平成１７年第３回東根市議会定例会　９月　２６日　議事日程　第４（総括質疑）

議事日程　第４（総括質疑）

平成１７年９月２６日　午前１０時　開　議

　　　　　　岡　　崎　　賢　　治　議長　　　　　　　結　　城　　　　　芳　副議長


◎出席議員（１９名）
　１番　　　今　　野　　　　　孝　議員　　　　　　　２番　　　加　　藤　　信　　明　議員
　３番　　　浅 野 目　　幸　　一　議員　　　　　　　４番　　　田　　中　　　　　昭　議員
　５番　　　阿　　部　　清　　雄　議員　　　　　　　６番　　　阿　　部　　綾　　子　議員
　７番　　　高　　橋　　ひ ろ み　議員　　　　　　　９番　　　清　　野　　貞　　昭　議員
１０番　　　奥　　山　　重　　雄　議員　　　　　　１１番　　　森　　谷　　政　　志　議員
１２番　　　佐　　藤　　　　　直　議員　　　　　　１４番　　　秋　　葉　　征　　士　議員
１５番　　　清　　野　　忠　　利　議員　　　　　　１６番　　　高　　橋　　一　　俊　議員
１７番　　　武　　田　　敏　　夫　議員　　　　　　１８番　　　深　　瀬　　秋　　広　議員
１９番　　　武　　田　　　　　敞　議員　　　　　　２１番　　　結　　城　　　　　芳　議員
２２番　　　岡　　崎　　賢　　治　議員

◎欠席議員（なし）

◎説明のため出席した者の職氏名
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　教育委員会
土　田　正　剛　　市　　　　　長　　　　　　　　髙　橋　良　子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　委　　員　　長
　　　　　　　　　選挙管理委員会
植　村　良　作　　　　　　　　　　　　　　　　　横　尾　　　尚　　代表監査委員
　　　　　　　　　委　　員　　長
保　角　國　雄　　農業委員会会長　　　　　　　　小　関　善次郎　　消　　防　　長
武　田　新　市　　助　　　　　役　　　　　　　　奥　山　昭　男　　収　　入　　役
小　関　正　男　　教　　育　　長　　　　　　　　椎　名　和　男　　総　務　部　長
武　田　　　稔　　市民保険部長　　　　　　　　　寒河江　賢　一　　健康福祉部長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　建　設　部　長
武　田　國　義　　経　済　部　長　　　　　　　　杉　浦　正　弘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　兼水道部長
原　田　清一郎　　教　育　次　長　　　　　　　　高　橋　一　郎　　総合政策課長
荒　川　妙　子　　庶　務　課　長　　　　　　　　矢　作　　　隆　　財　政　課　長
　　　　　　　　　選挙管理委員会　　　　　　　　　　　　　　　　　監　査　委　員
武　田　　　綏　　　　　　　　　　　　　　　　　名　和　信　博
　　　　　　　　　事　務　局　長　　　　　　　　　　　　　　　　　事　務　局　長
　　　　　　　　　農業委員会
武　田　庄　一
　　　　　　　　　事　務　局　長

◎事務局職員出席者職氏名
牧　野　利　幸　　事　務　局　長　　　　　　　　清　野　敬　信　　事務局長補佐
佐　藤　慎　司　　議　事　係　長　　　　　　　　齋　藤　美奈子　　主　　　　　任
森　谷　秀　範　　主　　　　　事

◎議　事　日　程

　議事日程第４号
　　　　　　　平成１７年９月２６日（月）　午前１０時　開　議

　日程第　１　　議第６４号　東根市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の設定
　　　　　　　　　　　　　　について
　日程第　２　　議第６５号　東根市税条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第　３　　議第６６号　東根市体育施設の設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例
　　　　　　　　　　　　　　の制定について
　日程第　４　　議第６７号　東根市農業委員会委員の選挙区及び定数に関する条例の一部を改正す
　　　　　　　　　　　　　　る条例の制定について
　日程第　５　　議第６８号　東根市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第　６　　議第６９号　東根市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
　日程第　７　　議第７０号　市有財産の無償譲渡について
　日程第　８　　議第７１号　山形県自治会館管理組合の規約変更について
　日程第　９　　議第７２号　山専県消防補償等組合の規約変更について
　　　　（総　括　質　疑）
　　　　（散　　　　　会）

◎本日の会議に付した事件

　議事日程第４号に同じ。

◎開　　　　　議

○岡崎賢治議長　皆さん、おはようございます。
　本日の会議に、欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、出席議員の数は19名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
　本日の会議は、議事日程第４号によって進めます。

