第1款工業用水道事業費用を14万4,000円増額し、1億3,972万3,000円とするものであります。
 次に、第3条でありますが、(1)の職員給与費について同額を補正するものであります。
 次のページをお願いいたします。
 補正の内容といたしましては、水道事業会計同様、共済負担率の変更による人件費の増であり、収益支出の第1款工業用水道事業費用の補正予定額を14万4,000円とし、第2目の配水及び給水費の法定福利費を補正するものであります。
 以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○青柳安展議長 以上で提案理由の説明を終わります。
 ここでお諮りします。ただいま議題となっております11議案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、議第1号、議第9号、議第32号から議第39号及び議第49号の11議案については、委員会付託を省略することに決しました。

◎議第 1号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の承認について

○青柳安展議長 これから議第1号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時38分 休 憩


   午前10時38分 開 議

○青柳安展議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第1号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の承認について、採決をします。
 議第1号は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、議第1号は原案のとおり承認されました。

◎議第 9号 東根市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部を改正する条例の制定について

○青柳安展議長 次に、議第9号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時39分 休 憩


   午前10時39分 開 議

○青柳安展議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第9号 東根市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、採決をします。
 議第9号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、議第9号は原案のとおり可決されました。

◎議第32号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第6号)

○青柳安展議長 次に、議第32号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時40分 休 憩


   午前10時40分 開 議

○青柳安展議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第32号 平成24年度東根市一般会計補正予算(第6号)について、採決をします。
 議第32号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、議第32号は原案のとおり可決されました。

◎議第33号 平成24年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

○青柳安展議長 次に、議第33号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時40分 休 憩


   午前10時41分 開 議

○青柳安展議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第33号 平成24年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、採決をします。
 議第33号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、議第33号は原案のとおり可決されました。

◎議第34号 平成24年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)

○青柳安展議長 次に、議第34号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時41分 休 憩


   午前10時41分 開 議

○青柳安展議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第34号 平成24年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、採決をします。
 議第34号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、議第34号は原案のとおり可決されました。

◎議第35号 平成24年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)

○青柳安展議長 次に、議第35号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時42分 休 憩


   午前10時42分 開 議

○青柳安展議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第35号 平成24年度東根市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、採決をします。
 議第35号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、議第35号は原案のとおり可決されました。

◎議第36号 平成24年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第2号)

○青柳安展議長 次に、議第36号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時43分 休 憩


   午前10時43分 開 議

○青柳安展議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第36号 平成24年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第2号)について、採決をします。
 議第36号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、議第36号は原案のとおり可決されました。

◎議第37号 平成24年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)

○青柳安展議長 次に、議第37号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時44分 休 憩


   午前10時44分 開 議

○青柳安展議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第37号 平成24年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、採決をします。
 議第37号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、議第37号は原案のとおり可決されました。

◎議第38号 平成24年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)

○青柳安展議長 次に、議第38号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時45分 休 憩


   午前10時45分 開 議

○青柳安展議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第38号 平成24年度東根市水道事業会計補正予算(第2号)について、採決をします。
 議第38号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、議第38号は原案のとおり可決されました。

◎議第39号 平成24年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第2号)

○青柳安展議長 次に、議第39号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時45分 休 憩


   午前10時46分 開 議

○青柳安展議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第39号 平成24年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第2号)について、採決をします。
 議第39号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、議第39号は原案のとおり可決されました。

◎議第49号 東根市固定資産評価審査委員会委員の選任について

○青柳安展議長 次に、議第49号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、討論ですが、本案は人事案件ですので討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。したがって、討論を省略することに決しました。
 これから議第49号 東根市固定資産評価審査委員会委員の選任について、採決をします。
 議第49号は、原案に同意することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、議第49号は原案に同意することに決しました。

◎委員会提出議案上程

○青柳安展議長 次に、日程第16 発議第1号及び日程第17 発議第2号を議題とします。

◎提案理由の説明

○青柳安展議長 はじめに、発議第1号及び発議第2号の委員会発議について、議会運営委員長に提案理由の説明を求めます。議会運営委員長 9番阿部清雄議員。

   〔阿部清雄議会運営委員長 登壇〕

○阿部清雄議会運営委員長 議長の指名により、発議第1号 東根市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について及び発議第2号 東根市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、以上2議案について提案理由の説明を申し上げます。
 提案いたします2議案については、地方自治法における地方議会制度の議会運営に関する規定が改正されたため、本市議会委員会条例及び会議規則の改正を行うものです。
 はじめに、発議第1号についてでありますが、これまで地方自治法で定められていた委員会に関する規定を条例に委任することとされたため、所要の改正を行うものです。
 改正の内容は、委員会の選任方法、在任期間等についての規定を本市議会委員会条例に新たに規定するものであります。
 次に、発議第2号についてでありますが、これまでの委員会のみに認められていた公聴会の開催、参考人の招致について、本議会においてもできることとされたため、所要の改正を行うものです。
 改正の内容は、本会議における公聴会の開催、参考人の招致についての制度を本市議会会議規則に新たに規定し、併せて条番号の整理を行うものであります。
 以上、提案理由を申し上げましたが、何とぞご理解を賜りまして、原案のとおりご可決くださいますようお願いを申し上げ、説明を終わります。
○青柳安展議長 以上で提案理由の説明を終わります。

◎発議第1号 東根市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について

○青柳安展議長 これから発議第1号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時50分 休 憩


   午前10時50分 開 議

○青柳安展議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 発議第1号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから発議第1号 東根市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、採決をします。
 発議第1号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。

◎発議第2号 東根市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について

○青柳安展議長 次に、発議第2号について質疑を行います。ご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 質疑もありませんので、これで終わります。
 ここで暫時休憩します。

   午前10時50分 休 憩


   午前10時51分 開 議

○青柳安展議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 発議第2号についての討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから発議第2号 東根市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、採決をします。
 発議第2号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。

