第3回東根市議会定例会

決 算 特 別 委 員 会 会 議 録

平成18年9月6日 午前11時20分 開 会

 佐  藤     直  決算特別委員長      阿  部  清  雄  副委員長


◎出席委員(21名)
 1番   今  野     孝 委員       2番   加  藤  信  明 委員
 3番   浅 野 目  幸  一 委員       4番   田  中     昭 委員
 5番   阿  部  清  雄 委員       6番   阿  部  綾  子 委員
 7番   高  橋  ひ ろ み 委員       8番   大  場  英  雄 委員
 9番   清  野  貞  昭 委員      10番   奥  山  重  雄 委員
11番   森  谷  政  志 委員      12番   佐  藤     直 委員
13番   中  井  和  男 委員      14番   秋  葉  征  士 委員
15番   清  野  忠  利 委員      16番   高  橋  一  俊 委員
17番   武  田  敏  夫 委員      18番   深  瀬  秋  広 委員
19番   武  田     敞 委員      20番   青  柳  安  展 委員
21番   結  城     芳 委員

◎欠席委員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        横 尾 智三郎
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
植 村 良 作                 横 尾   尚  代表監査委員
         委  員  長
八 島 一 夫  農業委員会会長        青 柳 文 信  消  防  長
武 田 新 市  助     役        奥 山 昭 男  収  入  役
小 関 正 男  教  育  長        椎 名 和 男  総 務 部 長
武 田   稔  市民保険部長         寒河江 賢 一  健康福祉部長
                                 建 設 部 長
武 田 國 義  経 済 部 長        杉 浦 正 弘
                                 兼水道部長
原 田 清一郎  教 育 次 長        高 橋 一 郎  総合政策課長
荒 川 妙 子  庶 務 課 長        矢 作   隆  財 政 課 長
         選挙管理委員会                 監 査 委 員
武 田   綏                 名 和 信 博
         事 務 局 長                 事 務 局 長
         農業委員会
青 柳 弘 索
         事 務 局 長

◎事務局職員出席者職氏名
牧 野 利 幸  事 務 局 長        清 野 敬 信  事務局長補佐
佐 藤 慎 司  議 事 係 長        齋 藤 美奈子  主     任
森 谷 秀 範  主     事

◎本日審査した案件

 議第64号 平成17年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
 議第65号 平成17年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
 議第66号 平成17年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
 議第67号 平成17年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算認定について
 議第68号 平成17年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 議第69号 平成17年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 議第70号 平成17年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
 議第71号 平成17年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
 議第72号 平成17年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
 議第73号 平成17年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定について
 議第74号 平成17年度東根市水道事業会計決算認定について
 議第75号 平成17年度東根市工業用水道事業会計決算認定について

◎開     会

○佐藤直決算特別委員長 皆さん御苦労さまです。
 ただいまから決算特別委員会を開会いたします。

◎開     議

○佐藤直決算特別委員長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は21名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

◎議第64号 平成17年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外11件

○佐藤直決算特別委員長 先ほどの本会議におきまして、決算特別委員会に付託になりました議案は、別紙付託表のとおり議第64号から議第75号までの12議案であります。
 以上12議案を一括議題とします。
 これから議第64号から議第73号までの10議案について、収入役に説明を求めます。奥山収入役。

