第4回東根市議会定例会

平成22年12月6日 午前11時45分 開 議

 青  柳  安  展  予算特別委員長      高  橋  光  男  副委員長


◎出席委員(17名)
 1番   水  上  公  明 委員       2番   高  橋  光  男 委員
 3番   細  矢  俊  博 委員       4番   大  場  英  雄 委員
 5番   浅 野 目  幸  一 委員       6番   加  藤  信  明 委員
 7番   阿  部  清  雄 委員       8番   阿  部  綾  子 委員
 9番   高  橋  ひ ろ み 委員      10番   佐  藤     直 委員
11番   奥  山  重  雄 委員      12番   森  谷  政  志 委員
13番   青  柳  安  展 委員      14番   清  野  忠  利 委員
15番   武  田  敏  夫 委員      16番   結  城     芳 委員
17番   秋  葉  征  士 委員

◎欠席委員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        石 山 泰 博
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
奥 山   元                 荒 川 妙 子  代表監査委員
         委  員  長
八 島 一 夫  農業委員会会長        大 江 和 明  消  防  長
椎 名 和 男  副  市  長        小 関 正 男  教  育  長
高 橋 一 郎  総 務 部 長        山 科   優  市民生活部長
黒 田   長  健康福祉部長         岡 崎 春 夫  経 済 部 長
         建 設 部 長
小 林 文 雄                 菊 池 修 明  会計管理者
         兼水道部長
杉 浦 宗 義  教 育 次 長        間木野 多加志  総合政策課長
                                 選挙管理委員会
塩 野 康 二  庶 務 課 長        太 田 紀代子
                                 事 務 局 長
         監 査 委 員                 農業委員会
斎 藤 吉 則                 今 野 和 行
         事 務 局 長                 事 務 局 長

◎事務局職員出席者職氏名
矢 作   隆  事 務 局 長        石 垣 和 彦  事務局長補佐
安 達 利 也  議 事 主 査        高 橋 範 一  主     事
塩 野 睦 美  主     事        梅 津 佳 之  兼務書記
井 澤 志都香  兼務書記


◎本日審査した案件

 議第88号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第4号)
 議第89号 平成22年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
 議第90号 平成22年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 議第91号 平成22年度東根市介護保険特別会計補正予算(第2号)
 議第92号 平成22年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)
 議第93号 平成22年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第1号)

◎開     議

○青柳安展予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。
 本会議に引き続き、ただいまから予算特別委員会を開会します。
 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席数は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
 なお、執行部において、中里財政課長が欠席となる旨の届け出がありましたので、ご了承願います。

