第１回東根市議会定例会
予 算 特 別 委 員 会 会 議 録
平成２０年２月２８日 午後 １時３０分 開 会
武 田 敏 夫 委員長 浅 野 目 幸 一 副委員長
◎出席委員（１７名）
１番 水 上 公 明 議員 ２番 高 橋 光 男 議員
３番 細 矢 俊 博 議員 ４番 大 場 英 雄 議員
５番 浅 野 目 幸 一 議員 ６番 加 藤 信 明 議員
７番 阿 部 清 雄 議員 ８番 阿 部 綾 子 議員
９番 高 橋 ひ ろ み 議員 １０番 清 野 貞 昭 議員
１１番 佐 藤 直 議員 １２番 秋 葉 征 士 議員
１３番 青 柳 安 展 議員 １４番 清 野 忠 利 議員
１５番 武 田 敏 夫 議員 １６番 結 城 芳 議員
１７番 奥 山 重 雄 議員
◎欠席委員（なし）
◎説明のため出席した者の職氏名
教育委員会
土 田 正 剛 市 長 横 尾 智三郎
委 員 長
選挙管理委員会
奥 山 元 奥 山 昭 男 代表監査委員
委 員 長
八 島 一 夫 農業委員会会長 土 田 吉 博 消 防 長
椎 名 和 男 副 市 長 小 関 正 男 教 育 長
武 田 國 義 総 務 部 長 牧 野 利 幸 市民生活部長
高 橋 一 郎 健康福祉部長 原 田 清一郎 経 済 部 長
建 設 部 長
青 柳 文 信 荒 川 妙 子 会計管理者
兼水道部長
武 田 稔 教 育 次 長 岡 崎 春 夫 総合政策課長
杉 浦 宗 義 庶 務 課 長 矢 作 隆 財 政 課 長
選挙管理委員会 監 査 委 員
武 田 綏 深 瀬 尚 信
事 務 局 長 事 務 局 長
農業委員会
青 柳 弘 索
事 務 局 長
◎事務局職員出席者職氏名
佐 藤 信 行 事 務 局 長 石 垣 裕 之 事務局長補佐
佐 藤 慎 司 議 事 主 査 森 谷 秀 範 主 事
芦 野 美 和 主 事
◎本日審査した案件
議第３６号 平成２０年度東根市一般会計予算
議第３７号 平成２０年度東根市国民健康保険特別会計予算
議第３８号 平成２０年度東根市東根財産区特別会計予算
議第３９号 平成２０年度東根市公共下水道事業特別会計予算
議第４０号 平成２０年度東根市老人保健特別会計予算
議第４１号 平成２０年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計予算
議第４２号 平成２０年度東根市介護保険特別会計予算
議第４３号 平成２０年度東根市市営墓地特別会計予算
議第４４号 平成２０年度東根市後期高齢者医療特別会計予算
議第４５号 平成２０年度東根市水道事業会計予算
議第４６号 平成２０年度東根市工業用水道事業特別会計予算
◎開 会
○武田敏夫予算特別委員長 皆さん、御苦労さまです。
本会議に引き続き、ただいまから予算特別委員会を開会します。
◎開 議
○武田敏夫予算特別委員長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席数は17名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
◎議第３６号〜４６号 平成２０年度東根市一般会計予算外１０件
○武田敏夫予算特別委員長 先ほどの本会議におきまして予算特別委員会に付託になりました議案は、議第36号から議第46号までの予算関係11議案であります。以上、11議案を一括議題とします。
これから議第36号から議第44号までの９議案について、財政課長に補足説明を求めます。矢作財政課長。
〔矢作 隆財政課長 登壇〕
○矢作隆財政課長 委員長の指示によりまして水道会計予算を除き一般会計ほか８会計予算の補足説明を申し上げます。
一般会計予算書をお願いいたします。予算書の１ページをお願します。
最初に、議第36号 平成20年度東根市一般会計予算についてご説明いたします。
第１条は、歳入歳出予算総額を153億1,400万円と定めるものです。
第２条は、債務負担行為について。第３条は、地方債の借入限度額等の設定について。第４条では、地方自治法に基づき歳出予算を支出する際の一時借入金限度額を20億円と定めるものであります。第５条は、給料等の人件費に過不足が生じた場合には同一款内における項間の流用ができる規定を定めるものであります。
次に、７ページをお願いします。第２表 債務負担行為についてご説明いたします。
まず、東根市土地開発公社に対する債務保証につきましては、開発公社が事業遂行するため金融機関から借り入れする際に12億円を限度として債務保証を行うものであります。
次に、公用車借上事業につきましては、平成20年度から５年間にわたり公用車６台を新たに維持補修付きの借り上げを行うことから、限度額の設定を行うものであります。
次に、農林関係の農業経営基盤強化資金利子助成は、融資に対して後年度に利子補給を行うものであり、商業げんきわくわく資金利子補給につきましては、市内商業者の活性化を図るため各融資に対し利子補給を行うため債務負担行為の設定を行うものであります。
排水設備等設置改造資金利子補給につきましては、東部地区の特定地域に対する合併処理浄化槽設置に対する市独自の嵩上げ補助を行うにあたり、排水設備等の改造資金の融資に対し５年以内にわたり利子補給を行うことから、債務負担行為の設定を行うものであります。
（仮称）東根市立神町小学校分離校整備等事業アドバイザリー業務委託は、民間活力導入可能性調査の結果に基づき、新設小学校の整備に向けて事業を推進するため、ＰＦＩ事業の実施方針の策定から建設改良引き渡しまで３年間にわたる債務負担行為の設定を行うものであります。
なお、平成19年度までに債務負担行為の設定をした事項につきましては予算書の178ページからの調書となっております。
次に、８ページをお願いします。第３表 地方債につきましては、県単独・県施工公共事業負担金から公共土木施設災害復旧事業までの市債の限度額、起債の方法等について設定するものであります。
なお、平成20年度末の事業別地方債の現在高見込額等につきましては、予算書の192ページに掲載のとおりであります。
次に、12ページをお願いします。２の歳入の主なものについてご説明いたします。