   〔奥山昭男収入役 登壇〕

○奥山昭男収入役 委員長から指示ありました議案につきまして、平成17年度決算の概要について補足説明を申し上げたいと思います。
 最初に提出をいたしております決算関係書類及び資料の確認をお願いしたいと思います。
 厚い冊子の平成17年度東根市歳入歳出決算書の中には、歳入歳出決算書総括表及び一般会計決算及び9件の特別会計決算書が記載されております。その後、色紙で区切りをいたしまして、一般会計並びに特別会計9件の歳入歳出事項別明細書、さらに17年度実質収支に関する調書、平成17年度財産に関する調書が記載されております。加えまして、当該決算に係る主要施策の成果に関する書類といたしまして、別冊、薄い冊子の決算附属資料がございます。さらに監査委員から提出されました意見書のほかに、決算審査資料の中で市から提出いたしました平成17年度決算統計からの財政分析に係る資料等も合わせてご参照いただきたいと思います。
 最初に、議第64号 平成17年度東根市一般会計歳入歳出決算について、ご説明いたします。決算書の4ページをお願いしたいと思います。
 一般会計歳入決算額は151億8,634万2,927円で、前年度よりも29億9,985万5,188円、16.5%の減であります。予算現額156億3,256万7,000円に対する収入割合は97.1%であります。歳出決算額は146億3,930万8,191円で、予算現額に対する執行割合は93.6%であります。
 その結果、歳入歳出差引残額は5億4,703万4,736円であります。
 次に、一般会計歳入歳出決算のうち、歳入について申し上げたいと思います。事項別明細によりご説明申し上げますので、80ページお開き願います。
 第1款市税について申し上げます。市税の収入済額は58億8,616万3,581円で、歳入額全体の38.8%を占め、7.1%の上昇しております。前年度よりも1億2,782万3,516円、2.2%の増額であります。市税の予算額に対する収入割合は101%、調定額に対する割合は93.4%であります。その内訳は、第1項の市民税におきまして22億4,182万2,485円で、前年度よりも9,321万3,595円、4.3%の増であります。個人市民税については、配偶者への均等割2分の1課税の新設、長期譲渡所得の100万円の特別控除の廃止などもありまして、前年度よりも5,754万8,107円、4.6%の増、法人市民税においても、企業の業績回復の影響によりまして、前年度よりも3,566万5,488円、4.0%の増となりました。第2項の固定資産税におきましては、28億9,589万4,587円で、農地から宅地への地目変更と家屋の新築・増築の件数増加により、前年度よりも4,127万8,891円、1.4%の増となりました。第3項の軽自動車税におきましても8,758万5,500円、前年度よりも282万2,500円、3.3%の増であります。
 82ページをお願いします。第4項のたばこ税におきましては、2億7,681万8,397円、前年度よりも1,437万8,750円、4.9%の減であります。第6項の入湯税におきましては1,786万6,425円で、前年度よりも86万1,000円、4.6%の減、第7項の都市計画税につきましては3億6,617万6,187円で、固定資産税と同様に農地の宅地化や家屋の新増築の増によりまして、前年度よりも574万8,280円、1.6%増となりました。
 84ページをお願いしたいと思います。第2款の地方譲与税の収入済額は3億6,842万4,000円で、前年度よりも8,020万7,000円、27.8%の増であります。内容といたしまして、第1項の所得譲与税につきましては、三位一体改革により国庫補助負担金の一般財源化に伴い、その財源移譲として2年度目を迎えたことによりまして収入済額が1億5,754万4,000円、前年度よりも8,256万円、約110.1%の大幅な増となったところであります。第2項の自動車重量譲与税につきましては、1億5,043万3,000円、第3項の地方道路譲与税が5,252万5,000円、第4項の空港機燃料譲与税が792万2,000円であります。
 86ページをお願いしたいと思います。第3款の利子割交付金につきましては、利率の低迷が続いておりますために2,152万円で、前年度よりも1,420万6,000円、39.8%の減となりました。第4款の配当割交付金の収入済額は780万7,000円で、前年度よりも415万6,000円、113.8%の増であります。第5款の株式等譲与所得割交付金につきましては953万5,000円で、前年度よりも610万5,000円、178%の増であります。第6款の地方消費税交付金につきましては4億5,777万3,000円で、前年度よりも4,700万3,000円の9.3%の減であります。
 88ページをお願いしたいと思います。第8款自動車取得税交付金につきましては8,429万8,000円、前年度よりも96万2,000円、1.1%の減であります。
 90ページをお願いしたいと思います。第10款の地方特例交付金につきましては1億9,454万3,000円、前年度よりも1,649万2,000円、9.3%の増であります。第11款の地方交付税につきましては41億1,854万1,000円で、三位一体改革の2年度目を迎えまして前年度よりも1億3,852万1,000円、3.3%の減でありまして、収入額全体につきましては27.1%を占めております。内容につきましては、普通交付税が36億1,745万3,000円で、前年度よりも1億7,239万2,000円、4.5%の減であります。特別交付税につきましては5億108万8,000円で、3,387万1,000円、7.2%の増であります。この交付税の中には衛生処理組合分といたしまして5億9,625万7,000円と、北村山公立病院組合分2億5,189万1,000円の合計8億4,814万8,000円が元利償還交付税として算入されております。第12款の交通安全対策特別交付金につきましては910万円で、前年度よりも25万4,000円、2.9%の増であります。
 92ページをお願いします。第13款の分担金及び負担金は1億7,782万2,671円で、前年度よりも2,879万6,711円、19.3%の増であります。これは主に民生費負担金が増加したものでありまして、認可保育所の新設による運営負担金の増によるものでございます。
 94ページお願いします。第14款使用料及び手数料につきましては1億3,662万9,923円で、前年度よりも707万2,479円、5.5%の増であります。
 100ページお願いしたいと思います。第15款国庫支出金につきましては8億9,017万1,546円で、前年度よりも1億546万6,467円、10.6%の減であります。主な要因につきましては、さくらんぼタントクルセンター建設事業や高崎小学校屋内運動場整備事業などの大規模建設事業の完了に伴うものであります。内訳につきましては、第1項の国庫負担金の収入済額は5億4,798万3,939円で、前年度よりも1億3,772万9,269円、20.1%の減であります。
 102ページをお願いします。第2項の国庫補助金の収入済額は3億2,646万3,869円で、長谷平林線整備事業補助金などの増加によりまして、前年度よりも3,308万4,799円、11.3%の増であります。
 106ページお願いします。第3項の委託金につきましては、収入済額が1,572万3,748円で、前年度よりも82万1,997円、5.0%の減であります。
 108ページお願いしたいと思います。第16款県支出金の収入済額は7億2,950万5,539円で、前年度よりも3,861万8,089円、5.6%の増であります。内訳は、第1項県負担金の収入済額は1億7,646万9,966円で、前年度よりも6,985万3,142円、65.5%の増で、主なものにつきましては、1目1節社会福祉費負担金の保険基盤安定負担金の増であります。
 110ページでございます。第2項の県補助金の収入済額は4億6,247万8,237円で、前年度よりも1,622万4,150円、3.4%の減であります。
 122ページをお願いします。第3項の県委託金の収入済額は9,055万7,300円で、前年度よりも1,501万903円、14.2%の減であります。主な要因につきましては、選挙費委託金の減額によるものでございます。
 124ページお開き願います。第17款財産収入の収入済額は2,315万6,400円で、前年度よりも707万1,985円、44%の増であります。これにつきましては、不動産売払収入の増額によるものでございます。