◎議 案 上 程

○青柳安展議長 次に、日程第18 平成25年度施政方針表明並びに日程第19 議第2号から日程第56 議第48号までの38議案を一括して議題とします。

◎平成25年度施政方針表明
◎提案理由の説明

○青柳安展議長 これから平成25年度施政方針表明並びに提案理由の説明を求めます。土田市長。

   〔土田正剛市長 登壇〕

○土田正剛市長 本日ここに、平成25年東根市議会第1回定例会において、新年度予算をはじめ重要案件のご審議をお願いするに当たり、私の市政運営に対する所信の一端を申し述べ、市議会並びに市民の皆様のご理解とご支援を賜りたいと存じます。
 昨年は、ロンドンオリンピックでのメダルラッシュや山中教授のノーベル賞受賞などの明るい話題もありましたが、全体的には、経済の停滞に伴う重苦しい雰囲気の中にありました。
 そのような中、最大の出来事は、年末に執行された衆議院議員総選挙による政権交代でありました。選挙の争点となったのは、一向に回復の糸口が見出せない景気の動向であります。
 政権が交代し、新政権への期待感が高まり、「アベノミクス」と言われる経済政策や日銀との政策連携が発表されたことなどにより、為替レートや株価は改善の兆しを見せております。一日も早く、実体経済に反映され、地方でも実感できることを願うものであります。
 このたび発表された平成25年度政府予算案を見ますと、インフラ整備や防災など公共事業への重点投資を盛り込んだ経済対策は評価するものの、地方公務員給与の削減を名目にした地方交付税の大幅な削減は、地方自治の根幹に関わる問題でもあり、また、財政力の弱い基礎自治体ほど、その影響を大きく受けることから、憂慮しているところであります。
 なお、先に発表された、国の経済再生へ向けての事業規模で20兆2,000億円に及ぶ緊急経済対策を受けて、本市でも、新年度予算に計上された事業や国が定める防災・減災、地域活性化に係る事業を中心に積極的に前倒しで実施をし、地域経済のいち早い活性化に努めてまいります。
 平成25年度は、東根市にとって、今後、百年に一度のまちづくりの正念場となる、県立東根中高一貫校(仮称)や公益文化施設の整備に向けた骨格が具体化する重要な年であります。
 中高一貫校につきましては、平成28年4月の開校に向け、現在、県教育委員会が組織する開校整備委員会において、教育課程の編成や施設整備等について検討されております。平成25年度中に基本設計や実施設計が行われ、学校全体の具体像が見えてきます。「高い志」、「創造的知性」、「豊かな人間性」を持った、次代を担う有為な人材が多数輩出される魅力的な学校になるものと確信しております。
 また、この中高一貫校とともに、市内の小中学校の教育力の向上や児童生徒数の変化も大きな課題として捉えており、今後その方策について検討してまいります。
 一方、市民待望の公益文化施設の整備につきましては、先般、市民検討委員会の報告書等をもとに基本構想・基本計画を策定いたしました。新年度においては、PFI導入可能性調査の結果に基づき、実施方針の策定や民間事業者の公募を行い、平成28年11月オープンに向けて諸準備を進めてまいります。
 本市の中心市街地に、中高一貫校と公益文化施設、さらに都市公園を含め、これらを一体的に配置し、伸び行く東根市の顔としてふさわしい、広大な「学びと憩いの空間」を創出してまいります。
 そして、東根工業高校跡地に建設を計画しております社会体育施設につきましても、いよいよ整備に向けた概略設計に着手いたします。
 文化と教育が響き合い、風格のあるまちづくりに豊かな彩を添えるこれらの施設整備につきましては、山形県と連携を図り、全力を挙げて取り組んでまいります。
 本市の1月1日現在の人口は、4万7,515人となっており、平成23年8月に4万7,000人を突破した後も、順調に増加を続けております。人口減少社会を反映して県内の人口も年々大幅に減少している中で、特筆すべき現象であります。これは、諸先輩方が築き上げてきた都市基盤、産業基盤に加え、本市のシンボリックな政策である、魅力的な子育て支援策が高く評価され、支持されているからだと自負しております。その結果、合計特殊出生率においても、13市の中で第1位となっております。
 その子育て支援策が、新年度はさらに充実いたします。
 春燗漫の中、子どもの日である5月5日に、基本構想・基本計画の策定から3年半の歳月を経て、「子どもの遊ぴ場」がグランドオープンを迎えます。多数の応募があった中から、愛称を決定し、全体のキャッチフレーズを“あつまれ、遊びの天才!「ひがしねあそびあランド」ヘ!”としたいと思っております。
 歓声を上げながら、大空のもとで伸び伸びと遊ぶ子どもたちの笑顔と姿は、まさに、本市子育て支援の基本コンセプトである「遊びから学ぶ」の具現化そのものであります。
 多くの利用者で賑わっている東根市農協の産直施設「よってけポポラ」との相乗効果で、県内からはもちろんのこと、仙台方面からも多数の利用客が見込まれるものと大きな期待を寄せているところであります。子どもたちに親しまれ、子育て支援の象徴的な施設となるよう、指定管理者とともに、安全対策はもちろんのこと、運営に万全を期してまいります。
 また、先駆的に取り組んできた子どもの医療費の無料化については、新年度からは、小学生については完全無料化、中学生については入院費を無料化にするなど、大幅に制度を拡充し、子育て世帯の負担の軽減を図るものであります。
 長引く景気の低迷や電力問題などで、日本の産業界は極めて深刻な状況に置かれております。市内立地企業においても、この余波によって大きな影響を受けております。
 4つの工業団地には、製造業を中心に50社を超える企業が立地し、約8,000名の雇用が確保されております。これらの企業の設備投資を促し、雇用を守るためにも、多額の財源を投下する企業奨励補助金制度でありますが、これらの現状を鑑み、さらに3年間延長することにしました。
 また、市内の事業所と就労者の雇用を守り育てるべく、経営基盤の安定化と競争力の強化を図るため、従来の制度をリニューアルした「商工業みらい応援事業」の創設に加え、地域経済の活性化に大きな効果を生み出している「住宅新築・リフォーム事業」をさらに延長し、実施してまいります。
 そして、本市の経済を語る上で欠くことのできない農業についてでありますが、原発事故による風評被害につきましては、観光果樹園への来客数に見られるように、依然として完全回復には至っておりません。さらに、TPP参加問題や後継者対策など、農業を取り巻く環境は一層厳しさを増しております。
 今後も目まぐるしく変革が予想される農業政策へ的確に対応するとともに、農協と連携しながら、年々確かな手応えを感じている国内の主要市場等におけるトップセールスを積極的に行い、「果樹王国ひがしね」ブランドを全国に発信してまいります。
 昨年4月に開館した東根公民館は、生涯学習と地域づくりの拠点施設として活発に事業が展開されております。一方、神町公民館は、手狭な駐車スペースや耐震性など、多くの課題が地区民の交流と活動の障害となっておりました。
 このため、移転後の市民プールの跡地に、平成28年度の開館に向けて、防災機能をも併せ持った公民館として新たに整備を進めてまいります。
 本市は、昭和33年に市として産声をあげてから、新年度で55周年の節目の年を迎えます。また、時を同じくし、これまで市民の皆様の憩いの場として親しまれてきた市民交流広場は、中高一貫校等の工事に伴い、その役目を終えることになります。
 このことから、市制施行55周年を祝うとともに、「市民交流広場メモリアルイベント」として、昨年大好評を博したグルメイベントをさらにバージョンアップして実施するなど、市民交流広場を会場に各種事業を展開し、賑わいを創出しながら、市民の皆様の記憶に残る記念事業を実施してまいります。
 以上申し上げましたように、本市は、これから四、五年の間に、さらなる発展を約束するかのごとく、大きな変貌を遂げることになり、いやが上にも高揚感が高まるところであります。
 今後とも、市民力、地域力の向上に努めながら、市政全般のレベルアップを図り、目指す都市像である「しあわせつくる学びと交流のまち」の実現に向けて、主要プロジェクトをはじめとする各種事業を積極的かつ着実に推進してまいります。
 続きまして、平成25年度の施策の大綱につきまして、総合計画に掲げる5つの目標に沿って説明いたします。
 第1に、「だれもがやすらぎと充実、しあわせを実感できるまち」について申し上げます。