第１款市税第１項市民税のうち１目個人では、昨年のさくらんぼの不作や台風被害等による農業所得の減収等により、前年度比較で0.7％減の18億6,183万円、法人では前年度同額の８億7,409万9,000円を計上するものであります。第２項の１目固定資産税は、宅地開発の整備等により1.5％増の27億6,105万9,000円を計上。２目国有資産等所在市町村交付金は、前年度比較2.2％減の5,941万6,000円を計上。
14ページをお願いします。第４項たばこ税は、前年度比較9.1％減の２億7,740万円を計上。下段の第７項都市計画税では、1.8％増の３億7,342万2,000円を計上いたしました。
16ページをお願いします。第２款地方譲与税第１項自動車重量譲与税は、これまでの実績により3.3％減の１億4,500万円を計上。第２項地方道路譲与税と第３項航空機燃譲与税は、前年度同額を計上しております。
18ページをお願いします。第６款第１項の地方消費税交付金は、前年度同額の４億5,000万円を計上。第９款国有提供施設等所在市町村助成交付金は2.8％減の3,500万円を見込み、第10款地方特例交付金の第２項特別交付金は、減税補てん特例交付金の経過措置として2,000万円を計上いたしました。
20ページをお願いします。第11款地方交付税では、地方交付税の特別枠として地方再生対策費の創設により１億7,900万円が増額される見込みであることと、市税の増額等を考慮し、前年度比較で1.4％増の36億3,400万円を計上するものであります。
24ページをお願いします。下段の第15款国庫支出金１目民生費国庫負担金１節社会福祉費負担金の障害者自立支援給付費負担金は、障害者自立支援法に伴う障がい者の日常生活を支援する障害者自立支援給付費負担金として１億2,179万6,000円を計上。
次のページをお願いします。２目災害復旧費国庫負担金1,599万1,000円は、19年災、岩ヶ入沢川災害復旧事業費負担金を計上しています。下段の第２項国庫補助金の３目土木費国庫補助金のうち１節道路橋りょう費補助金では、市道野田荒小屋線道路改良事業を増額計上し、市道神町東14号線道路改良事業は、県単独事業から交付金事業として事業推進するため補助金等を計上しております。
28ページをお願いします。３節住宅費補助金のうち住宅建築物耐震改修等補助金は、木造住宅の耐震診断士派遣費補助金の新規計上。４目教育費国庫補助金３節中学校費補助金の安全・安心な学校づくり交付金は、大富小学校下水道接続工事の交付金を計上しております。下段の第16款県支出金第１項県負担金１目民生費県負担金１節社会福祉費負担金の保険基盤安定負担金、後期高齢者医療5,013万6,000円は、広域連合の見込額を計上。
30ページをお願いします。中段の第２項県補助金では、市町村総合交付金や県単独補助金等が削減される中で現在見込まれる県補助金について計上しております。
32ページをお願いします。４目農林水産業費県補助金の１節農業費補助金のうち山形県園芸担い手チャレンジプラン支援事業費補助金6,666万6,000円は、さくらんぼの加温ハウスと短期加温ハウス等の事業に対する県補助金を計上。２節林業費補助金の山形県みどり環境交付金460万円は、森林に関連する事業を推進するため県100％の交付金の計上です。５目土木費県補助金の１節道路橋りょう費補助金のうち空港周辺環境整備対策事業費補助金1,250万円は、交付金事業で実施する神町東14号線整備事業に対する補助金を計上しております。
34ページお願いします。中段の８目公債費県補助金は、新幹線関連事業で借り入れした起債に対するもので１億3,762万1,000円を計上するものであります。第３項委託金１目総務費委託金のうち２節徴税費委託金は、前年度比較2,460万円増の１億300万円を計上しており、４節の選挙費委託金では、来年度予定されている山形県知事選挙委託金2,200万円を計上しております。
36ページをお願いします。下段の第17款財産収入第２項財産売払収入１目不動産売払収入は、旧消防署用地等の売払収入を計上しております。
38ページをお願いします。第19款繰入金第２項基金繰入金では、１目財政調整基金から前年度対比9,916万4,000円増の３億2,825万6,000円を計上し、２目市立小中学校建設基金繰入金は、新設小学校建設事業用地購入費の財源として２億7,190万円を計上。３目アイジー基金繰入金では、市政施行50周年の記念事業費等に充当するため565万9,000円を計上。４目減債基金繰入金は、平成19年度から３カ年間にわたり実施される借入利率５％以上の公的資金の繰上償還金に充当するため、今年度分として１億886万1,000円を計上するものであります。
40ページをお願いします。第21款諸収入第３項貸付金元利収入２目中小企業融資資金貸付金元利収入３億4,870万円は、産業立地促進資金融資事業で年度末に山形県信用保証協会が貸付金が回収されるものであります。
42ページをお願いします。第４項雑入の５目給食事業収入２億919万円は、東根市学校給食事業費特別会計の廃止により給食費負担金を計上するものでございます。第22款市債につきましては、実質公債費比率を抑えるために起債の発行を抑制したことと、臨時財政対策債が出口ベースで6.3％削減されたことなどから、前年度比較で26.3％減の６億4,690万円を計上するものであります。
44ページをお願いします。次に、３ 歳出の主なものについてご説明いたします。
第１款議会費では、議員定数の減少等により前年度比較963万1,000円減の１億7,549万3,000円を計上しております。
次に、第２款総務費の主な事業についてご説明いたします。48ページお願いします。
第１項総務管理費２目広報広聴費に市民ガイドブック発行事業費とホームページ管理事業費の計上。４目財産管理費の財産管理事業のうち、次のページをお願いします、工事請負費4,300万円は旧消防庁舎解体経費等を計上しております。
52ページをお願いします。５目企画費の第四次東根市総合計画策定事業では、計画策定に向けた講演会開催経費等を計上。市民まちづくり事業は、市民地域づくり推進事業補助金に800万円を計上し、市制施行50周年記念事業は、記念事業を多彩に行うため記念事業実行委員会負担金に2,466万8,000円を計上しております。
54ページをお願いします。８目交通安全対策費では、交通安全対策事業で交通指導員を新たに２名増員するなど1,289万9,000円を計上。９目空港対策費では、東京便利用拡大のため山形空港利用拡大推進協議会負担金を増額計上しております。