 126ページをお願いします。第18款の寄付金の収入済額は62万8,496円、前年度よりも223万9,080円、78.1%の減であります。
 128ページをお願いしたいと思います。第19款繰入金の収入済額は3億5,604万5,000円で、前年度よりも5億8,122万1,081円、62%の減であります。内容につきましては、第1項の特別会計繰入金はなく、第2項の基金繰入金は、減債基金から全額の3億5,604万5,000円を繰り入れしたものでございます。
 130ページをお願いします。第20款の繰越金でありますが、収入済額が5億111万5,784円で、前年度よりも3,740万8,025円、8.1%の増であります。内容につきましては、前年度からの繰越金が4億2,055万784円、繰越明許費繰越金が8,056万5,000円であります。第21款諸収入費の収入済額につきましては1億6,985万1,602円で、前年度よりも2,476万8,728円の12.7%の減であります。内訳につきましては、第1項の延滞金・加算金及び過料の収入済額は143万7,330円、第2項の市預金利子につきましては58万6,117円、第3項の貸付金元利収入につきましては1億90万円、第4項の雑収入につきましては6,692万8,155円であります。
 136ページお願いしたいと思います。第22款市債につきましては、さくらんぼタントクルセンター建設事業の完了に伴い収入済額は10億340万円で、前年度よりも24億3,950万円、70.9%の大幅な減額であります。主なものにつきましては、土木債が3億4,410万円、住民税等減税補てん債が7,480万円、臨時財政対策債が4億9,040万円などであります。
 以上の結果、歳入総額では151億8,634万2,927円となり、前年度よりも29億9,985万5,188円、16.5%の減であります。
 次に、決算書の9ページをお開きください。
 一般会計の中での不納欠損額は市税の3,427万8,504円で、件数にして333件であります。その内訳でありますが、市税税が562万4,273円で122件、固定資産税が2,533万8,975円で90件、軽自動車税が14万2,600円で31件、都市計画税が317万2,656円で90件であります。処分の理由といたしましては、地方税法第15条の7第4項、第5項及び第18条第1項の規定によりまして納税義務の消滅と時効によりまして徴収権が消滅したものであり、その内訳につきましては生活苦が256件、行方不明が22件、倒産・破産が46件、その他が9件であります。
 また、一般会計の収入未済額は3億8,822万9,229円であり、前年度よりも6,168万2,914円、18.9%の増であります。そのうち市税が3億8,470万6,929円で、収入未済額全体の99.1%を占めております。この原因につきましては、不納欠損処分の内容とほぼ同じであります。
 これらの滞納整理の状況でございますが、平成18年7月31日までに1,913万6,693円が納入済みであります。内訳につきましては、市民税が581万6,792円、固定資産税が1,165万420円、軽自動車税が20万4,000円、都市計画税が146万5,481円で、納入率は5%であります。
 11ページをお開きください。さらに市税のほかに第13款第1項2目2節児童福祉費負担金で336万1,100円、第14款第1項2目2節児童福祉使用料で16万1,200円がございます。
 この滞納整理の状況でございますが、平成18年7月31日現在で36万3,000円の収入済みでありまして、納入率が10.3%であります。
 次に、歳出であります。歳出につきましても平成17年度施政方針により編成いたしました当初予算、そしてその後の補正予算により計画に沿った事業を実施し、予算を執行した結果がお手元に配付の決算書及び事項別明細書のほか附属資料の主要な施策の内容となっておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
 事項別明細書の140ページお願いします。
 第1款の議会費であります。予算現額が1億7,816万2,000円で、支出済額が1億7,642万8,442円で、不用額が173万3,558円、予算現額に対する執行割合は99%、前年度よりも446万3,323円、2.5%の減であります。主なものにつきましては、議会だより発行事業及び政務調査費交付金事業であります。
 142ページをお願いします。第2款総務費、予算現額が16億9,001万8,686円、支出済額が16億1,622万3,158円、不用額が7,379万5,528円で、予算現額に対する執行割合は95.6%であります。前年度よりも2,756万2,953円、1.7%の増であります。
 次のページをお願いしたいと思います。この内訳ですが、第1項の総務管理費におきまして支出済額が12億7,521万2,652円で、前年度よりも7,105万1,343円、5.9%の増であります。支出済額の主なものにつきましては、4目14節機械借上料、15節厚生会館解体工事の工事請負費、10目情報管理事業のアウトソーシング移行委託料、13目プロジェクト推進費のプロジェクト推進事業などでございます。
 174ページ、第2項の徴税費でございますが、支出済額が1億8,396万6,320円で、前年度よりも3,626万4,251円、16.5%の減であります。これにつきましては、納税組合制度の廃止に伴う報酬・報償費の減額が主な要因でございます。
 178ページをお願いします。第3項の戸籍住民基本台帳費は支出済額が5,621万846円で、前年度よりも544万6,786円、10.7%の増であります。主なものにつきましては、窓口業務のNPO法人への委託事業、それから住居表示事業等でございます。
 180ページをお願いします。第4項の選挙費は支出済額が4,776万468円、前年度よりも2,193万5,673円、31.5%の減でございます。主な要因につきましては、昨年9月11日の衆議院選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の1選挙のみであったために前年度よりも大幅に減になっております。
 188ページをお願いします。第5項の統計調査費につきまして支出済額が3,265万4,130円で、前年度よりも816万7,913円、33.4%の増であります。主な要因につきましては、10月1日実施の国勢調査事業が主なものであります。
 192ページ、第6項の監査委員費につきましては支出済額が2,041万8,742円、前年度よりも109万6,835円、5.7%の増であります。
 149ページをお願いしたいと思います。第3款の民生費は予算現額が30億5,835万4,000円、支出済額が29億6,151万6,276円で、不用額が9,683万7,724円であります。予算現額に対する執行率が96.8%、前年度よりも24億3,330万4,133円、45.1%の減であります。この要因につきましては、第1項の社会福祉費において支出済額が15億8,922万6,787円で、前年度よりも25億2,287万1,358円、61.4%の減によるものでございます。主な内容につきましては、6目の老人福祉費の介護保険施設整備事業で増額になりましたが、2目の社会福祉施設費においてさくらんぼタントクルセンターの事業完了によるものでございます。
 222ページお願いしたいと思います。第2項の児童福祉費の支出済額が11億9,624万4,124円で、前年度よりも1億1,367万7,152円、10.5%の増であります。主なものにつきましては、2目の保育諸費の7節嘱託保育士の賃金及び13節の許可保育所運営委託料の増額などによるものでございます。
 234ページの第3項生活保護費、支出済額が1億7,604万5,365円、前年度よりも2,410万9,927円、12.1%の減であります。主なものにつきましては、2目の補助費の生活保護扶助事業の減額によるものでございます。第4項の災害救助費の支出済額はございません。
 238ページをお願いしたいと思います。第4款衛生費であります。予算現額が18億825万9,000円、支出済額が17億7,835万2,923円、予算現額に対しる執行割合は98.3%、不用額が2,990万6,077円であり、支出済額は前年度よりも1,694万9,726円、1%の増であります。第1項の保健衛生費、支出済額が9億3,889万1,091円で、前年度よりも5,268万3,998円、5.9%の増でおります。主な要因につきましては、3目環境衛生費の環境衛生事業で衛生組合長から環境衛生組合長への改編による報償費・活動報償費の増額によるものでございます。