 子育てしやすい環境の充実につきましては、「子どもの遊び場」の愛称が定まり、オープンに向けた準備が進んでおります。市内外から大勢の来場者が訪れ、本市のランドマークの一つとなるよう、魅力の創出に努めてまいります。
 安全管理には十分配慮し、プレイリーダーの適切な指導のもとに多彩な遊びを提供し、子どもたちの成長を育んでまいります。
 「(仮称)東部子育てサポートセンター」につきましては、平成27年度の開所に向け、新年度は用地買収や造成工事に着手してまいります。
 また、子育て支援施策の中心として実施してまいりました医療費の無料化につきましては、制度を拡充し、小学校6年生までの通院・入院費と中学校3年生までの入院費について無料化を実施いたします。
 さらに、転入世帯など孤立しがちな世帯を対象とする看護師訪問や、子育て相談と母親同士の交流促進のため、地域において各種サロン等を開催する「みんなで子育て推進事業」を新たに実施し、母親のネットワーク構築や子育てに係る悩みの解消と負担軽減を図ってまいります。
 3月1日には、長瀞地区待望の学童保育所が開所式を迎える運びとなりました。これで、市内全地区に学童保育所が整うことになります。今後とも、放課後児童の安全確保と健全育成を推進してまいります。
 次に、高齢者への支援についてでありますが、本市の高齢者数は、平成26年度には1万1,500名を超え、高齢化率は24.5%に達するものと推計されております。
 健康診査など高齢者の健康増進に関する事業をはじめ、高齢者いきいきサロン推進事業、おでかけさぽーとタクシー事業等により、高齢者の健康維持と社会参加を促進してまいります。
 昨年12月に高齢者世帯等雪下ろし支援事業をリニューアルし、地域生活支援体制を強化いたしました。また、新年度より、在宅福祉サービスの一つである「家族介護用品支給事業」の助成内容を拡充してまいります。
 さらに、従来からの支援体制に加え、老人福祉相談員や福祉推進員等の人的支援や関係団体との連携により、地域全体で高齢者福祉の向上に取り組んでまいります。
 障害者福祉に関しては、現在、「ともに支えあい自分らしく暮らすしあわせと安心のまちの実現に向けて」をメインテーマとし、障害者福祉計画を策定中であります。
 今後、本計画に基づき、障害の有無に関わらず、誰もが地域社会で安心して暮らせるまちづくりを目指し、取り組んでまいります。
 健康づくりに関しては、生活習慣病予防など生涯を通じた健康づくりの観点から、「悠遊健歩事業」をはじめとした健康増進事業を実施するとともに、各種検診事業や予防接種事業を推進いたします。
 健康の源となる食につきましては、食育推進計画に基づき、郷土料理本の作成事業など、関係団体と協力しながら食を通じた健康増進の普及啓発に努めてまいります。
 また、突然の事故や疾病に的確に対応し、良質な医療を提供する医療機関の存在が重要となります。地域医療においては、特に二次医療機関の役割が大きいため、北村山公立病院の経営基盤の安定化と充実を図ってまいります。
 適正な社会保障の実施に関しては、少子高齢化の進展から、社会保障への負担が顕箸になってまいります。本市の国民健康保険事業は、これまで、将来予測に基づく税負担と基金の有効活用等によって健全運営に努めてまいりました。しかし、今年度に入り、高額な医療費の伸びなどの要因から、医療費全体として大幅な増加が見込まれております。この医療費の伸びが国保事業に与える影響は深刻であり、今後も継続することが予測されます。
 そのため、平均で9.8%増となる国民健康保険税の税率改定を見込んだところです。
 また、国保事業会計の健全運営を図るため、一般会計からの繰り出しを実施してまいります。これは、公平な税負担の原則に立ちながらも、医療費の増加に伴う被保険者の急激な負担の増加に配慮し、これに対応できるよう措置するものであります。
 介護保険事業につきましても、適正な給付と負担のバランスに配慮した制度運営に努めてまいります。
 次に、消防と防災の充実につきましては、消防救急デジタル無線整備を当初の予定を早めて実施しており、新年度においても引き続き取り組んでまいります。また、消防ポンプ自動車に関しては、化学消防ポンプ車を更新し、消防体制を充実いたします。
 防災につきましては、災害に強いまちづくりを進めるため、昨年11月、埼玉県朝霞市と「災害相互援助協定」を締結したところであります。また、現在、先の震災の教訓を踏まえ、地域防災計画の見直しを行っております。
 新年度においては、市内の各中学校等に非常用自家発電機を設置することにより、全ての収容避難所において被災時の対応力を強化いたします。
 さらに、シンポジウムの開催や各世帯へのハザードマップの配布を通じ、防災に対する啓発を進めてまいります。
 防災拠点は、非常時の電源確保が不可欠であることから、中心的な防災拠点施設に再生可能エネルギーを活用する施設整備を実施いたします。この事業に基づき、新年度は、市庁舎に太陽光発電システムと蓄電池等を整備してまいります。
 第2に、「環境・自然・歴史・文化が調和する風格とうるおいのまち」について申し上げます。
 本市は、これまで率先して環境保全に係る施策を推し進め、行政が果たすべき役割を担ってまいりました。新年度は、6回目の更新を目指す環境ISO14001の認証取得のほか、「大けやき環境基本計面」を見直し、環境負荷の低減による持続可能な社会の構築に向けて取り組んでまいります。
 低炭素社会の実現に向けては、住宅への太陽光発電設備の普及事業や公衆街路灯のLED化を進めてまいります。また、資源回収事業など各種リサイクル事業の推進によって、廃棄物の減量化による循環型社会の構築を目指してまいります。
 清冽で豊かな水環境を保全する生活排水対策につきましては、合併処理浄化槽の整備による個別処理と公共下水道の整備普及による面的な整備とを連携し、効果的に推進してまいります。また、公共下水道事業は、第7期計画に向けた全体計画の見直しを行い、整備区域の拡大を行うとともに、布設から長期間経過した下水道の老朽管対策として、長寿命化対策事業を引き続き実施してまいります。
 都市景観の形成につきましては、先に改訂いたしました都市計画マスタープランに基づき、地域の特性に応じた計画的な土地利用を進め、自然と都市環境が調和した街並みの形成を図ってまいります。
 第3に、「魅力にあふれ、にぎわいと活力に満ちたまち」について申し上げます。
 交流の促進につきましては、これまで、友好都市である東京都中央区、北海道新得町と観光物産PRや子ども交流事業等を通じ、順調に交流を深めてまいりました。
 また、昨年度、市民レベルの交流を契機に友好都市の盟約を結んだ宮城県東松島市を含め、各友好都市との交流を継続してまいります。
 新年度は、「子どもの遊び場」のオープンを前に、東松島市の子どもたちや市内で避難生活を送る子どもたちを招き、屋外の施設で楽しく遊ぶことで不便な生活から解放し、心のケアに努めながら交流を図ってまいります。
 都市基盤の整備充実に関しては、整備の進む東北中央自動車道と追加インターチェンジをはじめ、関連する主要地方道寒河江村山線、県道東根長島線や西回り広域道路の主要地方道山形天童線など、まちづくりの基本となる国・県の道路整備の進捗状況を注視し、積極的に協力してまいります。
 国の社会資本整備総合交付金事業として、西部地区では、野田荒小屋線、蟹沢最上川線、長瀞2号線、松沢1号線、中部地区では、五間通り線、大木沢1号線、東部地区では、原宿上悪戸線、関山長坂線、水溜間木野2号線等の整備を進めてまいります。
 また、新たに神町駅前線と神町東14号線第2工区の整備を始め、橋梁では、郡中橋等の修繕工事を行い、長寿命化を図ってまいります。
 市単独の道路新設改良事業では、既に着手している瀬戸山1号線をはじめ、長瀞南1号線、宮崎5号線、野田6号線・7号線、東根蟹沢線のほか、新たに、三ツ屋1号線、本丸8号線、野川小原線の整備に着手いたします。
 地域の定住環境を改善する生活密着道路につきましては、島2号線、向原2号線、柳沢線、柏原東線の側溝整備や猪野沢3号線の局部改良等に取り組みます。
 「子どもの遊び場」東側に整備を進めるグラウンドゴルフ場は、事業認可の取得と用地買収を実施してまいります。
 常に安心で安全な飲料水を供給するため、沼沢・猪野沢簡易水道統合事業を継続するとともに、水道施設の耐震補強と老朽管の更新を進めてまいります。
 高齢者など移動手段を持たない交通弱者にとって、市民バスは欠かせない公共交通機関としての役割を果たしております。そのため、新年度に、これまで空白地帯となっておりました泉郷地区を対象に実証運行を開始いたします。
