第3回東根市議会定例会

平成23年9月8日 午前10時55分 開 議

 森  谷  政  志  予算特別委員長      原  田  利  光  副委員長


◎出席委員(17名)
 1番   河  村     豊 委員       2番   原  田  利  光 委員
 3番   高  橋  光  男 委員       4番   細  矢  俊  博 委員
 5番   今  野     孝 委員       6番   大  場  英  雄 委員
 7番   浅 野 目  幸  一 委員       8番   加  藤  信  明 委員
 9番   阿  部  清  雄 委員      10番   阿  部  綾  子 委員
11番   高  橋  ひ ろ み 委員      12番   清  野  貞  昭 委員
13番   森  谷  政  志 委員      14番   佐  藤     直 委員
15番   奥  山  重  雄 委員      16番   秋  葉  征  士 委員
17番   清  野  忠  利 委員

◎欠席委員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        石 山 泰 博
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
奥 山   元                 荒 川 妙 子  代表監査委員
         委  員  長
八 島 一 夫  農業委員会会長        青 柳 弘 索  消  防  長
椎 名 和 男  副  市  長        高 橋 一 郎  教  育  長
岡 崎 春 夫  総 務 部 長        山 科   優  市民生活部長
黒 田   長  健康福祉部長         間木野 多加志  経 済 部 長
         建 設 部 長
菊 池 修 明                 植 松 敏 夫  会計管理者
         兼水道部長
杉 浦 宗 義  教 育 次 長        本 田   剛  総合政策課長
高 橋   昇  庶 務 課 長        古 谷 利 明  財 政 課 長
         選挙管理委員会                 監査委員
中 里 純 一                 斎 藤 吉 則
         事務局長                    事務局長
         農業委員会
原 田 光 茂
         事務局長

◎事務局職員出席者職氏名
塩 野 康 二  事 務 局 長        石 垣 和 彦  事務局長補佐
安 達 利 也  議 事 主 査        高 橋 範 一  主     事
児 玉 由希実  主     事        梅 津 佳 之  兼務書記
井 澤 志都香  兼務書記


◎本日審査した案件

 議第68号 平成23年度東根市一般会計補正予算(第4号)
 議第69号 平成23年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 議第70号 平成23年度東根市東根財産区特別会計補正予算(第1号)
 議第71号 平成23年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
 議第72号 平成23年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号)
 議第73号 平成23年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第1号)
 議第74号 平成23年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

◎開     議

○森谷政志予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。
 ただいまから予算特別委員会を開きます。
 本日の会議に欠席及び遅刻の申し出はありません。したがって、委員の出席は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