56ページをお願いします。10目情報管理費の情報管理事業では、ホストコンピューターのアウトソーシングのため委託料に7,832万2,000円。オンラインシステム事業では、内部情報オンラインシステム使用料に4,480万9,000円を計上しております。12目の地方バス対策費は、市民バス運行委託料等の計上。13目プロジェクト推進費では、新設小学校の整備に係るアドバイザリー業務委託料と地質調査委託料等を計上しております。
58ページをお願いします。14目除排雪管理費に除雪費用として柳沢分を含む２億330万円を計上。15目諸費は、防災関連事業に防災アドバイザー１名分の賃金と食料や飲料水等の備蓄のための経費を計上しております。
60ページお願いします。第２項徴税費では、１目税務総務費に収納行為に対するアドバイスを得るため、収納業務アドバイザーの報酬と納税相談員の賃金等を計上。
次のページをお願いします。第３項戸籍住民基本台帳費の１目戸籍住民基本台帳費では、新年度から戸籍のコンピューター化を推進するため、委託料に2,629万1,000円を計上し、窓口業務委託事業は、総合案内や住民票等の受け付け業務等を特定非営利活動法人ＮＰＯひがしねに委託するための委託料を計上しております。
64ページお願いします。第４項の選挙費では、３目に山形県知事選挙費を計上。次のページの４目に農業委員会委員選挙費、次のページに若木土地改良区総代選挙費を計上しております。
70ページお願いします。第５項統計調査費２目指定統計費では、住宅と世帯の居住状況や都市の雇用状況を調査する住宅土地統計調査事業に337万5,000円を計上しております。
72ページをお願いします。次に、第３款民生費の主な事業についてご説明いたします。
第１項社会福祉費１目社会福祉総務費の中段、国民健康保険基盤安定繰出金事業は、後期高齢者医療の基盤安定繰出金の影響により減額し、１億102万4,000円を計上しております。下段の２目社会福祉施設費では、開館３年目で100万人の利用者を突破したさくらんぼタントクルセンター維持管理事業に6,258万9,000円を計上。
次のページをお願いします。さくらんぼタントクルセンター運営管理委託事業は、特定非営利活動法人クリエイトひがしねに管理を委託するため3,268万6,000円を計上しております。３目身体障害者福祉費と、次のページの５目障害者自立支援費、６目地域生活支援費は、障害者自立支援法に基づき障がい者の日常活動を支援するため、各種事業について予算計上しております。
78ページをお願いします。７目老人福祉費は、下段の東根温泉を利用した生きがい活動支援通所事業や高齢者世帯を対象とした雪おろし等の軽度生活援助事業等についてそれぞれ予算化し、次のページをお願いします、中段の高齢者見守りネットワークシステム整備事業は、日中見守りが必要になる高齢者世帯を対象に新たにネットワークを構築するため、システム使用料を計上しております。
82ページをお願いします。10目後期高齢者医療費の後期高齢者医療療養給付費負担金事業３億1,227万7,000円は、４月から開始される75歳以上の後期高齢者医療制度における広域連合の療養給付費に対する負担金と事務費繰出金2,175万円、東根市後期高齢者医療特別会計の繰出金494万7,000円を計上しております。
84ページをお願いします。第２項児童福祉費の２目保育所費保育所事業の委託料３億4,811万7,000円は、新年度からひがしね保育所の運営を民間委託し、休日保育を実施するためのひがしね保育所運営委託料１億円と市内４施設の認可保育所運営委託料等を計上。３目児童館費、児童館事業の委託料926万2,000円は、東根児童館の管理運営を特定非営利活動法人大けやきフォーラム21に委託するため、委託料等を計上しております。
86ページをお願いします。放課後児童健全育成事業1,948万円は、小田島学童保育所を新たに開設するなど市内６カ所の学童保育所に対する委託料と補助金を計上しております。
88ページをお願いします。６目医療給付費では、新年度から実施する子育て応援５つ星事業として所得制限なしで医療費を無料化にする未就学児医療費無料化事業に4,296万5,000円、小学生が入院した場合の医療費を無料化にする小学生入院医療費無料化事業に937万1,000円、父子家庭の医療費を支援する父子家庭医療費無料化事業に137万4,000円を計上するものであります。
次に、94ページお願いします。第４款衛生費の主な事業についてご説明いたします。
第１項保健衛生総務費１目保健衛生総務費では、北村山公立病院組合負担金の経常分と交付税算入分を計上し、妊婦健康診査事業1,964万5,000円は、妊婦健康診査について２回分の公費負担から７回分に拡充し、公費負担するものでございます。
96ページお願いします。３目環境衛生費の環境衛生事業では、環境衛生組合長の報酬と報償費に環境衛生組合活動報償と地域版・家庭版ＩＳＯ推進報償を計上。浄化槽設置整備事業3,747万2,000円は、市内東部地区の特定地域における合併処理浄化槽設置に対する市の嵩上げ補助金の計上です。下段の市営墓地特別会計繰出事業4,408万7,000円は、第２期分譲として新たに墓地を整備するために繰出金を増額しております。
98ページをお願いします。５目健康推進事業費の健康ひがしね21推進事業は、健康ウォーキングや講演会等の開催に向けて115万円を計上しております。６目老人保健事業費の老人保健特別会計繰出金は、新年度から後期高齢者医療制度に変わりますが、本年３月の診療分や医療費の遡及請求等の支払いのため予算計上し、特別会計は平成22年度まで継続になります。
100ページをお願いします。８目健康増進事業費の健康増進事業599万9,000円は、本年４月から特定健康診査が導入されることに伴い、廃止される老人保健事業で実施していた健康教育経費や歯周疾患委託料等を計上しております。下段の第２項清掃費１目清掃総務費では、東根市外二市一町共立衛生処理組合負担金の経常分と交付税算入分などを計上しております。
次に、106ページをお願いします。第６款農林水産業費の主なものについてご説明いたします。