 震災時にその存在感を増した山形空港につきましては、東京便の複数化に向け、山形空港利用拡大推進協議会の活動を通じて航空会社への働きかけを実施してまいりました。新年度も、関係団体と協力し、定期便拡大への取り組みや利用促進事業を推進し、空港の利用拡大と機能強化を図ってまいります。
 農林業の振興につきましては、厳しい経営環境に対応するため、生産基盤の充実等を図ってまいります。
 農業者団体が実施する小規模な農道・かんがい排水設備等の整備に対し、従来の補助基準を見直し、調査設計への補助の新設と対象事業への補助率拡大を行い、支援体制を拡充いたします。
 果樹栽培に関しては、本市特産のさくらんぼの品質向上と安定生産を目指し、加温・無加温ハウスや高生産性雨除け施設など、生産基盤の整備促進と受粉環境の整備を継続することに加え、リンゴ、ラ・フランス等の主力果実においても生産の安定化と高品質化を図ってまいります。
 安定生産と高い収益を兼ね備えた農業は、現在の農業が抱える諸課題の解決に向けて大きな突破口になってまいります。
 本市が誇る品質の高い農産物を足掛かりに、農協とともに主要市場へのトップセールスを継続いたします。また、新たに、仙台駅や都内地下鉄を活用したPRに取り組み、「果樹王国ひがしね」を全国に発信いたします。さらに、関西方面での新たな市場拡大に挑み、高い知名度と有利な価格形成を図りながら、収益の高い魅力ある農業を目指してまいります。
 有害鳥獣対策に関しては、地域の対策協議会や猟友会等と連携し、追い払い活動や駆除を実施してまいります。また、「鳥獣被害対策交付金事業」を活用し、電気柵設置による被害防止と営農環境の確保を進めてまいります。
 林業振興においては、定期的に林道の維持管理を行い、森林施業に必要となる作業地へのアクセスと資機材運搬のための環境整備を図ってまいります。また、間伐や松くい虫防除事業のほか、ナラ枯れ被害対策事業を実施し、健全な森林の保全と公益的機能の強化を図ってまいります。
 商工業の振興につきましては、長引く景気低迷を反映し、事業者の経営環境は厳しい状況が続いております。また、国の金融支援策である「中小企業金融円滑化法」が、この3月で終了するなど、さらに厳しい局面が想定されております。
 そのため、運転資金や設備資金に係る対象限度額を拡大し、従来の利子補給制度を拡充した「商工業みらい応援事業」を実施し、中小商工業者の経営基盤の強化を図ってまいります。
 本市独自の企業奨励補助金制度につきましては、新年度においても継続実施し、企業の競争力強化を図りながら安定雇用に結びつけてまいります。
 地域経済への波及効果が大きい「住宅新築・リフォーム支援事業」につきましても、引き続き取り組み、地域経済の活性化を図ってまいります。
 観光の振興に関しては、先に策定しました観光基本計画に沿って、市民が親しみ、誇れる観光地づくりを目指し、関係団体と連携しながら取り組んでまいります。
 参加者が1万2,000名を突破した東北最大規模の大会となりました「さくらんぼマラソン大会」は、6月9日に12回目の開催を迎えます。
 参加者をお迎えする「おもてなしの心」はもちろんのこと、大会運営に一層の磨きをかけ、「果樹王国ひがしねここにあり!」を全国の皆さんに発信してまいります。
 「ひがしね祭」は、祭り会場を一部変更し、装いを新たに開催いたします。伝統の七夕ちょうちん行列や踊りの競演などを、多くの市民とともに盛大に開催してまいります。
 昨年9月、市民交流広場を会場にグルメフェスティバル等が開催され、2万5,000人の来場者で賑わいました。新年度におきましても、市制施行55周年を記念し、全国に向けて本市のグルメイベントを実施いたします。
 第4に、「こころ豊かな人が輝く教育と文化のまち」について申し上げます。
 昨年7月に発生した大津市での事案を契機に、いじめ対策が急務となっております。
 児童生徒にとって、学級への高い満足度がいじめの減少や学力の向上に結びつくと言われており、学級運営の充実が求められております。
 そのため、「学級満足度調査」を年2回実施し、担任教諭の資質向上と児童生徒の学級満足度の向上を図り、いじめ対策等を進めてまいります。
 学習環境の充実につきましては、小田島小学校の耐震工事を実施いたします。また、昨年の夏は7月下旬から9月中旬まで記録的な猛暑が続き、児童生徒の体調不良や学習能率の低下が懸念されました。このような気侯変動に対処するため、新年度から小学校の教室に扇風機を設置し、中学校の教室と小・中学校の図書室にはエアコンの整備を実施してまいります。
 学習支援に関しては、スクールサポーターの配置を継続し、発達度合に応じた、きめ細やかな支援を行うことに加え、教育委員会事務局に「学校支援専門員」を配置し、学校や学習指導、学級経営への支援を強化してまいります。
 現在、市内各地域において、地域の歴史や資源を活用した地域づくりが活発に行われております。このような活動を助長し、コミュニティの空洞化防止はもとより、地域力の向上と協働のまちづくりを進めるため、新年度に地域への活動推進交付金を増額し、一層の活性化を図ってまいります。
 公益文化施設の整備につきましては、図書館・市民ギャラリーを含む美術館・市民活動支援センターからなる複合施設として、本市の新たな魅力となるよう整備を進めてまいります。今後、PFI導入可能性調査結果に基づき、実施方針の策定や民間事業者の公募などを実施してまいります。
 東根工業高校跡地に計画しております、野球場や市民プールなどの社会体育施設につきましても、いよいよ整備に向けた概略設計に着手いたします。
 神町地区の生涯学習拠点である公民館につきましては、移転後の市民プール跡地を活用し、地域の皆様のご意見を伺いながら、地域コミュニティ推進の拠点施設を目指すとともに、防災機能を兼ね備えた施設として整備に取り組んでまいります。
 生涯スポーツの振興に関しては、新年度に「東根市スポーツ推進計画」を策定し、今後10年間の基本的な方向性を定めてまいります。
 また、新年度を最後に役目を終える市民交流広場を会場に、市制施行55周年記念事業としてグラウンドゴルフ大会を開催いたします。市内外から参加を募り、高齢者の交流と健康増進はもとより、記念事業として、また、会場のフィナーレにふさわしい大会といたします。
 このように、学校教育や生涯学習の分野におきましては、中高一貫校の新設をはじめ、大規模な施設整備が計画され、市内の教育環境が大きな変化を遂げる一方で、周辺地域での児童生徒数の減少傾向など重要な課題が山積していることから、教育委員会の組織体制を強化し、取り組んでまいります。
 第5に、「市民みんなで力をあわせる協働のまち」について申し上げます。
 本市まちづくりの念願であった中心市街地の形成が進むにつれ、「都市化」に伴う新たなテーマが生じております。生活の利便性が高まる一方で、地域社会でのふれあいや支え合いが薄れ、協働のまちづくりの原動力となる地域力が損なわれつつあります。
 この潜在化している地域力を顕在化し、大きく育むため、昨年度より「ともに築く地域未来創造事業」を開始しております。新年度におきましても、人と人とを結びつけ、地域住民の相互交流を深める諸事業に対し支援を行い、地域力の向上を図ってまいります。
 本市の人口は、昭和52年以降、増加を続ける中、昨年4月から定住促進事業を開始し、さらなる人口増加を図っております。現在までの申請状況は、予想に違わぬ盛況であります。新年度におきましても、PRに努めながら事業を推進してまいります。
 また、地域的には人口の増加が市内中央部に集中する傾向にあるため、市域の均衡ある発展に向けて、今後様々な角度から対策を検討してまいります。
 本市の各種施策を推進する上で、タイムリーな情報の発信と共有が欠かせません。現在、市広報紙やホームページ等を通じて、必要な情報をいち早く皆様にお届けしているところであります。
 しかし、スマートフォンをはじめとする多機能携帯電話の普及など、目まぐるしい進歩を遂げる情報通信手段に対応するため、新年度はホームページのリニューアルを行うとともに、ソーシャルネットワークサービスなど新たな情報発信の手法について検討を加えてまいります。
 このような各種施策の実現には、安定した行財政基盤が必須であります。市民の皆様の高い納税意識によって県内自治体の中でも高い収納率にある市税につきましては、納税者の利便性向上を図るため、新年度からコンビニエンスストアでの納付について導入を開始してまいります。