 252ページをお願いしたいと思います。第2項の清掃費、支出済額が8億3,946万1,832円で、前年度よりも3,573万4,272円、4.1%の減であります。これは東根市外二市一町共立衛生処理組合事業負担金で3,560万7,000円の減額によるものでございます。
 254ページお願いします。第5款の労働費でございますが予算現額が3,390万4,000円、支出済額が3,347万8,675円で、不用額が42万5,325円で、予算現額に対する執行率は98.7%であります。支出済額は前年度よりも10万353円、0.3%の減でございます。
 256ページお願いします。第6款農林水産業費、予算現額が4億1,844万6,000円で、支出済額が4億1,146万5,474円、予算現額に対する執行率は98.3%、不用額が698万526円であり、支出済額は前年度よりも2,894万9363円、7.6%の増であります。第1項の農業費が、支出済額が3億8,672万4,310円で、前年度よりも3,604万6,832円、10.3%の増でございます。主なものにつきましては、3目農業振興費で園芸産地拡大強化支援事業や山形県産地競争力強化生産総合対策事業並びにさくらんぼ生産拡大緊急対策事業などによる増でございます。
 278ページお願いします。第2項の林業費におきましては支出済額が2,474万1,164円で、前年度よりも710万2,469円、22.3%の減でございます。主な要因につきましては、第2項1目林業総務費の人件費を第1項2目農業総務費に組み替えしたためでございます。
 282ページお願いします。第7款商工費でございますが予算現額が2億5,977万450円、支出済額が2億5,339万7,256円、予算現額に対する執行割合は97.5%、不用額が637万3,194円、支出済額は前年度よりも1億8,744万6,542円、42.5%の減であります。この要因につきましては、さくらんぼタント館東口駐車場用地購入事業の完了によるものでございます。
 294ページをお願いしたいと思います。第8款土木費、予算現額が27億5,918万9,000円でございまして、支出済額は23億8,614万9,999円、予算現額に対する執行割合は86.5%、不用額につきましては1億6,825万5,001円で、支出済額は前年度よりも9,010万6,900円、3.9%の増であります。第1項の土木管理費では支出済額が9,506万2,825円で、前年度よりも441万8,754円、4.4%の減であります。
 296ページをお願いしたいと思います。第2項の道路橋りょう費では支出済額が9億4,507万722円で、前年度よりも2,622万7,418円、2.7%の減であります。主な要因につきましては、2目道路維持費でございまして、この冬の豪雪による市道除雪事業13節道路除雪作業委託料などで増額いたしましたが、3目道路新設改良費の市道五間通り線道路改良事業並びに白水川ダム線災害防除事業等の減額によるものでございます。
 312ページをお願いしたいと思います。第3項河川費では支出済額が233万9,896円で、前年度よりも14万7,778円、6.7%の増であります。第4項の都市計画費では支出済額が12億140万4,514円で、前年度よりも2,398万1,119円、2.0%の増であります。主な要因につきましては、2目土地区画整理費の一本木土地区画整理事業特別会計繰出金は減額でありますが、3目街路事業で長谷平林線道路整備事業及び都市計画道路宮崎西道線で増額したためでございます。
 322ページ、第5項住宅費でございますが支出済額が1億4,227万2,042円で、前年度よりも9,662万4,175円、211.7%の増でございます。支出済額の主なものにつきましては、東根駅西団地建設事業などでございます。
 326ページをお願いします。第9款消防費、予算現額につきましては9億5,136万円、支出済額が7億426万3,269円、予算現額に対する執行割合は74%、不用額が845万2,731円、支出済額は前年度よりも1億5,225万4,255円、27.6%の増でございます。支出済額の主なものにつきましては、高規格救急自動車購入事業が3,518万2,750円、消防庁舎用地取得事業等の消防庁舎建設事業で1億2,290万7,000円などでございます。
 334ページお願いします。第10款教育費、予算現額が13億5,244万2,750円で、支出済額が13億1,561万3,711円、予算現額に対する執行割合は97.3%、不用額が3,682万9,039円、支出済額は前年度よりも8,075万1,167円、5.8%の減額であります。第1項の教育総務費では支出済額が3億4,176万4,164円で、前年度よりも3,908万2,649円、10.3%の減でございます。主な要因につきましては、2目事務局費の教育施設整備基金積立事業の減額によるものでございます。
 334ページをお願いします。第2項の小学校費では支出済額が3億2,550万18円で、前年度よりも3,482万244円、9.7%の減であります。主な原因につきましては、3目施設維持費で小学校大規模改造事業並びに神町・中部小学校校舎の仮設校舎リース事業で増額したものの、高崎小学校屋内運動場整備事業の完了によりまして減額になったものでございます。
 354ページ、第3項中学校費では支出済額が1億5,513万8,886円で、前年度よりも87万1,262円、5.6%の増であります。
 360ページをお願いしたいと思います。第4項社会教育費は支出済額が2億3,216万9,152円で、前年度よりも1,235万288円、5.6%の増であります。主な増につきましては、6目文化振興費の公益文化施設用地取得事業並びに東根の大ケヤキ環境整備事業等であります。
 378ページをお願いします。第5項保健体育費は支出済額が2億6,104万1,491円で、前年度よりも2,006万9,824円、7.1%の減であります。主な要因につきましては、5目学校給食共同調理場費の学校給食事業特別会計繰出金の減額によるものでございます。
 384ページをお開き願いたいと思います。第11款災害復旧費、予算現額が4,468万7,525円、支出済額が2,528万6,001円、予算現額に対する執行割合は56.6%、不用額が656万6,524円で、前年度よりも2,233万4,595円、756.7%の増であります。主なものにつきましては、第2項1目公共土木施設災害復旧事業の公共土木施設災害復旧事業の市道柳沢線、田中入線、市道白水川ダム線の15節の工事請負費が主なものでございます。
 386ページの第12款公債費でございますが、予算現額が30億7,137万5,000円で、支出済額が29億7,713万3,007円で、予算現額に対する執行率は96.9%、不用額が9,424万1,993円で、前年度よりも5億7,786万1,414円、18.5%の減であります。内容につきましては、市償還元金が24億851万5,161円、市債償還利子5億6,861万7,846円であります。そのうち元金3億8,019万2,492円と利子159万9,185円の合計3億8,179万1,677円は、今後の公債費比率を抑制するために繰上償還したものでございます。
 388ページをお開き願います。第13款予備費でありますが予算現額が659万8,589円でありますが、支出済額はありません。予備費から他品目への充用額につきましては、2,340万1,411円であります。
 以上の結果、一般会計歳出総額は予算現額が156億3,256万7,000円であります。支出済額は146億3,930万8,191円で、予算現額に対する執行率は93.6%、前年度よりも30億4,577万4,140円、17.2%の減となったものでございます。
 なお、翌年度繰越額は繰越明許費で4億5,626万3,000円でありますが、内容につきましては去る6月1日に招集されました第2回定例会で繰越明許費繰越計算書で説明を申し上げましたので説明は省略させていただきます。
 不用額につきましては5億3,699万5,809円で、前年度よりも1億6,996万5,140円、46.3%の増であります。
 詳細につきましては、事項別明細書に記載のとおりでありますので省略させていただきたいと思います。 
○佐藤直決算特別委員長 会議の途中ですが、ここで午後1時まで休憩いたします。