◎議第88号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第4号)外5件

○青柳安展予算特別委員長 11月30日の本会議において予算特別委員会に付託なりました議案は、議第88号から議第93号までの6議案です。以上6議案を一括議題とします。
 ただいまの議案については、既に11月30日の本委員会において詳細な説明がありましたので、これから一括して質疑を行います。
 なお、質疑を行うときは、はじめに会計別とページ番号をお示しの上、簡潔な発言を願います。
 また、当局においても漏れなく簡潔な答弁を願います。
 ご質疑ありませんか。12番森谷政志委員。
○12番(森谷政志委員) 67ページ、第6款農林水産業費第1項農業費3目農業振興費、強い農業づくり交付金事業ということで1億7,168万円の減額であります。これについては前に説明を聞いております。国の補助の見送りだという説明でありました。金額も大変な額でありますので、この減額になった経過なり、それからその下の4目畜産業費、畜産振興事業として県の補助が1,990万5,000円ということで明記になっております。これの内容の説明など少し詳しくお願いしたいと思います。
○青柳安展予算特別委員長 岡崎経済部長。
○岡崎春夫経済部長 お答えをいたします。
 この事業につきましては、本楯牧場というところが実施する事業であります。本楯牧場につきましては、6戸の農家等で組織する農業生産法人であります。長瀞地区の北の方の本楯地区に和牛の育成生産施設牛舎4棟と堆肥の処理施設2棟を建設するものであります。この事業につきまして、国の強い農業づくり交付金事業を取り入れて実施を予定していたものであります。
 計画の内容につきましては国の採択基準に合致しておりましたので、県ではこの補助金を今年の予算の当初予算の方に計上をしております。本市では6月補正に計上をしてきたところであります。そういうふうにして打ち合わせをやってきたわけですけれども、6月の上旬に県の方から不採択になったという連絡が入りました。ただ、前には採択基準と合致していたものですから、再度、国の方、農政局の方と協議してみたいというお話でありました。6月下旬にその協議をやった結果、やはり採択ならなかったという報告を受けております。その内容につきましては、全国から国の予算を上回るぐらいの要望があったと。そのために採択基準を変更したと、基準を変更して評価をやったと。その結果、採択に至らなかったという説明であったということであります。
 この結果を受けまして県と市と本楯牧場の方で協議をした結果、どうしても事業着手をしたいということで、県の単独事業であります畜産規模拡大支援事業、これを導入いたしまして、今年度に1棟の畜舎を建設するものであります。残りの畜舎3棟と堆肥の処理施設2棟につきましては、来年度、平成23年度の国の予算の方に再度要望をしていくということであります。
 そういうことから、6月に補正をしました強い農業づくり交付金事業を全額減額をして、新たに県単独事業であります畜産規模拡大支援事業補助金、これを計上したものでありますので、よろしくお願いいたします。
○青柳安展予算特別委員長 12番森谷政志委員。
○12番(森谷政志委員) この予定地には地元の農家の方々が大変な面積を協力をしている関係上、できるだけ早く立派に事業を成功するように願っているわけでありますが、来年度の国の予算のつき方にもよると思いますけれども、順調に計画が成功することを願っているところであります。
 ただ、規模が規模だけに大変大きな棟数になってくるということになりますと、衛生面、環境面、そういうものが非常に危惧されるわけでございまして、その辺の環境面での説明など、どのように今把握されているのかお尋ねしたいと思います。
○青柳安展予算特別委員長 岡崎経済部長。