 さらに、第5次行財政改革推進プラン等に沿って、効率的かつ効果的な行財政運営に努め、市民の皆様の負託に応えられよう、施策を推進してまいります。
 以上が新年度の施策の概要になりますが、現在、国の緊急経済対策に沿った一部事業の前倒しや新たな事業の実施について検討を加えております。
 今後は、これらの事業に積極的に取り組みますとともに「地域の元気臨時交付金」を積極的に活用し、切れ目なく、地域経済の活性化に取り組んでまいります。
 このように刻々と諸情勢が変化する中、新年度を迎えるに当たり、市政運営に対する私の基本的な考え方を申し上げました。
 今後も、東根市民4万7,000人のリーダーとして、躍進する東根市をさらに前進させるため、新たな課題に挑戦しながら本市の目指す都市像の実現に向け、全力を挙げ取り組んでまいる所存であります。
 議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、平成25年度の施政方針といたします。
 それでは、先議いただきました議案以外の案件についてご説明を申し上げます。
 はじめに、議第2号 東根市消防長の任命資格を定める条例の設定についてでありますが、市町村の消防長及び消防署長の任命資格を定める政令の改正に伴い、条例の設定を行うものであります。
 次に、議第3号 東根市予算の執行に関する市長の調査等の対象となる法人を定める条例の設定についてでありますが、地方自治法施行令の一部改正に伴い、条例の設定を行うものであります。
 次に、議第4号 東根市新型インフルエンザ等対策本部条例の設定についてでありますが、新型インフルエンザ等対策特別措置法の公布に伴い、条例の設定を行うものであります。
 次に、議第5号から議第8号までの条例の設定についてでありますが、地域主権改革一括法による関係法令の改正に伴い、条例の設定を行うものであります。
 次に、議第10号 東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、山形県人事委員会勧告に基づき所要の改正を行うものであります。
 次に、議第11号 東根市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び東根市障害程度区分判定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、関係法令の施行に伴い所要の改正を行うものであります。
 次に、議第12号 東根市特別会計条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、一本木土地区画整理事業の清算業務の完了に伴い、特別会計を廃止するものであります。
 次に、議第13号 東根市税条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、国民健康保険税の税率改定を行うため、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第14号 東根市市民バスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、市民バス新規路線泉郷線の実証運行を行うため、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第15号 東根市職業訓練センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、利用実態を踏まえ、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第16号 東根市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、道路法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第17号 東根市市営住宅設置条例及び東根市市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定、議第18号 東根市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、地域主権改革一括法による関係法令の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第19号 東根市民の広場及び龍興寺沼公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、東根市民の広場を都市公園として供用開始するため、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第20号 東根市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、地域主権改革一括法による関係法令の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第21号 東根市都市計画公共下水道事業受益者の負担金に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、年度途中の告示による受益者負担金の賦課対象区域の決定を可能にするため、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第22号 東根市低開発地域工業開発地区固定資産税課税免除条例及び東根市農村地域工業等導入地区固定資産税課税免除条例を廃止する条例の設定についてでありますが、課税免除の適用期間が終了することから、条例の廃止を行うものであります。
 次に、議第23号 東根都市計画事業一本木土地区画整理事業施行条例を廃止する条例の設定についてでありますが、一本木土地区画整理事業の完了に伴い、条例の廃止を行うものであります。
 次に、議第24号から議第27号までの指定管理者の指定についてでありますが、東根市さくらんぼ図書館などの公の施設の管理を行わせる指定管理者の4件の指定に関し、地方自治法等の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
 次に、議第28号 字の区域及び名称の変更についてでありますが、神町地区の一部について、字の区域及び名称を簡明で合理的なものに変更するものであります。
 次に、議第29号 消防救急デジタル無線整備工事請負契約の締結についてでありますが、地方自治法の規定に基づき提案するものであります。
 次に、議第30号及び議第31号 市道路線の廃止及び認定についてでありますが、市道路線網の見直し等により、市道1号線の廃止及び5路線の認定を行うものであります。
 次に、平成25年度予算案の大綱についてご説明申し上げます。
 地方自治体の予算編成に大きな影響を及ぼす国の平成25年度予算案につきましては、別枠の東日本大震災からの復興予算を拡大するとともに、日本経済再生に向けて「復興・防災対策」、「成長による富の創出」、「暮らしの安心・地域活性化」に重点をおいた一般会計予算の規模は、92兆6,115億円とし、平成24年度予算おける緊急経済対策のため大型補正10兆2,815億円と合わせ「15カ月予算」の考え方で、切れ目ない経済対策を実行するとされたところであります。
 また、地方財政計画では、地方交付税が2.2%減となったものの、地方税収で1.1%、地方譲与税で3.8%の増を見込み、さらに臨時財政対策債を1.3%増で確保し、復興関連費を除いた通常収支分で、対前年度比0.1%増の総額81兆9,100億円となったところであります。
 本市に密接な関わりを持つ県の新年度予算は、子育て支援や安全・安心な社会の構築、産業振興・雇用創出などを掲げた「県政運営の基本的な考え方」に基づく施策展開と、財政の中期展望における財政健全化目標の達成を2つの柱とした予算編成が進められたところであります。
 本市では、職員定数の削減や行政事務の一部民営化、施設整備事業へのPFI導入など、県内でもいち早く行財政改革に取り組んできたことにより、多くの大型プロジェクト事業に係る起債の償還にPFIで整備した大森小学校整備等事業などの償還分が加わっているにもかかわらず、財政状況としては歳出の平準化を保ち、健全性を堅持しており、今後予定されている公益文化施設整備関連事業等の大型事業に備え、計画的な財政運営を行っているところであります。