３目農業振興費では、108ページをお願いします、中段の利子補給事業は、昨年９月７日の暴風雨による天災対策資金利子補給補助金285万2,000円ほか各種利子補給補助金を計上しております。
次のページの園芸担い手チャレンジプラン支援事業7,299万9,000円は、さくらんぼ加温ハウスと短期加温ハウスに対する県単独補助金を計上するものであります。５目農地費では、次のページをお願いします、中段の白水川北部雨水対策事業は、東根一中西側の白金地区排水路整備負担金512万円を計上。農地水環境保全向上対策事業252万8,000円は、農地水環境保全対策で小田島地区と河北東部地区の地域協議会に対する負担金等を計上しています。６目農道整備事業費では、柏原農道整備事業を推進するため工事請負費ほか2,525万円を計上しております。
114ページお願いします。７目地籍調査事業費は、引き続き長瀞地区の地籍調査事業費を計上しています。
116ページお願いします。９目農業経営基盤強化促進対策費のうち遊休農地解消対策事業は、遊休農地実態調査に基づき認定農業者に対する遊休農地解消助成金等を計上し、認定農業者支援事業400万円は、農業の担い手である認定農業者が農業機械の購入及び雨除けハウスの新設並びに更新事業に対し支援するために補助金を計上するものです。第２項林業費２目林業振興費の下段、林業振興事業は、みどりの少年団育成事業補助金に116万円を計上し、次のページの松くい虫防除対策事業費に438万2,000円、みどり環境交付金事業に460万円を計上しています。
120ページお願いします。次に、第７款商工費の主な事業についてご説明いたします。
２目商工業振興費の商業げんきわくわく資金利子補給補助事業332万6,000円につきましては、市内中小商業者が店舗等の新増築で融資を受けた際に利子補給を行うものであります。３目観光費の観光事業では、次のページをお願いします、ひがしね祭実行委員会負担金に1,000万円、果樹王国ひがしね観光物産推進協議会負担金に725万円、社団法人東根市観光物産協会運営交付金に1,351万2,000円を計上しています。下段の果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会事業は、７回目のイベントとして1,500万円を計上し、今年も果樹王国ひがしねを全国に発信してまいります。
124ページをお願いします。４目企業誘致対策費の産業立地促進資金融資事業は、山形共和電業ほかに対する貸付金で、前年度対比１億360万円増の３億4,870万円を計上するものであります。
126ページをお願いします。次に、第８款土木費の主な事業についてご説明いたします。
第２項道路橋りょう費１目道路橋りょう総務費の県単独・県施工公共事業負担金2,000万円は、県道長瀞野田線等ほか道路整備事業に対する負担金の計上。２目道路維持費では、道路維持事業に市道維持修繕業務委託料4,500万円を計上。
次のページをお願いします、わがまち街路樹里親事業に75万7,000円を計上しています。３目道路新設改良費のうち道路新設改良事業（補助）につきましては、従来のウォーキングトレイル事業や市道羽入新田線、市道泉郷北部線、市道出戸蛇木線、市道蟹沢最上川線、市道野田荒小屋線などの事業費として２億6,749万8,000円を計上しております。道路新設改良事業（単独）は、臨時地方道整備事業や地方特定道路整備事業、小見１号線のほか市道柳沢線災害防除事業、空港周辺環境整備対策道路改良事業など各市道整備費として9,980万円を計上しております。
132ページをお願いします。第４項都市計画費２目土地区画整理費のうち一本木土地区画整理事業特別会計繰出金に２億7,964万2,000円、組合施行神町北部土地区画整理事業支援事業に１億6,956万7,000円、同じく神町北部土地区画整理関連事業8,995万円は、平成20年度から神町北部土地区画整理事業周辺地区である、ひまわり床屋前の交差点改良事業に向けて事業費を計上するものであります。３目街路事業費のうち街路新設改良事業（補助）は、来年度が最終年度となる長谷平林線整備事業費の計上と、単独では宮崎西道線道路改良事業負担金等を計上し、東根地区まちづくり交付金事業は、宮崎西道線整備事業に関連し周辺のまちづくりや活性化を図るためワークショップ運営委託料や測量調査設計委託料等を計上し、次のページをお願いします、（仮称）東根中央橋建設事業1,400万円は、村山野川に新橋建設のため予備設計業務委託料を計上するものであります。下段の第５項住宅費１目住宅管理費の住宅管理事業2,976万5,000円のうち、次のページをお願いします、委託料108万3,000円の中に新たに住宅建築物耐震改修等委託料として54万円を計上しております。
次に、138ページお願いします。第９款消防費の主なものについてご説明いたします。
第１項消防費１目常備消防費の常備消防事業では、委託料2,592万7,000円の中にはしご車オーバーホール委託料として1,550万円を計上しています。消防庁舎整備等事業5,160万7,000円は、委託料に庁舎施設等維持管理費と公有財産購入費に消防庁舎施設整備費を計上しております。２目非常備消防費の非常備消防事業は、団員報酬や需用費の585万6,000円に消防団員法被更新費ほかを計上しています。
140ページをお願いします。３目消防施設費では、貯水槽新設事業に貯水槽６基分を計上。消防施設事業に消火栓新設事業や小型ポンプ車庫改築工事費、小型動力ポンプ購入費ほかを計上。消火栓新設事業に消火栓２基分の費用を計上しております。
142ページをお願いします。次に、第10款教育費の主な事業についてご説明いたします。
２目事務局費の下段、私立幼稚園就園奨励事業に2,737万2,000円を計上。
次のページをお願いします。不登校児童生徒の適応指導事業に145万2,000円、特色ある学校経営事業に308万3,000円、特別支援教育推進事業にスクールサポーターを１名増員し1,017万7,000円を計上しております。３目アイジー基金運用事業費は市政施行50周年記念事業として、こどもサイエンスショー実施委託料等を計上しております。