○岡崎春夫経済部長 環境面につきましては、どうしても心配されるわけであります。そのために堆肥を適正に処理するための堆肥処理施設、これをしっかりとしたものを2棟つくっていきたいという本楯牧場の計画であります。さらに、この内容につきましては、具体的に長瀞地区の方にも今後再度説明をしたいとお聞きをしております。私らも、先ほど委員からもありましたとおり広大な施設でありまして、今のところ予定では5.3ヘクタールの敷地でありまして、これから育てる牛につきましても1,100頭を超えるぐらいの規模だということをお聞きをしておりますので、その点につきましてはしっかりと打ち合わせをして対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○青柳安展予算特別委員長 12番森谷政志委員。
○12番(森谷政志委員) 面積的には5.3ヘクタール、頭数では1,100頭という牛の数になるわけで、ここから出る牛糞というのは相当な量でございます。この堆肥の施設なども2棟建設して処理するという説明でございますけれども、一般的に堆肥の処理というのは発酵の処理だと思います。だからどんな方法であれ発酵という過程をたどる以上は、においが発生するわけであります。ただ、その中で発酵菌をどういう菌を使うかによっても、そのにおいの中身が変わってくるわけでありまして、いいにおい、悪いにおい、いろいろあるわけですけれども、たとえいいにおいでも毎日同じにおいをかぐということになりますと、これもまた公害の一つになろうかと思います。その辺からも、あの距離からそう遠くない岡嶋、もしくは松沢地区、西風あれば長瀞地域ということで、まともに来るわけで、そういう環境の面の配慮なども絶対避けて通れない大きな問題だろうと思います。ひとつ行政も、これから地域の方々から問題出る前に行政としてその堆肥の処理の仕方についても十分目を通されて、公害のないすばらしい畜産経営ができることを希望しまして、質問を終わります。
○青柳安展予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
 ほかにご質疑ありませんか。1番水上公明委員。
○1番(水上公明委員) 私からは76ページ、第10款教育費第2項小学校費第4目学校建設費でありますが、大森小学校整備事業、公有財産等購入費についてお尋ねをしたいと思います。
 大森小学校につきましては大分形も見えてきまして、近隣の方々が胸を踊らせている状況にあるわけであります。姿が見えてきたなという安心感と期待というものが出てきているなと思うところであります。ただ、こういう姿が見えてきている段階の中で、このたびまた補正として2億151万7,000円の計上がなされているところであります。この段階でのこの多額な補正というものについては、どういう内容なのかなというところが疑問としてあるわけでありますので、この事業の内容についてまずご説明をお願いしたいと思います。
○青柳安展予算特別委員長 杉浦教育次長。
○杉浦宗義教育次長 大森小学校関連の補正の内容につきましてお答えを申し上げます。
 PFI事業で進めておりますこの大森小学校の建設に係る国の補助金の交付決定を受けまして、このたびの補助対象の経費が確定をしたということになります。その補助対象経費に市の単独分を調整した、PFIですので、SPCへの支払一時金となる、ただいま委員からございました公有財産購入費を補正後に約15億円とするため、歳入歳出予算、関係予算の補正をお願いしているものでございます。
 ちょっと具体的な内容を触れさせていただきたいと思います。最初に国庫の負担金でございますけれども、校舎、屋内運動場に係る補助、またグラウンド、プールというふうに国のメニューが分かれておりますけれども、一緒にご説明を申し上げます。
 このたびの補正で約1億1,830万円の増となりまして、国庫負担金、当初予算との合計で7億742万円となります。次に起債も連動して2種類に分かれておりますけれども、このたびの補正でトータル1億7,960万円の増というお願いをしておりまして、こちらも当初予算との合計で総額7億2,910万円となります。これに一般財源を単独分も含めて調整をし、歳出の公有財産購入費としてこのたびございました約2億円の増額補正を行い、当初予算では約13億円というSPCへの支払一時金を、冒頭で申し上げました約15億円とする内容でございます。よろしくお願いします。
○青柳安展予算特別委員長 1番水上公明委員。