   午後12時00分 休 憩


   午後 1時00分 開 議

○佐藤直決算特別委員長 午前に引き続き、会議を開きます。
 奥山収入役。

   〔奥山昭男収入役 登壇〕

○奥山昭男収入役 それでは、説明を続けさせていただきたいと思います。
 次に、特別会計についてご説明を申し上げたいと思います。
 392ページをお願いしたいと思います。
 議第65号 平成17年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、ご説明を申し上げたいと思います。
 主な歳入につきましては、第1款国民健康保険税が13億7,159万7,875円で、前年度よりも648万265円、0.5%の減でございます。第3款国庫支出金が13億3,129万7,836円、第4款県支出金が1億3,199万7,420円、第5款療養給付費交付金が6億5,682万986円、第8款繰入金は2億7,242万709円であります。第9款繰越金は2億1,517万1,529円でございます。
 404ページお願いしたいと思います。歳入合計では40億6,029万5,589円、前年度よりも5,048万8,412円、1.3%の増であります。
 なお、国民健康保険税の調定額に対する収入割合は前年度よりも1.1%低くなっておりますが、85.9%で県内では高率を維持しております。この中で不納欠損額は1,179万2,226円で139件になっており、前年度よりも107件、968万7,998円で45.1%の減となっております。収入未済額が2億1,252万8,858円でありますが、前年度よりも2,938万9,939円、16.0%の増となっております。この収入未済額解消のために一般税と同じように出納閉鎖後整理いたしました結果、平成18年7月31日現在で965万6,918円が納入済みであり、納入率は4.6%であります。
 410ページお願いしたいと思います。歳出でありますが、支出済額の主なものにつきましては、第2款保険給付費が26億7,334万3,429円で、前年度よりも2億7,075万7,181円、11.3%の増であります。この内訳でございますが、第1項療養諸費が23億8,769万8,890円と、第2項高額療養費が2億4,510万4,539円が主なものであります。第3款の老人保健拠出金につきましては8億2,039万8,173円、第4款介護納付金につきましては2億6,036万9,726円であります。
 422ページをお願いしたいと思います。歳出合計では39億5,267万7,392円で、前年度よりも1億5,804万1,744円で4.2%の増、その結果、歳入歳出残額につきましては1億761万8,197円であります。予算現額に対する収入割合は100.6%、執行率は97.9%であります。
 428ページをお願いしたいと思います。
 次に、議第66号 平成17年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について申し上げたいと思います。
 決算の内容につきましては、財産区の山林保護の育成管理のための運営経費が主なものでありまして、歳出決算額が144万147円であります。
 432ページ、歳出決算額は76万4,720円で、差引残額が67万5,427円であります。内容につきましては記載のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。
 次に436ページ、議第67号 平成17年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算であります。
 決算の内容につきましては、通常の給食事業運営費が主なものでありまして、歳入では第1款分担金及び負担金が2億581万6,118円、第2款繰入金が1億8,232万円で歳入の大部分を占め、歳入合計では3億8,816万281円、前年度よりも2,443万5,451円、5.9%の減となっております。収入未済額が88万9,168円で、前年度に比して32万9,200円の増であります。
 滞納整理状況でございますが、平成18年7月31日現在で3万円の納入済みであります。
 440ページをお願いしたいと思います。歳出では第1款事業費が全額で、人件費が1億2,223万2,424円、需用費では賄い材料費が2億640万2,725円で大部分を占めております。
 444ページお願いします。歳出決算額は3億8,816万123円で、前年度よりも2,443万4,887円、5.9%の減であります。その結果、歳入歳出差引残額は158円であります。予算現額に対する収入割合は99.6%、執行率も99.6%であります。
 次に、448ページお願いしたいと思います。
 議第68号 平成17年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
 歳入の主なものにつきましては、第1款分担金及び負担金が1億139万5,520円で、前年度よりも4,791万2,630円、32.1%の減であります。第2款使用料及び手数料が4億6,484万9,495円で、前年度よりも1,237万1,419円、2.7%の増であります。第3款国庫支出金が2億4,750万円、第4款繰入金が6億1,750万円、第7款市債が7億8,450万円でありまして、歳入総額が22億2,863万1,410円で、前年度よりも4,533万6,169円、2%の減であります。予算現額に対する収入割合は99.7%であります。不納欠損額が第1款分担金及び負担金で6万9,300円、第2款使用料及び手数料で20万400円、合計で26万9,440円で件数にして14件であります。また、収入未済額が1,166万4,099円で、前年度よりも400万9,810円、52.4%の増であります。内訳でございますが、受益者負担金で665万5,910円、下水道使用料で600万8,189円であります。
 これらの滞納整理の状況でございますが、平成18年7月31日現在までに受益者負担金で75万9,150円、下水道使用料で158万674円納入されております。納入率が20.1%であります。
 454ページをお願いしたいと思います。歳出では、第1款公共下水道事業費が11億6,359万6,425円、第2款公債費が10億6,467万876円であります。462ページをお願いしたいと思います、歳出総額では22億2,826万7,301円で、前年度よりも4,541万8,385円、2.0%の減であります。執行率が99.7%であり、その結果、歳入歳出差引残額につきましては36万4,109円であります。
 次に、446ページお願いします。
 議第69号 平成17年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
 本会計につきましては、入・上野台地区、沼沢・猪野沢地区の生活用水やその他の浄水を両地区の市民に安定供給を図るために設置された事業を推進しているところでございます。
 歳出決算額につきましては2,226万9,116円で、歳出決算額も同額でありまして、歳入差引残金なしでございます。収入未済額が1万3,011円は水道使用料でありますが、平成18年7月31日現在で1万3,011円全額納入済みであります。予算現額に対する収入割合は96.3%、執行率は96.3%であります。
 次に、478ページお願いしたいと思います。
 次に、議第70号 平成17年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
 本会計につきましては、老人の健康保持と適切な医療確保を図りながら医療給付を行うものであります。