次に、146ページお願いします。４目語学指導費の語学指導事業では、語学力向上のため英語指導助手２名分の経費を計上しております。第２項小学校費１目学校管理費では、次のページをお願いします、学校版ＩＳＯ推進事業に71万5,000円を計上。２目教育振興費の教育用コンピューター整備事業に1,187万8,000円。次のページのコンピューター教育支援事業230万円は、コンピューターを活用した事業にインストラクターを派遣する事業費を計上しております。３目施設維持費の小学校大規模改造事業は、大富小学校の下水道接続工事費の計上。小学校施設維持事業は、長瀞小学校洋式便器設置工事費ほかを計上しております。４目学校建設費の小学校仮設校舎リース事業2,043万3,000円は、東根中部小学校と神町小学校の仮設校舎の使用料の計上。新設小学校整備事業は、神町北部土地区画整理地内の新設小学校用地購入費として２億7,170万円を計上しております。第３項中学校費の１目学校管理費で、次のページをお願いします、学校版ＩＳＯ推進事業に45万4,000円を計上。第２項教育振興費の教育用コンピューター整備事業に1,533万円を計上しております。
154ページをお願いします。３目施設維持費の工事請負費240万円は、大富中学校自転車置き場設置工事費を計上しております。第４項社会教育費１目社会教育総務費のうち集会施設等開設整備事業につきましては、上野台公民館ほか集会施設開設に対する補助金として772万9,000円を計上。
156ページの２目公民館費の公民館事業に１億931万4,000円を計上。下段の地域づくり活動推進事業700万円は、各地区の地域づくり活動を推進するため交付金の計上です。
158ページをお願いします。４目市史編さん費の需用費267万5,000円は、東根市史年表総目索引の発行事業費の計上。５目文化振興費では、次のページをお願いします、東根の大ケヤキ環境整備事業にワイヤーロープの張り替え工事費等を計上しています。６目図書館費の図書館整備事業に404万5,000円、図書館講座事業に44万1,000円を計上。
162ページをお願いします。第５項保健体育費の２目体育施設費の体育施設等指定管理委託事業4,370万円は、財団法人東根市体育協会が市民体育館ほか体育施設等の管理運営にあたるものでございます。
次のページお願いします。総合型地域スポーツクラブ事業は、運営主体である東根市体育協会に補助金として100万円を計上するものであります。４目学校給食費は、ＰＦＩ事業により建設・運営・施設管理業務を一体的に推進するもので、学校給食事業に２億1,273万円、学校給食センター整備等事業に２億6,388万1,000円を計上しております。
166ページをお願いします。第11款災害復旧費の第２項公共土木施設災害復旧費は、昨年９月７日の台風９号で発生した岩ヶ入沢川災害復旧事業に対する事業費を計上しております。
168ページお願いします。第12款公債費につきましては、平成19年度から３カ年間にわたり実施される借入金、借入利率５％以上の公的資金の繰上償還金１億886万1,000円を含む元金と利子を合わせまして前年度対比2.7％増の26億2,148万8,000円を計上しております。
以上で、一般会計を終わります。
次に、国民健康保険特別会計予算書をお願いいたします。１ページをお願いします。
議第37号 平成20年度東根市国民健康保険特別会計予算についてご説明いたします。
第１条は、歳入歳出予算総額を43億2,500万円と定めるものであります。
第２条では、一時借入金の限度額を１億5,000万円と定め、第３条では、保険給付費に過不足が生じた場合は同一款内における項間の流用ができる規定を定めるものであります。
10ページをお願いします。２の歳入の主な事業ものについてご説明いたします。
第１款国民健康保険税につきましては、一般被保険者数や後期高齢者被保険者数並びに退職被保険者の対象人数や資産状況などにより収入を見込み、前年度比較で23.2％減の10億1,168万2,000円を計上するものであります。
第３款国庫支出金と次ページの第４款県支出金で、特定健康診査等負担金を新たに計上するとともに、14ページの第７款共同事業交付金までにつきましては、歳出の保険給付費の見込額に合わせ計上するものであります。第９款繰入金１目一般会計繰入金は、国の基準に基づき算出した保険基盤安定繰入金などの繰入金を計上し、第２項基金繰入金は２億6,267万8,000円の給付基金繰入金を見込んだところであります。
次に、20ページをお願いします。３ 歳出についてご説明いたします。
第１款総務費第１項総務管理費１目一般管理費の総務管理事業につきましては、職員人件費や高額医療費支給管理システム改修委託料の計上のほか、医療費適正化特別対策事業を計上するものであります。
次に、24ページをお願いします。第２款保険給付費の主な事業につきましては、第１項療養諸費１目一般被保険者療養給付費は、これまでの実績等を加味し、前年度比較で６億685万7,000円増の23億188万5,000円を計上しております。２目退職被保険者等療養給付費は、前年度比較で４億2,017万6,000円減の２億9,037万5,000円を計上しております。
次に、26ページをお願いします。第３款後期高齢者支援金等の１目後期高齢者支援金に４億8,081万8,000円を計上。
28ページお願いします。第５款老人保健拠出金１目老人保健医療費拠出金は、後期高齢者医療制度の開始により今年３月診療相当額を計上。
32ページをお願いします。第８款保健事業費１目特定健康診査等事業費の特定健康診査事業は、医療制度改革関連法案の成立に伴い今年４月から生活習慣病予防のためメタボリックシンドロームに着目した特定健診と特定保健指導等を行うもので、うち特定健康診査事業は県結核予防協会と県成人病検査センターに委託を予定しております。特定保健指導事業は、健診結果から抽出された指導対象者に対し、医師や保健師等による生活習慣の改善等に向けて指導を行い、健康診査事業は特定健診の対象項目外の健診経費の計上です。第２項保健事業費１目保健衛生普及費の保健衛生普及事業につきましては、インフルエンザ予防事業費等を委託費に計上しております。
以上で、国民健康保険特別会計を終わります。
次に、東根財産区特別会計予算書をお願いします。１ページをお願いします。
議第38号 平成20年度東根市東根財産区特別会計予算についてご説明いたします。
第１条は、歳入歳出予算総額を130万円と定めるもので、第２条は、一時借入金の限度額を50万円と定めるものであります。