◎議第68号 平成23年度東根市一般会計補正予算(第4号)外6件

○森谷政志予算特別委員長 9月1日の本会議において予算特別委員会に付託なりました議案は、議第68号から議第74号までの7議案です。以上の7議案を一括して議題とします。
 ただいまの議案につきましては、既に9月1日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから通告に基づき質疑を行います。14番佐藤 直委員。
○14番(佐藤直委員) 通告した点についてお伺いいたします。
 55ページ、10款教育費第3項中学校費4目学校建設費、中学校仮設校舎リース事業500万円についてお伺いいたします。
 神町中学校プレハブ教室の費用とのことであるが、振興実施計画44号では平成24年度の工事で平成25年度からのリースとなっております。なぜ1年早まったのか、予想される生徒の人数とクラスの数をお伺いいたします。また、プレハブ校舎の規模と建設場所がどこになるのかお伺いいたします。
○森谷政志予算特別委員長 杉浦教育次長。
○杉浦宗義教育次長 お答えします。
 神町中学校の仮設教室は、来年度から通学区域が変更になり大森小学校卒業生の受け入れによる生徒増と、本年度から中学校全学年で少人数学級が実施されたことにより、設置が前倒しとなったところでございます。
 ご質問の平成24年度、来年度の生徒数、学級数ですけれども、昨年の11月には425名、13学級だったところ、本年5月には431名、14学級となりまして、本校舎の普通教室の限度である13学級を超えることが歴然となったところでございます。その後も4学級ほど不足する年度があることが分かっております。
 また、プレハブ校舎は軽量鉄骨造り3教室の2階建てで計6教室。場所については将来の解体復旧も考え、構造物のないプールの東側、現在駐車場として利用している場所を考えております。よろしくお願いします。
○森谷政志予算特別委員長 14番佐藤 直委員。
○14番(佐藤直委員) 通路ということでございますが、緊急の場合、避難通路に設置されたものは避難経路の観点からしますと大変輻輳するんじゃないかと考えることができますので、避難訓練など十分やっていただいて、いざというときには困らないように訓練を積んでいただきたいと思います。これは要望にいたします。
 それから仮設校舎建設予定地では、先ほどの場所は通路及び自転車置き場や駐車場の一部にもなっておりますようですけれども、この代替用地というものを考えることができなかったのかどうかお伺いいたします。お願いいたします。
○森谷政志予算特別委員長 杉浦教育次長。
○杉浦宗義教育次長 駐車場の代替地のご質問ですけれども、現在発注をしておりますグラウンドの改修工事がございます。この工事の中で、北校舎とグラウンドの間、現在砂利が敷かれている部分が約1,000平米あります。この部分、アスファルト舗装として整備をし、駐車スペースの不足を補うということにしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○森谷政志予算特別委員長 14番佐藤 直委員。
○14番(佐藤直委員) 通路、砂利の敷いてあるところというとグラウンドの間と思うんですが、現在の駐車場の利用から見まして、答弁のあった場所では少し不足するんじゃないかと思います。昨日、加藤議員の一般質問にもありましたけれども、やはり駐車場の代替計画が必要となるのではないかと考えますので、お考えありましたら再度お尋ねをいたします。
○森谷政志予算特別委員長 杉浦教育次長。
○杉浦宗義教育次長 改めてお答え申し上げます。
 先ほど申し上げました新たに舗装する約1,000平米のほかに、大分前から道路を挟んで校舎の南側ですけども1,200平米弱の駐車場もございます。このたびの仮設教室設置に伴う不足分については、これらの対応で十分補えるかと思っておりますので、ご理解をお願いいたします。
○森谷政志予算特別委員長 14番佐藤 直委員。
○14番(佐藤直委員) 駐車場につきましては了解いたしました。
 質問を続けさせていただきます。仮設教室ということでありますが、本教室の増築される時期についてはいつ頃になるのかお伺いさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○森谷政志予算特別委員長 杉浦教育次長。
○杉浦宗義教育次長 リース契約につきましては5年のリース期間を考えております。平成24年度から5カ年ですから平成28年までのリースと考えております。
 一方で、県立の中高一貫校、とりわけ中学校の選抜が平成28年度入学の子どもから始まります。この平成28年度あたりには神町中学校区の小学校2校ですか、この2校から県立・市立の中学校へどの程度入学するのかという状況を見ることができ、施設についてもその後の判断を行う条件が揃うかと思っております。よろしくお願いいたします。
○森谷政志予算特別委員長 14番佐藤 直委員。
○14番(佐藤直委員) リース契約が5年で平成28年度からということでございますけれども、したがって平成28年度あたりに検討するのかと推察しますけれども、私は神町地区なんでございます。それでやっぱり市長と語る会のときも出たんですが、やはり神町地区の方は大変関心を持ってます。そこでプレハブ等の話が出ますと、うちの子が何でプレハブに入んなきゃいけないのかと不安定になっている保護者の方もおられます。私もその点に関しましては保護者から理解を願うため、中高一貫校のことを申し上げてまいりました。しかし、なかなか納得してもらえないのが実情であります。
 そこで、東根市に中高一貫校ができるということは、高校生のほかに他の地区からも子どもたち、中学生が来て、東根市がよその地域の中学生を育んでいくということになることになりましょうから、この点も含めまして開校まで、平成28年度までの準備期間と、それから開校してからのどのように影響を与えるのかどうか、その辺を市民に十分に説明していく必要があるかと考えております。この点説明お願いしたいと思います。どういうふうに考えておられるのか説明をお願いいたします。
○森谷政志予算特別委員長 土田市長。
○土田正剛市長 至極当然の今質問かと思います。今、杉浦教育次長の答弁の中にありますように、リース契約というのは平成28年度までということになっておりまして、平成28年4月1日からご案内のように中高一貫の学校が開校するという中において、もちろん中高一貫校については県下から通学できるとなっているわけであります。しかし私は、あくまでも予測でありますが、当面は中高一貫校が平成28年4月1日オープン当初については、少なくともその実績とかそういうことがだんだん示されることによって、つまり高校から大学進学というのが初年度分かるのが6年後となるわけでありますから、少なくとも平成34年の大学入試の結果というもので中高一貫校で卒業した子どもたちの進路というものが分かってくるわけであります。したがって、そういう実績を積んで、いろいろと私も中高一貫校、東根市にある学校に入りたいということがだんだんだんだん東根市以外の市町村から入学者希望が私は増えてくるのだろうと思っております。しかし、当初はそういう形の中で、市内の小学生が中心となって中高一貫校に入ってくるのかという予測もしているわけであります。そしてまた、このたび県の教育委員会から市に申し入れがあったのは、県立中学校1学年99名、つまり3クラスにしたいということがありましたので、それは私どもとしても当然ではないだろうかということで賛意を示しているわけであります。