 歳入の主なものにつきましては、第1款支払基金交付金、収入済額が25億5,928万1,523円、第2款国庫支出金は12億5,806万7,149円、第3款県支出金は3億1,001万8,836円、第4款繰入金は3億2,307万4,336円でありまして、収入合計が44億5,098万8,205円、前年度よりも1,211万3,518円、0.3%の増であります。
 484ページをお願いしたいと思います。歳出の主なものにつきましては、第2款医療諸費が43億8,420万547円、前年度よりも3,686万9,682円、0.8%の減、歳出全体の98.4%を占めております。歳出合計が44億5,501万5,480円、前年度よりも2,990万5,258円、0.7%の減であります。この結果、歳入歳出差引マイナスの402万7,275円となり、この不足額につきましては18年度から繰上充用で対応したものでございます。予算現額に対する収入割合は97.6%、支出率は97.7%であります。
 次に、議第71号 平成17年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
 492ページお願いします。歳入の主なものにつきましては、第3款国庫支出金が9,852万3,000円で、第5款保留地処分金が1億7,143万6,608円、第6款繰入金が2億4,473万8,000円で、第9款市債が2億700万円でありまして、歳入合計では8億3,741万4,341円、前年度よりも1億1,904万133円、16.6%の増であります。
 498ページお願いします。歳出では、第1款土地区画整理事業費が全額の7億4,069万5,449円で、前年度よりも5,171万6,764円で7.5%の増であります。事業の内容につきましては、別冊決算附属資料の主要な施策の成果の74ページから76ページに詳細に記載されておりますので説明は省略させていただきます。その結果、歳入差引残額につきましては9,671万8,892円であります。予算現額に対する収入割合は87.9%、執行率は77.8%であります。
 次に、510ページお願いしたいと思います。
 議第72号 平成17年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
 歳入の主なものにつきましては、第1款介護保険料3億6,050万6,296円で、前年度よりも440万5,145円、1.2%の増であります。第3款国庫支出金が4億6,669万6,000円、第4款支払基金交付金は5億5,968万9,276円、第7款繰入金が3億935万3,323円でありまして、歳入合計では19億1,976万1,462円で、前年度よりも9,217万8,479円、5%の増となりました。予算現額に対する収入割合につきましては89%であります。不納欠損額につきましては178件で86万1,062円となっております。収入未済額が367万1,732円で、前年度よりも80万3,986円の増であります。
 収入未済額の滞納整理の状況でありますが、本年の7月31日現在で19万9,704円が納入済みであります。
 526ページをお願いします。歳出の主なものにつきましては、歳出全体の94.7%を占める第2款保険給付費が17億4,753万8,731円で、この内訳につきましてはホームヘルプサービス等の居宅介護サービスに対して給付する居宅介護サービス給付費が7億6,942万1,187円、施設介護サービス給付費が8億309万3,610円などであります。予算現額に対する執行率は85.5%、歳出合計では18億4,501万3,552円で、前年度よりも2,237万4,043円、1.2%の増であります。その結果、歳入歳出差引残額につきましては7,474万7,910円であります。
 次に、540ページお願いしたいと思います。
 議第73号 平成17年度東根市市営墓地特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。
 本会計は、定住人口の増加や都市化の進展に対応するために高崎地区に300区画の市営墓地を建設したものであります。
 歳入合計では8,373万2,683円、歳出決算額も同額でありまして、歳入歳出差引残金はゼロであります。
 歳入の主なものにつきましては、第1款使用料及び手数料が5,732万6,000円、第2款繰入金が2,639万9,183円、歳出の主なものにつきましては、第2款墓地整備事業費費が5,636万4,425円、うち工事請負費が5,295万2,460円であります。第3款公債費が1,909万4,325円で、そのうち1,902万15円は繰上償還したものであります。この墓地につきましては、平成17年9月に抽選により全区画完売したものでございます。予算現額に対する収入割合は99.3%、執行率は99.3%であります。
 なお、各特別会計の詳細につきましては事項別明細書に記載のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。
 以上、各会計の決算について説明申し上げましたが、これらの結果から財政分析いたしました本市の状況につきましては、監査意見書の決算資料、審査資料並びに事項別別冊決算附属資料の主要な施策の成果に詳細に記載されておりますのでご参照いただきたいと思います。
 先ほど代表監査委員の指摘もあったとおり、依然として財政基盤は不安定で国の三位一体改革に伴い厳しい財政環境にあることから、引き続き税源の肝要並びに収納率の向上等に努力し、自主的、安定的な財政基盤の構築に努めるとともに、経常経費の縮減合理化、経費支払いの効率化等に一層努力し、財政構造の弾力化を図ってまいりたいと思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
 次に、550ページお願いしたいと思います。
 平成17年度実質収支に関する調書でありますが、最初に一般会計について申し上げたいと思います。
 歳入総額が151億8,634万3,000円、歳出総額が146億3,930万8,000円、歳入歳出差引残額5億4,703万5,000円から翌年度へ繰り越す財源、繰越明許費繰越額の1億5,273万6,000円を差し引いた実質収支額3億9,429万9,000円は実質黒字額となり、平成18年度へ繰越となるものであります。
 557ページお願いしたいと思います。
 次に、一本木土地区画整理事業特別会計について申し上げたいと思います。
 歳入総額が8億3,741万4,000円、歳出総額が7億4,069万5,000円、歳入歳出差引残額9,671万9,000円から翌年度へ繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額の5,494万3,000円を差し引いた実質収支額4,177万6,000円が実質黒字となり、18年度への繰越となるものであります。
 そのほかの8件の特別会計につきましては、551ページから559ページに記載のとおりでありますので説明は省略させていただきたいと思います。
 次に、562ページお願いしたいと思います。
 平成17年度財産に関する調書につきましては、1.公有財産、2.債権、3.基金、4.物品の各項目ごとに562ページから583ページに明細に記載のとおりでありますので説明は省略させていただきますので、ご了承をお願いします。
 以上、一般会計及び特別会計の9件の決算について、その概要を申し上げましたが、委員の皆さんにおかれましてはよろしくご審議をいただきまして認定くださいますようお願いを申し上げまして、補足説明を終わりたいと思います。よろしくお願いします。
○佐藤直決算特別委員長 次に、議第74号並びに議第75号の2議案について、水道部長に説明を求めます。杉浦水道部長。