○1番(水上公明委員) 今のお話の中では、いわゆる財源として国庫の方からの支出と、あと地方債というところで増額をしながらSPCの方の事業費という、いわゆる国庫の補助対象が増えてSPC単独といいますか、そちらの方の事業費負担が減っていくんだと、そういうことからの今回の補正ですよというふうに理解できるわけでありますけれども、この補助が増えたことによって当然一般財源の方も1億円近い額が減っているわけであります。総額的な事業としては変わっているのかどうなのかというのが第1点と、それからSPCの方への負担分が補助もしくは起債の方で肩代わりすることによって、当然これまで予定した債務負担行為として掲げているわけですが、これについてどの程度減額になるのか。この辺についてもお聞かせをいただきたいと思います。
○青柳安展予算特別委員長 杉浦教育次長。
○杉浦宗義教育次長 2点ございました。大森小学校の設置に係る債務負担行為の設定につきましては、さかのぼりますけれども平成20年9月定例会、PFIの事業期間15年にわたる30億円という限度額の設定を行い進めてきたところでございます。その後、民間事業者の公募手続を進め、昨年1月に入札を行い、現在のSPCが設立をされ、事業契約書の締結となってございます。その契約額につきましては、入札時の約25億5,000万円と現在は想定をしているところでございます。ただし、事業期間外における割賦金の借入金利、また維持管理に係る物価指数の変動など不確定な要素があることから、想定と申し上げたところでございます。なお、変動に伴う内容については文書での取り交わしという内容になってございます。
 以上が事業費の変移と申しますか、現状でございます。
 このたびの補助対象経費の拡大によりまして、当初に見込んだ内容と違ってきておりますのは、補助対象から外れたハード、施設整備に係る委員からございました15年間の割賦金、消費税込みで、このたびの補正後、約7億1,200万円と捉えております。当初の想定より、このたびの一時金の増額変更で約2億2,700万円の減額となってございます。この割賦金、SPCが借入れをする民間資金となるわけでございますけれども、その金利分が縮小するということになります。実際の借入れ、年明け来年3月末となってございますけれども、昨年1月のPFIの入札の際の想定金利、これを用いた場合という想定ですけれども、約2,560万円の削減が図られるという想定をしてございます。よろしくお願いします。
○青柳安展予算特別委員長 1番水上公明委員。
○1番(水上公明委員) 今のお話の中で、非常にありがたいことだなと思います。いわゆる国庫の負担金等にかかわって枠が拡大されたことによって、本市の財政負担部分が現実的には長期的な部分も含めて減額になるのかなと。そういう意味では、この債務負担という一つの財産から見れば、運用からすれば、閉塞性というか、そういうものが懸念されるわけですが、そういう今回の措置等によりまして軽減されるということは大変うれしいことだなと思います。
 最後になりますが、この債務負担がこれほど減額になるわけでございますので、本来的にはその債務負担の補正というか、そういうものもあってしかるべきなのかなと。といいますのは、我々委員からすれば債務負担額というものが確定している、平成20年に確定したわけで、これが長い目でずっと均等割15年ということで、その債務負担としては見えてきているわけですね。それが変動されないということになると、いつまでも何か本当に減額になったのかどうかというような落ち着かない気持ちもあるのかなと思いますが、この辺の取り扱いがどうなるのかということをお伺いし、そしてこの事業、非常に待ち遠しい事業でございますので、成功裏に終わることも期待して終わりたいと思います。最後の質問についてご回答をお願いしたいと思います。
○青柳安展予算特別委員長 杉浦教育次長。
○杉浦宗義教育次長 債務負担行為の限度額の決定、経過も含めて先ほど金額を申し上げました。その減額はいらないかというご質問でございますけれども、債務負担行為の設定をした限度額内、以内である以上、限度額の減額補正変更しなくとも歳出予算の計上は拘束をされないという理解をしております。よろしくお願いいたします。
○青柳安展予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
 会議の途中ですが、ここで午後1時まで休憩します。