４ページをお願いします。２の歳入の主なものは、第１款財産収入の財産貸付収入は、クレー射撃場や堂ノ前公園用地のほか５件の財産区有地の貸付収入であり、第２款繰入金は財産区管理会運営基金から繰入金を計上するものであります。
次に、８ページをお願いします。３の歳出の主なものは、第１款総務費の１目一般管理費では財産区管理会経費を、２目財産管理費では財産区有地で東根小学校や神町小学校のみどりの少年団に対する枝打ち体験や環境学習等の事業費と山林の管理経費等について計上するものであります。
以上で、財産区特別会計を終わります。
次に、公共下水道事業特別会計予算書をお願いいたします。１ページをお願いします。
議第39号 平成20年度東根市公共下水道事業特別会計予算についてご説明いたします。
第１条は、歳入歳出予算総額を25億3,000万円と定めるものであります。
第２条は、債務負担行為の設定。第３条は、地方債の借入限度額等の設定を定めるものであり、第４条は、一時借入金の借入限度額を２億5,000万円と定めるものであります。
３ページをお願いします。第２表 債務負担行為は、平成20年度において排水設備等の改造資金の融資に対し５年間にわたり利子補給を行うことから債務負担行為の設定を行うものでございます。
４ページお願いします。第３表 地方債につきましては、管渠建設事業などに係る起債について限度額等の設定を行うものであります。
６ページお願いします。２の歳入の主なものについてご説明いたします。
第１款分担金及び負担金につきましては受益者負担金と、第２款使用料及び手数料については下水道使用料を計上するとともに、第３款国庫支出金は管渠建設事業等に対する補助金として２億1,000万円を計上しております。
次に、８ページお願いします。一番下であります第７款市債につきましては、管渠建設事業債及び資本費平準化債に加え、補償金免除繰上償還の財源として公営企業借換債を計上しております。
10ページお願いします。３の歳出の主なものについてご説明いたします。
第１款公共下水道費１目下水道総務費では、職員の人件費のほか最上川流域下水道（村山処理区）維持管理負担金を計上しております。下段の管渠建設費では、神町北部土地区画整理事業地内の整備を含めた今年度整備する公共事業分をはじめ、次のページをお願いします、ルール単独事業、最上川流域下水道（村山処理区）建設事業負担金等の各事業費を計上しております。
14ページの第２款公債費は、平成19年度から３カ年間にわたり実施される借入利率５％以上の公的資金の繰上償還で、今年度分５億1,035万8,000円を含む元金と利子を合わせて前年度対比55％増の14億8,303万4,000円を計上しております。
以上で、公共下水道事業特別会計予算を終わります。
次に、老人保健特別会計予算書をお願いいたします。１ページお願いします。
議第40号 平成20年度東根市老人保健特別会計予算についてご説明いたします。
第１条は、歳入歳出予算総額を３億7,200万円と定めるものであります。
４ページをお願いします。２の歳入の主なものといたしましては、後期高齢者医療制度の開始により平成20年３月診療分のみが対象となり、前年度と比較し大きく減額となり、第１款支払基金交付金、第２款国庫支出金、第３款県支出金、第４款繰入金等を計上したものであります。
８ページお願いします。３の歳出の主な事業といたしましては、第２款医療諸費の第１項医療諸費について３億6,820万9,000円を計上したものであります。
以上で、老人保健特別会計を終わります。
次に、一本木土地区画整理事業特別会計予算書をお願いいたします。１ページをお願いします。
議第41号 平成20年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計予算についてご説明いたします。
第１条は、歳入歳出予算総額を２億9,500万円と定めるものであります。
４ページをお願いします。２の歳入の主なものにつきましては、第３款繰入金１目一般会計繰入金に２億7,964万2,000円を計上しております。
８ページをお願いします。３の歳出の主なものについては、第１款土地区画整理事業費２目区画整理事業費のうち一本木土地区画整理事業（単独）では、竣工記念碑設置工事に111万円、減歩緩和用地として公有財産購入費に１億7,300万円、物件移転補償費に1,315万4,000円を計上し、保留地処分金事業に1,500万円を計上しております。
以上で、一本木土地区画整理事業特別会計を終わります。
次に、介護保険特別会計予算書をお願いいたします。１ページお願いします。
議第42号 平成20年度東根市介護保険特別会計予算についてご説明いたします。
第１条は、歳入歳出予算総額を24億2,200万円と定めるものであり、第２条は、保険給付費に過不足を生じた場合における同一款内での流用規定を定めるものであります。
６ページお願いします。２の歳入の主なものにつきましては、第１款介護保険料は特別徴収分並びに普通徴収分についてそれぞれの見込額を計上するとともに、第３款国庫支出金第１項国庫負担金から、次のページの第５款県支出金第２項県補助金までは、それぞれ各種介護サービスの給付に合わせた補助金を計上。第７款繰入金第１項一般繰入金に、次のページをお願いします、３億7,810万円を計上したところでございます。
次に、３の歳出の主な事業についてご説明いたします。14ページお願いします。第１款総務費第１項総務管理費では、職員の人件費や賦課徴収に係る経費を計上しております。
16ページをお願いします。第３項介護認定審査会費では、介護認定審査会事業費や認定及び調査事業費を計上しております。
20ページお願いします。第２款保険給付費の第１項介護サービス等諸費１目居宅介護サービス給付費は、ホームヘルプサービスなど見込まれる事業費を計上し、３目地域密着型介護サービス給付費は、昨年11月に小規模多機能施設本丸ホームの開設等により２億1,000万円を計上しております。５目施設介護サービス給付費は、特別養護老人ホームの入所者を見込み、９億4,320万円を計上しております。
次のページをお願いします。第２項介護予防サービス等諸費の２目介護予防サービス給付費では、要介護の予防のために１億5,120万円を計上しております。