   〔杉浦正弘建設部長兼水道部長 登壇〕

○杉浦正弘建設部長兼水道部長 委員長から指示ありました、議第74号 平成17年度東根市水道事業会計決算認定について補足説明を申し上げます。
 決算書の1、2ページをお開き願います。
 平成17年度東根市水道事業決算報告書であります。
 (1)収益的収入及び支出 収入の部から、以下決算の欄で説明いたします。第1款水道事業収益12億4,005万562円、内訳でありますが、第1項営業収益12億3,956万6,242円、このほとんどが水道料金であります。次に、第2項営業外収益48万4,320円、これは貯金利子、消費税還付加算金などであります。うち仮受消費税及び地方消費税は第1項、第2項とも記載のとおりであります。次に、第3項の特別利益はございません。
 続いて、支出の部を説明申し上げます。第1款水道事業費用8億3,944万9,030円で、内訳でありますが、第1項営業費用7億1,025万7,382円、これは原水費、配水費などであります。次に、第2項営業外費用1億2,803万9,192円、これは企業債の利子がほとんどであります。次に、第3項特別損失115万2,456円、これは不納欠損金及び冬季精算料金の還付金であります。第4項予備費はございません。うち仮払消費税及び地方消費税は第1項、第2項、第3項とも備考欄に記載のとおりであります。なお、消費税の納付額は1,861万800円となります。
 続きまして、3、4ページお開き願います。
 (2)資本的収入及び支出であります。収入の部から以下決算額の欄で説明いたします。第1款資本的収入5,518万1,703円、内訳でありますが、第1項企業債はございません。第2項加入金2,253万8,250円、第3項工事負担金3,264万3,453円、うち仮受消費税及び地方税消費税は第2項、第3項とも記載のとおりであります。第4項固定資産売却代金はございません。
 支出の部でありますが、第1款基本的支出6億9,274万9,286円、内訳といたしましては、第1項建設改良費5億3,076万3,920円、これにつきましては神町配水池の建設費が主なものであります。なお、仮払消費税、地方消費税は記載のとおりです。第2項企業債償還金は1億6,198万5,366円となっております。資本的収入が資本的支出額に不足する6億3,756万7,583円は、過年度損益勘定留保資金1億9,139万2,129円、当年度分損益勘定留保資金2,391万3,255円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,226万2,199円、減債積立金5,000万円、建設改良積立金3億5,000万円で補てんするものであります。棚卸し資産購入限度額の執行額は528万2,287円で、これに伴う仮払消費税及び地方消費税は25万1,536円であります。
 続きまして、5ページお開き願います。水道事業損益計算書であります。各項目とも計の欄で説明いたします。
 営業収益ですが11億8,084万4,986円、これは給水収益からその他営業収益までであります。営業費用でありますけれども6億9,271万4,155円、これは原水及び浄水費からその他営業費用までのものであります。その結果、営業利益といたしましては4億8,813万831円となったところです。
 次に、営業外収益でありますが48万2,641円、営業外費用といたしましては1億942万8,097円、これは企業債の利子などであります。営業外収益、営業外費用の差引額1億894万5,456円がマイナス要因となりまして、このことにより経常利益につきましては3億7,918万5,375円となり、特別利益はなく、特別損失が109万7,578円であります。同額がマイナス要因となります。この結果、当年度純利益でありますが3億7,808万7,797円となったものであります。
 続きまして6ページをお開き願いたいと思います。水道事業剰余金計算書であります。各項目とも計の欄で申し上げます。
 減債積立金2億3,291万5,471円、利益積立金1億3,452万3,924円、建設改良積立金2億6,800万円、積立金合計が6億3,543万9,395円となったところです。未処分利益剰余金でありますけれども、前年度未処分剰余金として4億3,363万5,413円、前年度利益剰余金処分額も同額です。昨年度議決をいただきまして減債積立金と建設改良積立金にそれぞれ記載の金額のとおり処分させていただいたところでございます。
 繰越利益剰余金年度末残高はございませんが、当年度純利益につきましては3億7,808万7,797円となりまして、当年度未処分利益剰余金につきましても同額になっております。
 続きまして7ページお願いします。資本剰余金の部でありますが、受贈財産評価額が5,503万7,648円、国庫補助金が8,191万8,572円、加入金が6億1,510万6,020円、工事負担金が8億6,347万1,290円、翌年度繰越資本剰余金としまして16億1,553万3,530円となっております。
 続きまして水道事業剰余金処分計算書でありますが、処分の案であります。当年度未処分利益剰余金の3億7,808万7,797円につきましては、減債積立金に7,808万7,797円、建設改良積立金に3億円を積み立ていたしまして、翌年度繰越利益剰余金はございませんが、全額を積み立てしたいということでご提案を申し上げます。
 次に、8ページをお願いいたします。水道事業の貸借対照表であります。これは平成18年3月31日のものでございます。各項目とも計の欄で申し上げます。
 資産の部でありますが、固定資産の有形固定資産につきましては土地から建設仮勘定まで記載のとおりでありまして、有形固定資産合計といたしまして66億3,886万4,710円であります。無形固定資産はございません。固定資産合計は有形固定資産合計額と同様になります。
 次に流動資産でありますが、現金預金、未収金、貯蔵品含めまして16億6,673万3,016円であります。その結果、資産の合計は83億559万7,726円となったところであります。
 次に、9ページをお願いします。負債の部であります。固定負債でありますが、引当金につきましては修繕引当金のみであります。固定負債合計といたしまして3,415万3,843円であります。流動負債でありますが、未払金及びその他流動負債を合わせまして3億8,802万9,715円となり、負債合計では4億2,218万3,558円となったところです。
 資本の部でありますけれども、自己資本金及び借入資本金を合わせまして資本金合計が52億5,435万3,446円となったところであります。