 しかし、歳入の根幹となる市税については、一部に増加傾向が見られるものの、欧州の経済不安やアジア経済の成長鈍化などの対外経済環境の不確実性もあり、雇用情勢の回復までには至らず、依然厳しい状況となっております。
 このような状況の中で、市政の進展に必要な行政サービスを確保しながら、小学校耐震改修事業、小中学校冷房設備等設置事業、小学生通院・中学生入院医療費無料化事業、神町地区都市防災推進事業、子どもの遊び場運営管理事業、再生可能エネルギー導入事業、プロジェクト推進事業、市制施行55周年記念事業などの新たな行政需要に対応する事業を展開するとともに、東部子育てサポートセンター整備事業、グランドゴルフ場整備事業、生活密着道路整備事業、地方道路交付金事業、公衆街路灯設置事業、高齢者社会参加促進事業、定住促進事業、企業奨励補助金などを継続推進し、さらなる市民福祉の向上を目指していく所存であります。
 以上の基本的な考えのもとに編成いたしました平成25年度の一般会計予算案は、前年度当初予算額に対し、9,700万円増額して0.6%増の165億5,700万円を計上したところであります。
 この内容については、子どもの遊び場整備など大型事業の完了により、前年度比14.1%減の16億9,708万3,000円とした普通建設事業費をはじめ、起債残高の減少に伴う公債費等を減額計上した一方で、生活保護事業や障害者介護給付事業などの扶助費や、北村山公立病院組合事業や人・農地プラン推進事業などにより、12.6%増の18億9,319万9,000円を計上した補助費等を増額したところであります。
 その概要でありますが、まず歳入予算におきましては、市税については、前年度決算見込みから個人市民税を1.8%増としながらも、法人税実効税率引き下げによる影響も含め法人市民税は9.6%減とし、市税総額として前年度比0.5%減の58億7,046万7,000円を計上したところであります。
 また、地方交付税については、総務省の概算要求において減額が示されたことや、臨時財政対策債振替額の増額とともに本市の税収及び基準財政需要額の推計等により、10.8%減の38億8,100万円を見込んだところであります。
 次に、歳出予算についてご説明を申し上げます。
 議会費につきましては、開かれた議会推進のために、議会事業にインターネット議会中継配信業務委託費を継続して予算化したところであります。
 総務部門につきましては、公益文化施設等整備に向けたプロジェクト推進事業や市制施行55周年記念事業などを新規計上したほか、ともに築く地域未来創造事業や友好都市との交流事業、定住促進事業などを継続して予算化したところであります。
 民生・福祉部門につきましては、子育て世帯の経済的な負担軽減を図るため全学年に拡大した小学生通院と新たに加えた中学生入院医療費無料化事業や、子どもの遊び場オープンに伴う運営管理事業などを新規計上としたほか、自立支援医療給付事業や高齢者世帯等雪下ろし支援事業、再生可能エネルギー導入事業などを新たに計上し、東部子育てサポートセンター整備事業や地球温暖化対策事業、いきいきサロン推進事業などを継続して予算化したところであります。
 農林・商工部門につきましては、就農初期段階の青年就農者を応援する人・農地プラン推進事業や、さくらんぼ高生産性施設整備支援事業、利子補給制度を充実して支援する商工業みらい応援利子補給補助事業、東根駅東口に屋根付き駐輪場を整備する環境整備事業、さくらんぼ東根駅西口駐車場用地取得事業などを新規に計上し、果樹王国ひがしねブランド戦略事業、活力ある園芸産地創出支援事業、森林病害虫等防除事業、住宅新築・リフォーム支援事業、企業奨励補助事業、産業立地促進資金融資事業、果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会事業などを継続拡充して予算化したところであります。
 建設部門につきましては、神町公民館を防災まちづくり拠点として整備する都市防災推進事業や道路照明改修事業、24年災公共土木施設災害復旧事業などを新たに計上したほか、大森山公園グランドゴルフ場整備事業、市道神町駅前線道路改良事業、花岡地区道路整備事業、市道関山長坂線道路改良事業、市道五間通り線道路改良事業などを継続して予算化したところであります。
 消防部門につきましては、化学消防ポンプ自動車整備事業などを新たに計上したほか、消防救急デジタル無線整備事業及び常備・非常備消防事業などを継続して予算化したところであります。
 教育部門につきましては、東根工業高校跡地での社会体育施設整備事業や小中学校冷房設備等設置事業、学校支援専門員設置事業などを新たに計上するとともに、小学校耐震改修事業や光プロジェクト応援事業、私立幼稚園就園奨励事業、特別支援教育推進事業、地域づくり活動推進事業、東根の大ケヤキ環境整備事業、体育施設等指定管理委託事業などを継続して予算化したところであります。
 なお、緊急経済対策のための国の大型補正予算への対応については、本市においてもJアラート自動起動機整備や市道舗装補修、歩道設置による通学路整備、橋梁長寿命化のため橋梁補修、除雪機購入、都市公園トイレ改築、小学校耐震改修事業などを予定し、併せて地域の元気臨時交付金事業にも積極的に取り組んでまいります。
 次に、特別会計についてご説明申し上げます。
 国民健康保険特別会計につきましては、保険給付費や後期高齢者支援金、介護納付金などを計上し、前年度比6.6%増の48億300万円としたところであります。また、税率の大幅な改定による市民生活への影響等を配慮して、一般会計からの繰り入れを新たに実施したところであります。
 東根財産区特別会計につきましては、財産管理費等を計上し、前年度より減額して130万円としたところであります。
 公共下水道事業特別会計につきましては、管渠建設事業費、流域下水道維持管理負担金、公債費等を計上し、前年度より0.2%増の21偉8,400万円としたところであります。
 介護保険特別会計につきましては、居宅及び施設介護サービス等の各種給付事業費、介護認定審査及び調査事業、介護予防事業等を計上し、前年度比0.7%増の29億8,000万円としたところであります。
 市営墓地特別会計につきましては、墓地管理経費等を計上し、前年度より減額して180万円としたところであります。
 後期高齢者医療特別会計につきましては、広域連合への納付金等を計上し、前年度比1.0%減の4億1,400万円としたところであります。
 次に、水道事業会計について申し上げます。
 はじめに、収益的収入については、給水戸数及び給水人口の増加により、前年比6.2%増の10億7,413万1,000円とし、収益的支出については、事業運営経費などとして9億6,598万9,000円を計上したところであります。
 次に、資本的収入については4億6,828万6,000円、資本的支出については10億5,960万3,000円を見込んだところであり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、過年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び建設改良積立金で補てんするものであります。
 主な事業としましては、簡易水道統合事業に伴う「沼沢・猪野沢地区」の送水管布設工事をはじめ、配水池の耐震補強工事、さらに老朽管布設替工事等を予定しております。
 次に、工業用水道事業会計でありますが、1日平均給水量を8,170立方メートルとし、収益的収入については1億8,961万3,000円を見込み、収益的支出については1億4,636万6,000円を計上したところであります。
 次に、資本的収入については6,300万円、資本的支出については2億6,642万4,000円を見込んだところであり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、過年度分損益勘定留保資金と建設改良積立金で補てんするものであります。
 主な事業といたしましては、工業用水道更新計画に基づき平成23年度から3カ年計画で実施しております、野田シタ水源地の機械及び電気設備更新工事、さらに東北中央自動車道関連送水管工事等を予定しており、施設の維持管理に万全を期しながら、より一層の安定供給に努めてまいります。
 以上、提案理由を申し上げましたが、詳細については担当課長に説明させますので、ご審議を賜りまして原案のとおりご可決くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○青柳安展議長 会議の途中ですが、ここで午後1時まで休憩いたします。