26ページお願いします。第４款地域支援事業費第１項１目介護予防特定高齢者施策事業費1,020万7,000円は、40歳以上の虚弱な高齢者の把握や通所など介護予備群を対象とした介護予防事業費の計上であり、第２項１目包括的支援事業費は、新たに高齢者見守りネットワーク事業が加わったため206万円が増額になっています。
以上で、介護保険特別会計を終わります。
次に、市営墓地特別会計予算書をお願いいたします。１ページをお願いします。
議第43号 平成20年度東根市市営墓地特別会計予算についてご説明いたします。
第１条は、歳入歳出予算総額を4,500万円と定めるものであります。
４ページをお願いします。２の歳入につきましては、使用料に墓地使用料、手数料に墓地管理料、一般会計繰入金等を計上しております。
６ページお願いします。３の歳出につきましては、第１款総務費の１目一般管理費では、墓地管理委託料等を計上。第２款の墓地整備事業費１目墓地整備事業費では、第２期工事を実施するために詳細設計や用地測量委託、用地買収費等を計上するものであります。
以上で、市営墓地特別会計を終わります。
次に、後期高齢者医療特別会計予算書をお願いいたします。１ページをお願いします。
議第44号 平成20年度東根市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明いたします。
第１条は、歳入歳出予算総額を３億8,400万円と定めるものであります。
４ページをお願いします。２の歳入の主なものについてご説明いたします。第１款後期高齢者医療保険料につきましては、対象人数により特別徴収保険料や普通徴収保険料収入を見込み、２億8,812万3,000円を計上するものであります。第３款繰入金第１項一般会計繰入金は、国の基準に基づき算出した保険基盤安定繰入金などの繰入金を計上するものであります。
次に、８ページお願いします。３の歳出についてご説明いたします。第１款総務費第１項総務管理費１目一般管理費の総務管理事業につきましては、後期高齢者医療システム保守委託料や賦課徴収に係る経費を計上しております。第２款後期高齢者医療広域連合納付金第１項１目後期高齢者医療広域連合納付金３億7,672万1,000円は、本年４月から開始される75歳以上の高齢者の医療制度において市が徴収した保険料の全額と一般会計から繰り入れした保険基盤安定負担金分、広域連合の事務費負担金を計上し、広域連合に納付するものであります。
10ページをお願いします。第３款保健事業費１目特定健康診査事業費の特定健康診査受託事業は、75歳以上の方について広域連合で特定健診を実施しなければなりませんが、市が広域連合から委託を受け特定健康診査を実施するものであります。
以上で、後期高齢者医療特別会計を終わります。
以上、水道関係予算を除く会計について補足説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 次に、議第45号及び議第46号の２議案について、水道部長に補足説明を求めます。青柳建設部長兼水道部長。
〔青柳文信建設部長兼水道部長 登壇〕
○青柳文信建設部長兼水道部長 委員長の指示によりまして水道会計の平成20年度の予算について補足説明をさせていただきます。
はじめに、東根市水道事業会計予算書をお願います。１ページをお願いします。
第２条の業務の予定量でありますけれども、簡易水道との統合に伴いまして、給水戸数を１万4,500戸、前年度比で400戸の増としております。
次に、第３条の収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては10億6,171万7,000円であり、前年度と比較し１億9,527万8,000円の減。支出につきましては８億3,750万8,000円となりまして、前年度と比較しまして4,818万円の減となるものであります。収入減の要因といたしましては、水道料金の減額改定に伴うものであります。
２ページをお願いします。第４条の資本的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては5,123万4,000円であり、前年度と比較しまして1,135万円の増となり、支出につきましては５億2,394万円で、前年度と比較し１億4,127万2,000円の減となるものであります。支出減の要因といたしましては、大森低区高区配水池の耐震対策事業が完了したことなどによるものであります。
また、資本的収支の不足分につきましては、過年度分損益勘定留保資金、消費税資本的収支調整額、減債積立金及び建設改良積立金により補てんする予定でございます。
次に、第４条の２の特例的収入及び支出でありますが、簡易水道との統合に伴いまして未収金200万円及び未払金70万円を見込んでおります。
次に、３ページお願いします。第５条の企業債につきましては、簡易水道総合事業費として実施設計業務委託を計画しており、補助金を差し引いた残額分を借入れする計画でございます。
第６条の一時借入金から第９条のたな卸資産購入限度額までは、予算書に記載のとおりでございます。
続きまして、予算実施計画にて説明を申し上げます。
５ページをお願いします。収益的収入及び支出であります。収入について申し上げます。給水収益は10億831万7,000円であります。これは本年２月からの料金改定による見込額を計上したものであり、前年度対比で２億254万3,000円、16.7％の減となっております。受託工事収益、その他営業収益、受取利息及び配当金、雑収益は記載のとおりでございます。他会計負担金の981万3,000円は、簡易水道統合に伴う一般会計からの負担金収入でございます。
６ページをお願いします。特別利益は記載のとおりでございます。
この結果、収入合計は10億6,171万7,000円計上しまして、前年度対比で１億9,527万8,000円、15.5％の減となったところでございます。
次に、支出についてでございます。原水及び浄水費は２億4,637万4,000円であり、前年度対比で5,437万5,000円、18．1％の減であります。この要因につきましては、村山広域水道からの受水費の引き下げに伴うもので、6,074万6,000円の減額になるものであります。
