議事日程 第3(総括質疑)

平成21年12月7日 午前10時 開 議

      清  野  貞  昭 議長       秋  葉  征  士 副議長


◎出席議員(18名)
 1番   水  上  公  明 議員       2番   高  橋  光  男 議員
 3番   細  矢  俊  博 議員       4番   大  場  英  雄 議員
 5番   浅 野 目  幸  一 議員       6番   加  藤  信  明 議員
 7番   阿  部  清  雄 議員       8番   阿  部  綾  子 議員
 9番   高  橋  ひ ろ み 議員      10番   佐  藤     直 議員
11番   奥  山  重  雄 議員      12番   岡  崎  賢  治 議員
13番   青  柳  安  展 議員      14番   清  野  忠  利 議員
15番   武  田  敏  夫 議員      16番   結  城     芳 議員
17番   秋  葉  征  士 議員      18番   清  野  貞  昭 議員

◎欠席議員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        横 尾 智三郎
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
奥 山   元                 荒 川 妙 子  代表監査委員
         委  員  長
八 島 一 夫  農業委員会会長        大 江 和 明  消  防  長
椎 名 和 男  副  市  長        小 関 正 男  教  育  長
高 橋 一 郎  総 務 部 長        杉 浦 宗 義  市民生活部長
黒 田   長  健康福祉部長         岡 崎 春 夫  経 済 部 長
         建 設 部 長
小 林 文 雄                 山 科   優  会計管理者
         兼水道部長
矢 作   隆  教 育 次 長        間木野 多加志  総合政策課長
塩 野 康 二  庶 務 課 長        中 里 純 一  財 政 課 長
         選挙管理委員会                 監査委員会
太 田 紀代子                 森 谷   健
         事務局長                    事務局長
         農業委員会
今 野 和 行
         事務局長

◎事務局職員出席者職氏名
佐 藤 信 行  事 務 局 長        石 垣 和 彦  事務局長補佐
安 達 利 也  議 事 主 査        高 橋 範 一  主     事
塩 野 睦 美  主     事


◎議 事 日 程

 議事日程第3号
       平成21年12月7日(月) 午前10時 開 議

 日程第 1  議第78号 東根市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第 2  議第80号 東根市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第 3  議第81号 東根市さくらんぼ図書館設置及び管理に関する条例等の一部を改正す
              る条例の制定について
 日程第 4  議第82号 東根市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
    (総 括 質 疑)
    (散     会)


◎本日の会議に付した事件

 議事日程第3号に同じ。

◎開     議

○清野貞昭議長 皆さん、おはようございます。
 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、出席議員の数は18名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第3号によって進めます。