   午後12時05分 休 憩


   午後 1時00分 開 議

○青柳安展予算特別委員長 午前に引き続き会議を開きます。
 質疑を続けます。ご質疑ありませんか。9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 第2款総務費、54ページをお願いいたします。第1項の総務管理費の中の交通災害共済基金活用事業についてお尋ねしたいと思います。
 工事請負費の103万円減額、また負担金補助金及び交付金で新設小学校等通学路への街路灯設置補助金が124万3,000円の増額ということで、内容のご説明をお願いしたいと思います。
○青柳安展予算特別委員長 山科市民生活部長。
○山科 優市民生活部長 交通災害共済基金活用事業の内容でありますけれども、組み替え補正であります。当初、工事請負費に計上しておりました街路灯の設置事業費を、例年行っております防犯連合会での街路灯設置と同様の形で実施するための補助金として組み替えするものであります。今年度は特に大森小学校の新設によります学区再編に伴い、新たな通学路における児童の交通事故防止等を図るため、交通災害基金活用事業として実施するものであります。設置後の維持管理については、これまでの防犯灯と同様に地域での管理をお願いすることになりますが、このたびは特に維持管理経費が安価なLEDの防犯灯の設置を計画しているところであります。灯数でありますけれども、LEDの灯数、通学路に36灯、約3万1,000円ほど1灯当たり経費がかかります。そのほかに通常の蛍光灯管でありますけれども、5灯で、1灯当たり約2万5,000円ほど、合計で124万3,000円の補助金に組み替えをするものであります。よろしくお願いします。
○青柳安展予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 新しい小学校ができることでの通学路の変更ということで、新たな通学路に対して安全・安心に通学できて、子どもたちにとっては本当に喜んでいるということで感謝申し上げたいと思います。また、今回新たに蛍光灯でなくLEDを設置してくださるということで、電気料から、あと耐用年数ですかね、耐用年数も延びまして、地域にとりましてその点でも地域からの負担も少なくなって大変ありがたいことだと思います。地域によって数の多い設置もあるやと聞きますので、電気料の補助については今後どのようになっているのか、その点もちょっとお尋ねしたいと思います。
○青柳安展予算特別委員長 山科市民生活部長。
○山科優市民生活部長 例年、年度末ごろに公衆街路灯の設置補助交付規程に従いまして交付しているところで、各区に電気料の補助として実施しているところでありますけれども、今後、現行の規程の中ではLEDの設置云々という規定はございませんので、このたびの予算に計上した形で地区の方でも取り組みができますように交付規程を改定して、庁内で検討しながら改定していきたいと考えております。
○青柳安展予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 今、一般家庭でも普通の蛍光灯からLEDに替えて、消費電力から維持費の削減に取り組んでおります。今後、地域によっても地域自体の運用費用を出してLEDに替えていきたいという地域が増えると思います。まして東根市は環境ISOを取って、家庭版、学校版ISOと普及をしているわけですので、今後そのLEDの設置に対して自治区で対応しているお金にプラスして補助を出す考えがあるのか、その辺、もうちょっと詳しくお願いしたいと思います。
○青柳安展予算特別委員長 山科市民生活部長。
○山科優市民生活部長 現行、1灯当たりの補助が約2万円程度としているわけですけれども、若干LEDの場合、器具が割高になりますので、庁内でまだ検討しておりませんけれども、できるだけ割高な部分をカバーできるような金額に改定していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○青柳安展予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 分かりました。今後、地域においてもLEDに交換することが多くあり、また、ますますそういう考えになっていく地域が増えると思いますので、是非その辺、増設に対しての補助金などをお考えの上、環境にやさしい東根市になっていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 次に、66ページ、第4款衛生費、新型インフルエンザ予防事業でございます。この点は所得の少ない方に全額補助ということの説明がありましたけれども、もう少し詳しくご説明をお願いしたいと思います。
○青柳安展予算特別委員長 黒田健康福祉部長。
○黒田長健康福祉部長 新型インフルエンザ予防事業の中の委託料708万円についてご説明申し上げます。
 新型インフルエンザにつきましては、今回の計上したものにつきましては非課税世帯の方を対象としておるところであります。65歳以上の方につきましては、10月現在の非課税者は2,300名ほどいらっしゃいますけれども、そのうちの約45%、1,000名を対象にして1回当たり3,500円ということで計上しております。それから非課税世帯で65歳未満の方については、10月現在で2,200名ほどおりますけれども、その45%ということで982人ほど対象に計上しているところであります。昨年の実績を見てみますと、昨年は新型インフルエンザの予防接種ということでワクチンの量が全体的に足りないということがありましたけれども、1月以降から接種、12月でしたかな、接種しまして、全体で329名ほどの接種しかありません。非常に低い接種率でありました。今年度は、それらをも勘案しまして無料ということで45%ほど、約半分近くの方を対象として計上しているところでありますので、よろしくお願いいたします。
○青柳安展予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 昨年度は接種率が低かったということもありまして、今年度はどのぐらい流行するかはまだ分からない状態でありますけれども、接種率を上げるためにこういう所得の少ない方への助成ということになると思います。また、今回、新型インフルエンザといいますけれども、当初の予算の普通のインフルエンザ、実際は病院の方に聞きますと新型も普通のインフルエンザも一緒にやるということなんですけれども、その辺のこともちょっとお尋ねしたいと思います。
○青柳安展予算特別委員長 黒田健康福祉部長。