７ページをお願いします。配水及び給水費は１億5,348万5,000円であり、前年度対比2,494万9,000円、19.4％の増であります。この要因につきましては、簡易水道との統合による職員１名分の人件費の増と簡水統合実施設計委託費の増によるものでございます。
８ページをお願いします。受託工事でありますが1,195万円を計上し、前年対比で500万円、29.5％の減でございます。要因といたしましては、消火栓新設修繕工事など通常の受託工事のみであり、給配水管等受託工事の減によるものでございます。業務総係費は9,388万6,000円であり、前年対比1,124万4,000円、13.4％の増であります。主な要因としましては、徴収業務専門員１名分の人件費と窓口等業務委託費及びコンビニ収納業務委託費の増でございます。
９ページをお願いします。減価償却費でありますが２億3,538万6,000円となり、前年対比で549万6,000円、2.4％の増であります。次に、資産減耗費でありますが505万円で前年同額になります。その他営業費用は記載のとおりでございます。営業外費用の支払利息及び企業債取扱諸費は6,274万7,000円で、前年度対比2,839万4,000円、31.2％の減であります。これは繰上償還に伴う減額でございます。
10ページをお願いします。過年度損益修正損は120万円で、前年対比230万円の減額を見込んでおります。予備費については記載のとおりでございます。
その結果、支出合計が８億3,750万8,000円となり、前年度対比で4,818万円、5.4％の減となったころでございます。
次に、11ページをお願いします。資本的収入及び支出の収入から申し上げます。企業債については1,800万円、簡易水道統合事業に伴う企業債借入金でございます。加入金については記載のとおりでございます。工事負担金でありますが、公共下水道関連事業等で515万円を計上しております。固定資産売却代金につきましては記載のとおりでございます。国庫補助金については簡易水道統合事業補助金として事業費の40％、1,200万円を計上しております。
その結果、収入合計を5,123万4,000円とし、前年度対比で1,135万円、28.5％の増となったところでございます。
12ページをお願いします。支出についてご説明申し上げます。施設費でありますが３億5,081万円とし、前年度対比で１億5,014万1,000円、30％の減でございます。内容としましては、大森低区高区配水池耐震補修工事が完了したことなどにより減額になったものでございまして、次、メーター設置費から企業債償還金までは記載のとおりでございます。
その結果、支出合計が５億2,394万円､前年対比で１億4,127万2,000円、21.2％の減となったところでございます。
資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額４億7,270万6,000円は、過年度分損益勘定留保資金２億3,325万5,000円、当年度分損益勘定留保資金2,445万1,000円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,500万円、減債積立金１億円及び建設改良積立金１億円で補てんするものであります。
なお、13ページの水道事業資金計画、14ページから17ページまでの給与明細、18ページ以降の予定貸借対照表、損益計算書、簡易水道事業会計の予定開始貸借対照表は記載のとおりでありますので、ご参照願います。
次に、東根市工業用水道事業会計予算書をお願いします。１ページをお願いします。
第２条の業務の予定量といたしましては、給水先を11社とするものでございます。
次に、第３条の収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入につきましては２億709万9,000円とし、支出につきましては１億4,676万3,000円とするものであります。
次に、第４条の資本的支出から第６条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費までは予算書に記載のとおりでございます。
予算の内容につきまして実施計画にてご説明を申し上げます。
５ページをお願いします。収益的収入及び支出について申し上げます。収入の部です。給水収益でありますが、２億580万5,000円、前年度と比較し56万4,000円、0.3％の減を見込んでおります。これにつきましては、平成19年度が閏年のため給水日数が前年度より１日少ないためでございます。その他営業収益から雑収益までは記載のとおりであり、収入合計を２億709万9,000円を見込んだところでございます。
次に、支出の部であります。原水及び浄水費でありますが6,723万円とし、前年度対比で593万2,000円、9.7％の増でございます。これにつきましては、施設更新計画策定業務委託料を計上したところでございます。
６、７ページをお願いします。配水及び給水費でありますが2,304万1,000円とし、前年度対比で1,811万8,000円、44％の減であります。これにつきましては、配水管耐震補強工事が完了したことに伴う減額でございます。業務総係費から予備費までは記載のとおりでございます。
その結果、支出合計を１億4,676万3,000円、前年対比で2,292万3,000円、13.5％の減となったところでございます。
８ページを願います。資本的支出であります。収入はなく、支出として企業債償還金２億4,286万4,000円、これは企業債の繰上償還を含めたものでございます。資本的支出額２億4,286万4,000円は、過年度分損益勘定留保資金及び減債積立金で補てんするものであります。
なお、９ページの工業用水道事業資金計画、10ページから13ページまで給与費明細書、14ページ以降の予定貸借対照表、予定損益計算書は記載のとおりでございます。
以上で、水道関係の予算を説明させていただきました。よろしくお願いいたします。
○武田敏夫予算特別委員長 以上で補足説明を終わります。
◎散 会
○武田敏夫予算特別委員長 これで、本日の日程は全部終了しました。
なお、本委員会は３月11日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
本日は、これで散会します。御苦労さまでした。
午後 ２時３９分 散 会