 次に剰余金でありますが、資本剰余金につきましては受贈財産評価額から工事負担金までを含めまして16億1,553万3,530円であります。利益剰余金でありますけれども、減債積立金から当年度未処分利益剰余金までを含めまして合計10億1,352万7,192円であり、剰余金合計が26億2,906万0,722円、資本合計が78億8,341万4,168円、負債資本合計が83億559万7,726円となったところです。
 以下、決算附属書類につきましては、水道事業報告書並びに諸資料、予算執行の事項明細書などが記載されておりますので参考にしていただきたいと思います。
 以上で水道事業の決算の説明を終わります。
 続きまして、議第75号 平成17年度東根市工業用水道事業会計決算認定について補足して説明を申し上げます。
 決算書の1、2ページをお願いします。
 平成17年度東根市工業用水道事業決算報告書であります。
 (1)収益的収入及び支出であります。収入の部、決算の欄で説明をいたします。
 第1款工業用水道事業収益2億267万9,031円、内訳といたしましては、第1項営業収益2億259万6,510円、これは全額、受益者の水道料金でございます。うち仮受消費税及び地方消費税は記載のとおりであります。第2項営業外収益8万2,521円、これは預金利子などであります。
 次に支出でありますが、第1款工業用水道事業費用1億4,337万8,758円、内訳といたしましては、第1項営業費用9,867万7,295円、これは原水費及び配水費などであります。第2項営業外費用4,470万1,463円、これは企業債の利子であります。第3項予備費はございません。
 続きまして3ページ、4ページお願いします。
 (2)資本的収入及び支出でありますが、資本的収入はございません。支出のみとなっております。決算の欄で申し上げます。
 第1款資本的支出3,469万9,437円、これは企業債償還金であります。第1項企業債償還金と同額となってございます。資本的支出額3,469万9,437円は、過年度分損益勘定留保資金で補てんいたしております。
 続きまして5ページお願いいたします。工業用水道事業損益計算書であります。各項目とも計の欄で申し上げます。
 営業収益は1億9,294万9,060円、これは水道料金でございます。営業費用につきましては、原水及び浄水費からその他営業費用まで9,585万7,005円で、営業利益といたしましては9,709万2,055円となってございます。営業外収益といたしましては8万2,581円、営業外費用といたしまして3,787万4,363円であります。これにつきましては企業債の利子でございます。営業外収益、営業外費用の差引額3,779万1,782円がマイナス要因となりまして、その結果、経常利益といたしましては5,930万273円となり、当年度純利益につきましても同額になっております。なお、前年度繰越利益剰余金はございませんので、当年度未処分利益剰余金といたしましても同額になっておるところでございます。
 次に、6ページをお願いいたします。工業用水道事業剰余金計算書であります。利益剰余金の部の減債積立金でありますが、5億1,502万180円、建設改良積立金が1億4,500万円となり、積立金合計としましては6億6,002万180円でございます。
 次に未処分利益剰余金でありますけれども、前年度未処分剰余金として7,155万3,917円、前年度利益剰余金処分額も同額であります。昨年度議決いただきまして減債積立金と建設改良積立金にそれぞれ記載の金額のとおり処分させていただいたところでございます。
 繰越利益剰余金年度別残高はございません。当年度純利益につきましては5,930万273円であり、当年度未処分利益剰余金も同額でございます。
 7ページお願いします。資本剰余金の部でありますけれども、工事負担金として12億9,704万9,000円、受贈財産評価額といたしまして1億1,723万3,737円、翌年度繰越資本剰余金が14億1,428万2,737円となったところでございます。
 次に、工業用水道事業剰余金処分計算書でありますけれども、処分の案であります。当年度末処分利益剰余金の5,930万273円につきましては、減債積立金に930万273円、今後の施設更新事業に向けた建設改良積立金として5,000万円を積み立てさせていただきたいということで提案を申し上げます。
 次に、8ページをお願いいたします。工業用水道事業貸借対照表であります。これは平成18年3月31日のものでございます。
 資産の部でありますけれども、固定資産の有形固定資産につきましては土地から機械及び装置減価償却累計額であり、有形固定資産合計といたしましては18億6,986万6,446円であります。無形固定資産はございません。固定資産合計額は有形固定資産の合計額と同額でございます。
 流動資産でありますけれども、現金預金と未収金合わせまして流動資産合計は9億4,853万9,776円であり、資産合計が28億1,840万6,222円となったところでございます。
 次に、9ページをお開き願います。負債の部であります。固定負債でありますが、引当金につきましては修繕費引当金のみでありまして、固定負債合計といたしまして714万5,207円であります。流動負債でありますが未払金のみであり、流動負債合計といたしまして1,054万9,743円となり、負債合計では1,769万4,950円となったところでございます。
 資本の部でありますけれども、自己資本金及び借入資本金合わせまして資本金合計額が6億6,710万8,082円であります。
 次に剰余金でありますけれども、資本剰余金につきましては受贈財産評価額と工事負担金となり、合計で14億1,428万2,737円であります。利益剰余金でありますけれども、減債積立金から当年度未処分利益剰余金までを含めまして合計が7億1,932万453円であります。剰余金合計が21億3,360万3,190円、資本合計が28億71万1,272円、負債資本合計が28億1,840万6,222円となったところでございます。
 以下、決算附属書類につきましては、工業用水道事業報告書並びに資料、さらには予算執行の事項別明細書などが記載されておりますので参考にしていただきたいと思います。
 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○佐藤直決算特別委員長 以上で説明を終わります。

◎散     会

○佐藤直決算特別委員長 これで本日の日程は全部終了しました。
 なお、本委員会は9月14日に再開いたしますので、ご協力をお願いいたします。
 本日は、これで散会いたします。御苦労さまでした。

   午後 1時43分 散 会