   午前11時56分 休 憩


   午後 1時00分 開 議

○青柳安展議長 午前に引き続き会議を開きます。
 議第2号から議第8号、議案第10号から議第28号、議第30号及び議第31号の28議案について、庶務課長に補足説明を求めます。高橋庶務課長。

   〔高橋 昇庶務課長併選挙管理委員会事務局長 登壇〕

○高橋昇庶務課長併選挙管理委員会事務局長 議長の指示により、補足してご説明を申し上げます。
 議案書No.1の8ページ、参考資料の1ページをお願いします。
 議第2号 東根市消防長の任命資格を定める条例の設定について、ご説明を申し上げます。
 市町村の消防長及び消防署長の任命資格を定める政令の改正に伴い、消防長を任命するための資格要件を拡大するため設定するものであります。
 設定の概要は、消防長の資格要件ですが、参考資料に記載の1号の「1年以上の期間、消防署長等の職務にあったもの」から、9号の「2年以上の期間、部長等の職にあったもの」の要件のほかに、「3年以上、市の課長職等の職にあったもの」を加えるものであります。
 条例の施行は、公布の日からとしております。
 次に、議案書の9ページ、参考資料の2ページをお願いします。
 議第3号 東根市予算の執行に関する市長の調査等の対象となる法人を定める条例の設定について、ご説明を申し上げます。
 地方自治法施行令の改正に伴い、予算の執行に関する市長の調査等の対象となる法人の範囲を定めるため設定するものであります。
 設定の概要でありますが、従来の調査の対象となる法人の範囲は、自治体が設立した土地開発公社等や資本金等の2分の1以上を市が出資していた法人とされていたところでありますが、政令が改正され、資本金の4分の1以上2分の1未満の法人を加えて対象とするものであります。
 条例の施行は、公布の日からとしております。
 議案書の10ページ、参考資料の3ページをお願いします。
 議第4号 東根市新型インフルエンザ等対策本部条例の設定について、ご説明申し上げます。
 新型インフルエンザ等対策特別措置法の規定により、新設インフルエンザ等緊急事態宣言がされたとき直ちに対策本部を設置しなければならないため、条例を制定するものであります。
 条例の概要は、第1条に目的、第2条に組織、第3条に会議、第4条に部、第5条に委任について規定しております。
 条例の施行は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の施行の日からとしております。
 次に、議案書の12ページ、参考資料の4ページをお願いします。
 議第5号から議第8号までの4議案につきましては、地方自治体の自主性を強化し、自由度の拡大を図るため、地域主権改革一括法の整備に伴い条例を設定するものであります。
 議第5号 東根市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の設定について、ご説明申し上げます。
 介護保険法の改正に伴い、条例を設定するものであります。
 条例の概要は、第1章に総則、第2章に定期巡回・随時対応型訪問介護看護、第3章から第8章までは各種介護について、第9章に複合型サービス、第10章に委任について規定しております。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 次に、議案書の127ページ、参考資料の6ページをお願いします。
 議第6号 東根市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の設定について、ご説明を申し上げます。
 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法令の整備に伴い、条例を設定するものであります。
 条例の概要は、第1章に総則、第2章に介護予防認知症対応型通所介護、第3章に介護予防小規模多機能型居宅介護、第4章に介護予防認知症対応型共同生活介護、第5章に委任について規定しております。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 次に、議案書の176ページ、参考資料の7ページをお願いします。
 議第7 東根市市道の構造の技術的基準等を定める条例の設定について、ご説明申し上げます。
 道路法並びに高齢者・障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の改正により、条例を設定するものであります。
 条例の概要は、第1章に総則、第2章に市道の構造の技術的基準、第3章に市道に設ける道路標識の寸法、第4章に移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準について規定しております。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 議案書の196ページ、参考資料の8ページをお願いします。
 議第8号 東根市水道の布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の設定について、ご説明申し上げます。
 水道法の改正により、水道の布設工事監督者の配置及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準について条例を設定するものであります。
 条例の概要は、第1条に趣旨、第2条に布設工事監督者を配置する工事、第3条に布設工事監督者の資格、第4条に水道技術管理者の資格について規定しております。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 議案書No.2の203ページ、参考資料の17ページをお願いします。
 議第10号 東根市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
 山形県人事委員会勧告に基づき、職員の平成25年4月1日における号級の調整を行うため提案するものであります。
 改正の概要は、給与構造改革期間中に昇給抑制を行ってきたことを踏まえまして、平成25年4月1日に37歳未満の者につきましては最大2号級、37歳の者については最大1号級、それぞれ上位の号級に調整するものであります。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 次に、議案書の205ページ、参考資料の19ページをお願いします。
 議第11号 東根市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び東根市障害程度区分判定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保険福祉施策を講じるため、関係法律の整備に関する法律の施行に伴い所要の改正を行うものであります。
 改正の概要は、「障害者自立法」の題名を「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」に改め、また、「障害程度区分」を「障害支援区分」に改正するため、関係規定を改正するものであります。
 条例の施行は、本年4月1日及び平成26年4月1日からとしております。
 次に、議案書の207ページ、参考資料の22ページをお願いします。
 議第12号 東根市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
 一本木土地区画整理事業の清算業務の完了に伴い、東根市一本木土地区画整理事業特別会計を廃止し、特別会計を7会計から6会計にするものであります。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 議案書の208ページ、参考資料の23ページをお願いします。
 議第13号 東根市税条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
 国民健康保険事業の健全運営を目的に国民健康保険税の税率改定を行うため、所要の改正を行うものであります。
 医療給付費分におきまして、均等割額「2万2,800円」を「2万3,400円」に、所得割額「6.0%」を「7.3%」に、介護納付金分におきまして、均等割額「8,200円」を「9,500円」に、所得割額「1.8%」を「3.3%」に改正するものです。
 なお、1人当たりの平均税額は、現行の「9万88円」から「9万8,943円」となり、率にして9.8%の増となるものであります。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 議案書の209ページ、参考資料の27ページをお願いします。
 議第14号 東根市市民バスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
 市民バス新規路線泉郷線の実証運行を行うため、所要の改正を行うものです。
 平成25年4月1日から1年間、東郷地区入第1から、さくらんぼ駅までの区画において実証運行を行うものであります。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 議案書の211ページ、参考資料の30ページをお願いします。
 議第15号 東根市職業訓練センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。
 東根市職業訓練センターの施設及び設備について、利用実態を踏まえ改正を行うものであります。
 施設内の教室名の変更や附属設備の利用料金を徴しないこととするものであります。
 条例の施行は、公布の日からとしております。
 議案書の213ページ、参考資料の32ページをお願いします。
 議第16号 東根市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
 道路法施行令の改正により道路占用料単価が新設及び変更されたことに伴いまして、東根市道路占用料を改正するものであります。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 次に、議案書の219ページ、参考資料の39ページをお願いします。
 議第17号 東根市市営住宅設置条例及び東根市市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
 地域主権改革一括法による公営住宅法の改正により、所要の改正を行うものであります。
 改正の概要は、公営住宅の整備基準につきまして、国の参酌基準に基づき条例で定めるものとし、また、再生可能エネルギー発電設備の導入により、環境への配慮や積雪等に対する雪害防止に関する事項について基準を定めたものであります。
 また、公営住宅入居者の収入基準額について、国の参酌基準を参考に条例で定めることとなり、低額所得者への住宅提供を配慮し、現行の基準額、本来階層における月収の上限額15万8,000円及び裁量階層21万4,000円を継続し、設定するものであります。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 議案書221ページ、参考資料の42ページをお願いします。
 議第18号 東根市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
 地域主権改革一括法による都市公園法及び高齢者・障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の改正により、所要の改正を行うものであります。
 改正の概要は、都市公園の配置及び規模に関する技術的基準並びに都市公園施設の建築物の建築面積割合に関する基準について、国の基準を参酌し条例で定めるものであります。
 また、特定公園施設の新設等に係る基準についても同様、条例で定めるものであります。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 議案書の225ページ、参考資料の49ページをお願いします。
 議第19号 東根市民の広場及び龍興寺沼公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
 東根市民の広場につきまして、平成25年4月1日より都市公園として供用開始するため、表記を削除する改正を行うものであります。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 議案書の227ページ、参考資料の51ページをお願いします。
 議第20号 東根市下水道条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
 地域主権改革一括法による下水道法の改正に伴い、公共下水道の構造の基準等について、国の基準を参酌し条例で定めるものであります。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 議案書の230ページ、参考資料の61ページをお願いします。
 議第21号 東根市都市計画公共下水道事業受益者の負担金に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
 公共下水道事業におけます年度途中の告示により、受益者負担金の賦課対象区域の決定を可能とするため、所要の改正を行うものであります。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 議案書の231ページ、参考資料の62ページをお願いします。
 議第22号 東根市低開発地域工業開発地区固定資産税課税免除条例及び東根市農村地域工業等導入地区固定資産税課税免除条例を廃止する条例の設定について、ご説明申し上げます。
 農村地域工業等導入促進法により、平成21年12月31日までに新設または増設した対象設備に係る固定資産税について、課税免除の適用期間が平成24年度で終了することから2条例を廃止するものであります。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 議案書の232ページ、参考資料の63ページをお願いします。
 議第23号 東根都市計画事業一本木土地区画整理事業施行条例を廃止する条例の設定について、ご説明申し上げます。
 一本木土地区画整理事業の完了に伴い、条例を廃止するものであります。
 条例の施行は、本年4月1日からとしております。
 議案書の233ページから236ページをお願いします。
 議第24号から議第27号までが指定管理者の指定についてであります。いずれも、これまで指定した団体を継続して指定するものであります。
 議第24号 東根市さくらんぼ図書館につきましては、特定非営利活動法人NPOひがしねを、議第25号 東根市立東根児童館につきましては、特定非営利活動法人大けやきフォーラムを、議第26号 東根市ふれあいセンター及び小田島ふれあい交流館につきましては、社会福祉法人東根市社会福祉協議会を、議第27号 東根市さくらんぼタント館につきましては、社団法人東根市観光物産協会を、それぞれ平成25年4月1日から3年間または5年間指定するものであります。
 議案書の237ページをお願いします。
 議第28号 字の区域及び名称の変更について、ご説明いたします。
 住居表示を実施し、当該区域の字の区域及び名称を簡明で合理的なものに変更するものであります。
 区域は、神町北部地区、詳細は238・239ページの別図のとおりであります。
 議案書の242ページ・243ページ、参考資料の64ページをお願いします。
 議第30号 市道路線の廃止及び議第31号 市道路線の認定について、ご説明を申し上げます。
 市道路線名の変更により東根公民館線を廃止し、また、市道路線の見直しにより南町2号線外4路線の認定を行うものであります。
 位置につきましては、参考資料のとおりであります。
 以上、説明申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○青柳安展議長 次に、議第29号について、財政課長の説明を求めます。古谷財政課長。