◎総 括 質 疑

○清野貞昭議長 日程第1 議第78号から日程第4 議第82号までの4議案について一括議題とします。
 これから議第78号及び議第80号から議第82号までの条例関係4議案について一括して質疑を行います。
 なお、質疑を行うときは、はじめに議案の題名とページ番号をお示し願います。
 ご質疑ありませんか。9番高橋ひろみ議員。
○9番(高橋ひろみ議員) 議第81号、ページ数の12ページ、東根市さくらんぼ図書館設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、お尋ねいたします。
 その中の東根市さくらんぼ図書館設置及び管理に関する条例の一部改正についてお尋ねいたします。
 本市のさくらんぼ図書館は、駅舎に併設しているユニークな図書館として大変喜ばれております。蔵書の割には貸出冊数が多い、稼動率が非常に高いということで評価されている図書館でもあります。平成22年度より指定管理者ということになるようですけれども、その選定方法も含めて今後の予定についてお尋ねしたいと思います。
○清野貞昭議長 矢作教育次長。
○矢作隆教育次長 指定管理者制度を実施するに当たって選定方法についてのご質問でありますけれども、今議会で条例の一部改正と債務負担行為の設定をお願いしているわけでありますが、この議決後におきましては1月に市内のNPOに限定した形で募集に入りたいと考えております。そしてプロポーザル方式によって提案をいただきまして、審査会を行いまして優先交渉権者を選定したい、そして3月の議会に指定管理者の指定について議決をお願いし、3月中に基本協定と年度協定を行う予定でございます。
○清野貞昭議長 9番高橋ひろみ議員。
○9番(高橋ひろみ議員) 大体の予定は理解いたしました。指定管理者の選定についてプロポーザル方式ということで、今までいろいろ指定管理者制度を実施している他市町村の図書館においても入札方式でただ価格だけの選定ということだとうまくいってないところが多々あるようですので、プロポーザル方式ということで大変良いことだと思います。
 次に、業務の内容についてでありますけれども、現在の管理状態と今後指定管理者制度に移行なったとき、どのような変更があるのかお尋ねしたいと思います。
○清野貞昭議長 矢作教育次長。
○矢作隆教育次長 指定管理者制度になることで大きく変わる点はどうなのかということですけれども、一般的なことを申し上げますと、これまで図書館の管理権限については教育委員会にあったわけでありますけれども、指定管理者制度を取り入れることによりまして施設の管理権限というのは指定管理者に代行をさせることになります。指定管理者が行う業務については、今回のさくらんぼ図書館設置及び管理に関する条例の一部改正の第4条に掲載していますけれども、これまで市が行ってきた業務について指定管理者にお願いするということになります。したがいまして、館長をはじめとした職員体制について、あるいは図書館の維持管理等も全て指定管理者が行うということになります。
 職員体制ですけれども、現在、館長については生涯学習課長が兼務、それから業務係長、主事、嘱託職員6名の体制でありますけれども、これについては指定管理者制度導入後について受託者が考えることになるわけでありますけれども、責任者として館長あるいは運営の責任者、事務担当の責任者などの配置をお願いする予定でおります。指定管理者制度の実施によって職員の勤務時間についても柔軟な対応を行えますので、サービスの向上なども期待できると思っております。
 現在、開館時間については、火曜日から土曜日まで午前9時30分から午後7時30分まで開館しておりますが、日曜・祝日も含めて開館時間を30分ほど延長できるということもあります。そういう意味で図書館利用者のサービスの向上が図られると期待しているところであります。
 以上です。
○清野貞昭議長 9番高橋ひろみ議員。
○9番(高橋ひろみ議員) 指定管理者制度になりまして内容的には現在と大体同じということで、開館時間が延長なるということは、利用者にとって非常に利用しやすい状況になるかと思います。また、現在行われている図書館のサービスということで、障害者や高齢者に配慮した宅配サービスなどは今後も続けられると思いますので、その辺もよろしくお願いしたいと思います。
 指定管理者によります業務として、その業務の中に様々な業務、人員配置、管理とか図書資料の購入というのがあると思います。その図書購入費の割合、人件費や管理費、その辺の状況は指定管理者になってどのようになるのかお尋ねしたいと思います。
○清野貞昭議長 矢作教育次長。
○矢作隆教育次長 今回の議案の中に平成22年度から平成24年度まで3カ年間の債務負担行為の設定をお願いしています。総額で9,474万3,000円を限度としております。1年間に換算しますと3,158万1,000円を限度としているところでありますが、内容といたしましては、基本的な運営事業費と図書購入費、それから情報システム運用費、維持管理経費などが主な内容になります。
 まず基本的な運営事業費についてでありますが、これは人件費が主な内容になります。館長、副責任者、図書担当委員などの人件費のほかに講座の開催、あるいは消耗品費等が主な内容になります。
 それから図書購入費、いわゆる図書館資料の購入費等についてでありますけれども、これについてはこれまでも図書購入費として370万円ほど予算化してまいりましたが、指定管理者後においてもほぼ同額を考えているところでございます。
 そのほかの経費といたしまして、ただいま申し上げましたように図書館情報のシステム管理委託料や施設の維持管理経費等が主な債務負担行為の内容、委託料になりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
○清野貞昭議長 9番高橋ひろみ議員。
○9番(高橋ひろみ議員) 委託料の配分はわかりました。その中で図書館資料、図書購入費なんですけれども、それは現在と同じような額にするということで理解いたしました。その図書館資料費について私が調べたところ、山形県の図書館の資料によりますと、東根市は人口1人当たり資料費として平成19年度は88円、平成21年度では81円となっております。いずれも県内の市町の中では下から3番目という状況になっております。私はこれを見てちょっと驚いたのであります。平成21年度は人口も増えたということで1人当たりの図書費が減ったということなんだと思います。蔵書の数も同じように県内の市町の中で下から3番目という状況であります。
 私たちが議会が始まるときにいつも唱和している市民憲章の「教養を深め 香り高い文化のまちをつくります」という中で、図書費だけが文化のバロメーターということではないと思いますけれども、さくらんぼ図書館を開設したとき、この図書館はどういう位置付けにあったのかと思い起こしてみますと、きちんとした図書館を整備したいということもあったと思います。第三次総合計画の後期基本計画の中には「図書資料の整備を進め、地域住民の身近な学習拠点としての機能を強化し、さらなる利用拡大を図ります。」と載ってあります。また、「新図書館の整備に向けた検討」というのも掲げられております。豊かなまちを形成していく上で、東根市はまちとしては伸びております。そういう文化的なものは短期にはなかなかつくれないと思います。今こういう経済情勢の中でどこまでというといろいろ難しい部分もありますけれども、やっぱり文化は長期的に考えなければいけないことだと思いますので、市長にお尋ねしたいんですけれども、今後、東根市として図書館の役割というか図書館をどのようにしていくのかお尋ねして終わりたいと思います。
○清野貞昭議長 土田市長。
○土田正剛市長 今、高橋議員ご指摘のとおり県内では下から3番目ということで、さくらんぼ図書館そのものは駅に併設された図書館ということで、このユニークさでは市外に十分発信しているとは思いますけれども、蔵書の数としては今3万冊ぐらいになっているのでしょうか、東根市の人口規模であれば、大体6万冊から7万冊ぐらいあって初めて図書館があるんだということが胸を張って言える数であるということからしますと約半分以下ということで、図書館の本来の機能としてはまだ道半ばではなかろうかと認識をしております。来年度の策定に向け、第4次総合計画が今策定中でありますので、その中において何らかの答申がなされるものと私としては期待をしているところであります。
○清野貞昭議長 以上で、ご了承願います。
 ほかにご質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 質疑もありませんので、これで総括質疑を終わります。
 お諮りします。ただいま議題となっております条例関係の4議案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○清野貞昭議長 異議なしと認めます。したがって、条例関係の4議案については委員会付託を省略することに決しました。

◎散     会

○清野貞昭議長 以上で本日の日程は全部終了しました。
 本日は、これで散会します。御苦労さまでした。

   午前10時15分 散 会