 そういう中において、例えば大森小学校、あるいは神町小学校の2校からなる神町中学校の生徒数というもので、例えば現在のところは、これから県の教育委員会ともいろいろと開校までに事務的なその詰めというものはこれから行われるんであろうと思いますが、大体は1割程度が入学を県立中学にするのかということになれば、例えば周辺の小学校からどういうふうになるんだろうかということになれば、また例えば周辺の小学校も公平にということになれば、例えば1割程度は入学するということになるのかどうか、その辺も含めてこれからの県教育委員会との詰めを行っていかなければいけないというか、これはもちろん県教育委員会が主体的に考えることではありますけれども、地元所在市の市としてもいろいろと意見を述べていかなければいけないだろうと思っております。
 いずれにしましても、これは今後具体化いずれしてくるわけでありますから、そういうことを調整を待たなければいけないと。そしてまた、そういうことの中で例えばプレハブじゃなくて、なおかつそういうことが調整をした結果においてもプレハブを使わなくてはいけなくなったという過程があったとした場合は、初めてそこに増築工事と、プレハブではなくて増築工事という必要性も生まれてくるのかもしれませんし、とりあえずはこの5年間のリース契約の間にいろいろ県教育委員会との考えも明らかになってくるだろうと思っております。
 ただ、ちょっと一つ是非その保護者の方々に伝えていただきたいのは、プレハブ校舎ということを一見しますと何だプレハブかと、本体のこの校舎に入れるんじゃないのかということを思われるかもしれませんが、中部小学校あるいは神町小学校のプレハブに現在入学している、教室を使っている方々について聞いてみますと、少なくとも本体の校舎にはいわゆる夏のエアコンというのはありません。しかしプレハブについては夏のエアコンもあるんですね。ですから、そういう意味では、実際に使った生徒からみるとかえって使い勝手が良かったということもありますので、そういう意味で何か一見プレハブと言うとなかなか親も含めてがっくりする感じになるかもしれませんけれども、実態としてはそういう声もあるんだということを是非議員からも、あるいは議員だけではなくて他の議員の皆様方も、この際やっぱり市民と一番近くの中で位置をしているわけでありますから、是非そういうことで報告、説明をお願いしたいと私からも申し上げておきたいと思います。
○森谷政志予算特別委員長 14番佐藤 直委員。
○14番(佐藤直委員) 了解いたしました。市長、ありがとうございました。
○森谷政志予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
 これで質疑を終わります。
 次に、議第68号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第68号 平成23年度東根市一般会計補正予算(第4号)について採決をします。
 議第68号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○森谷政志予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第68号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第69号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第69号 平成23年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
 議第69号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○森谷政志予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第69号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第70号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第70号 平成23年度東根市東根財産区特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
 議第70号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○森谷政志予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第70号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第71号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第71号 平成23年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
 議第71号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○森谷政志予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第71号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第72号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第72号 平成23年度東根市介護保険特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
 議第72号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○森谷政志予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第72号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第73号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第73号 平成23年度東根市市営墓地特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
 議第73号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○森谷政志予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第73号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第74号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第74号 平成22年度東根市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について採決をします。
 議第74号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○森谷政志予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第74号は原案のとおり可決されました。
 以上で予算特別委員会に付託されました議案の審査は全部終了しました。
 なお、本委員会の審査の結果については9月21日の本会議で審議されることになっていますが、審査の経過と結果についての私からの口頭報告は、申し合わせにより結果についての報告とさせていただきますので、ご了承願います。
 次に、執行部に申し上げます。予算の審査の中で示された各委員の意見、要望などを十分に尊重し、的確な事務処理に当たられることをお願いいたします。

◎閉     会

○森谷政志予算特別委員長 これで予算特別委員会を閉会します。御苦労さまでした。

   午前11時19分 閉 会