   〔古谷利明財政課長 登壇〕

○古谷利明財政課長 議長の指示により、補足説明を申し上げます。
 引き続き、議案書No.2の240ページをお願いいたします。
 議第29号 消防救急デジタル無線整備工事請負契約の締結について、ご説明いたします。
 本件につきましては、去る2月5日に指名競争による入札を行ったもので、その結果、市は次のとおり請負契約を締結するとするものです。
 1の工事名は、消防救急デジタル無線整備工事です。
 この工事は、これまでアナログ式で運用していた消防本部の指令設備をデジタル化するとともに、大森山山頂に設置するアンテナ塔を含む基地局の設備一式を整備するものです。
 2の契約金額は、2億7,304万8,400円です。
 3の工期は、議会の議決の日から平成25年9月30日までです。
 4の契約の相手方は、仙台市青葉区一番町三丁目1番1号、沖ウィンテック株式会社 東北支店 支店長 大亦秀樹です。
 提案理由は、市長から申し上げたとおりです。
 なお、参考資料として、次のページに建設工事請負条件付契約書を添付しておりますので、ご参照ください。
 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○青柳安展議長 以上で施政方針表明及び提案理由の説明を終わります。

◎予算特別委員会への議案付託

○青柳安展議長 次に、日程第57 予算特別委員会への議案付託を議題とします。
 お諮りします。議第40号から議第48号までの予算関係9議案については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、議長を除く全員で構成する予算特別委員会を設置し、議案を付託したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展議長 異議なしと認めます。したがって、予算関係9議案については、別紙議案付託表のとおり予算特別委員会を設置して審査することに決しました。


予 算 特 別 委 員 会 議 案 付 託 表

議第40号 平成25年度東根市一般会計予算
議第41号 平成25年度東根市国民健康保険特別会計予算
議第42号 平成25年度東根市東根財産区特別会計予算
議第43号 平成25年度東根市公共下水道事業特別会計予算
議第44号 平成25年度東根市介護保険特別会計予算
議第45号 平成25年度東根市市営墓地特別会計予算
議第46号 平成25年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
議第47号 平成25年度東根市水道事業会計予算
議第48号 平成25年度東根市工業用水道事業会計予算

◎散     会

○青柳安展議長 以上で本日の日程は全部終了しました。
 本日は、これで散会します。ご苦労さまでした。

   午後 1時26分 散 会