○黒田長健康福祉部長 従来型の今までのインフルエンザですと、3価ワクチンといいましてAソ連型、それからA香港型、B型の3種類のインフルエンザを一緒にしまして接種しておりました。今年度は、新型ワクチン、それからB型、それからA香港型ということで、Aソ連型を除いて3価ワクチンとして今年度から接種していくというふうにしているところであります。
○青柳安展予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 新型も普通のインフルエンザも一緒に接種するということで、そのインフルエンザの接種の料金なんですけれども、料金はどのようになっているのかまずお尋ねしたいと思います。
○青柳安展予算特別委員長 黒田健康福祉部長。
○黒田長健康福祉部長 予防接種の料金でありますけれども、料金につきましては北村山が一番高い接種料になります。1回3,500円の接種ということになります。ほとんどが3,000円でありまして、35市町村中28市町村が3,000円ということになっています。それから最上地区には2,200円とか、そういうところもあります。地区によっては違いますけれども、ほとんどが3,000円ということです。我々としましても3市1町の方で北村山医師会長に、接種ワクチンの料金については近隣市町村含めましてほとんど3,000円であるということで、その金額でお願いしたいという要望を出しておりましたけれども、それについてはなかなか了解を得られませんで、今回の3,500円の料金となったところであります。ちなみに国の基準額としては3,600円となっていますけれども、あくまでもこれは全国的な基準でありまして、その基準を下回っているということで3,500円に設定したというお話でありました。
 以上です。
○青柳安展予算特別委員長 9番高橋ひろみ委員。
○9番(高橋ひろみ委員) 予防接種の料金については、山形県のほとんどの市町村が3,000円ということで、北郡の3市1町だけが3,500円ということで、これは平成21年3月のときの予算のときも質問いたしまして、いろいろ講じてくださいというお願いをしたのですけれども、いまだかつてそのままの状態ということで、この500円の差が接種率にもつながっているのではないかと思います。一般の子どもを持っている家庭4人家族の場合、500円違いで2,000円にもなります。近隣の市町村、河北町、天童市では3,000円ということで、そこにわざわざ出かけて接種をする方もいらっしゃるというお話も聞いております。是非今後、接種の料金、北郡の医師会の方に強く要望していただいて接種率を上げていただくようにお願いしたいと思いまして、質問を終わります。
○青柳安展予算特別委員長 以上で、ご了承願います。
 ほかにご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展予算特別委員長 質疑もありませんので、これで終わります。
 次に、議第88号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第88号 平成22年度東根市一般会計補正予算(第4号)の採決をします。
 議第88号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第88号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第89号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第89号 平成22年度東根市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の採決をします。
 議第89号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第89号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第90号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第90号 平成22年度東根市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の採決をします。
 議第90号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第90号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第91号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第91号 平成22年度東根市介護保険特別会計補正予算(第2号)の採決をします。
 議第91号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第91号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第92号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第92号 平成22年度東根市水道事業会計補正予算(第1号)の採決をします。
 議第92号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第92号は原案のとおり可決されました。
 次に、議第93号に対する討論ですが、通告がありませんので討論を終わります。
 これから議第93号 平成22年度東根市工業用水道事業会計補正予算(第1号)の採決をします。
 議第93号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青柳安展予算特別委員長 異議なしと認めます。よって、議第93号は原案のとおり可決されました。
 以上で、予算特別委員会に付託されました議案の審査は全部終了しました。
 なお、本委員会の審査の結果については、12月10日の本会議で審議されることになっていますが、審査の経過と結果についての私からの口頭報告は、申し合わせにより、結果についての報告とさせていただきますので、ご了承願います。
 次に、執行部に申し上げます。予算の審査の中で示された各委員の意見、要望などを十分に尊重し、的確な事務処理に当たられることをお願いいたします。

◎閉     会

○青柳安展予算特別委員長 これで予算特別委員会を閉会します。御苦労さまでした。

   午後 1時17分 閉 会