◎総　括　質　疑

○岡崎賢治議長　日程第１　議第64号から日程第９号　議第72号までの９議案について一括議題とします。
　これから議第64号から議第72号までの条例及び事件決議の９議案について、一括して質疑を行います。
　なお、質疑を行うときは、はじめに議案の題名とページ番号をお示し願います。
　それでは、ご質疑ありませんか。15番清野忠利議員。
○１５番（清野忠利議員）　おはようございます。
　２点ほど条例について、お聞きしたいと思います。
　まず、議第64号、議案書のページ数が31ページなんですけど、東根市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の設定についてということで、この条例なんですが、今まで何か問題があったのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。
○岡崎賢治議長　椎名総務部長。
○椎名和男総務部長　お答えします。
　現在の契約のやり方なんですけれども、パソコンなどのＯＡ機器のように４月１日からすぐその機器を使用しなければならない場合、あるいはまた庁舎警備や電話交換業務のように４月１日からすぐにその業務が発生するような場合、このような契約をする場合ですね、３月議会の議決を経て、３月の20日前後になるんでしょうけれども、その後、議決を経てから初めて各社に見積もりを依頼しまして業者を決定して契約の手続きをしなければならないと、このようなことで、各課はもとより契約担当課においては短期間に大量の事務をこなさなければならない、このようなことで事務に支障を及ぼしている状態であります。このようなことで、今回長期契約ができるということであれば、この事務が３年に一遍、あるいは５年に一遍で済むということですので、大幅な事務の軽減がなるものだと、このように考えております。
○岡崎賢治議長　15番清野忠利議員。
○１５番（清野忠利議員）　ただいまの答弁ですと、３月の議決を経てからということなんですけど、パソコンとか、あるいは自動車とかは、これは長期的なことでできるんでないかと思うんですけど、ただ、この中で清掃及び保守点検は単年度でもできるのでないかなという感じがするんですけど、世の流れが今刻々と変わっているわけですから、その年々によって若干違う点も出てくるんでないかなと思うのですが、その辺はどうですか。
○岡崎賢治議長　椎名総務部長。
○椎名和男総務部長　そういう点については、今のところは３年間ぐらいを長期契約というふうに解釈しております。単年度、単年度はできるんではないかなということは当然ありますけれども、逆に言えば、長期契約をする際のメリットがあるのではないかと考えております。その点についてちょっと若干申し上げますけれども、発注する側、いわゆる市にとっては、１つ目は当初から長期契約を前提とすることからコストの縮減がなお一層図られるというふうに考えております。最初から長期契約するんだということで。それから２点目は、一定期間同一業者から保守点検、あるいは業務をやってもらうことで業務の質が確保されると。それから３つ目が、先ほど申し上げましたように前年度の入有用や契約事務が３年に１回、あるいは５年に１回になることによって、大幅な事務の軽減が図られるということで、発注する側、いわゆる市にとってのメリットがこのようなことかなと。
　さらには、受託者側、いわゆる業者にとってはどうかといいますと、１つ目は、設備投資や機器購入などの償却費を５年とか３年とかありますけれども、償却費用が複数数確保されることによりまして、回収計画が確実に立てられると。それが結果的にはコストの削減に反映されるものだと考えております。さらには２つ目が、安定した業務量が複数年確保できることによりまして、経営の安定化が図られる。それから３つ目が、これが非常に大きいんですけれども、複数年にわたる契約のために安定した雇用の確保が図られる、このようなことで全体的にも単年度単年度よりはもっと安く入札してもらえるんではないか、このようなことで、これらの長期契約のメリットを生かしながら業務の執行にあたってまいりたい、このように考えているところでございます。
○岡崎賢治議長　15番清野忠利議員。
○１５番（清野忠利議員）　いろいろメリットの点を今お聞きしたわけなんですけど、やはり長期契約することによって、部長の話ですと３年か５年ということで、これもいろいろ機器によって違うんでしょうけど、デメリットも若干あると思うんですけど、その辺のあたりをよく精査しながら、この条例を施行していただければ幸いと思います。ひとつよろしくお願いしたいと思います。
　次に、議第69号　東根市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてということなんですけど、この条例を読んでみますとなかなかわかりにくい点も多々あるんですけど、ページ数は60ページ。この中で第３章の２ということで、住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準等ということでなっているんですけど、この条例を見ますと、新築するのは来年度から適用されるということですが、既存の家は平成19年から適用されるという条例のようですけれど、その辺、消防長の方からお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○岡崎賢治議長　小関消防長。
○小関善次郎消防長　住宅用の防災警報についての質問ですけれども、新築のものについては平成18年６月から施行するというようになっております。既存のものについては、平成18年６月から平成23年５月いっぱいまでという５年間の猶予をみております。既存のものについては条例で定めなさいということで、県内でも検討した結果、５年ぐらいで設置に向けて指導して普及を図ろうということで、５年間の猶予をみたということでございます。
　以上です。
○岡崎賢治議長　15番清野忠利議員。
○１５番（清野忠利議員）　去年の６月に消防法が改正になっているんですけれど、この中で、条例を定めるのは各市町村の自治体でということになっているんですけれど、市町村の条例ということでいろいろ問題があるんでしょうけれど、山形県の統一した見解はできなかったのかどうか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。
○岡崎賢治議長　小関消防長。
○小関善次郎消防長　既存のものについては、条例で定めなさいということですので、さっきも申しましたけれども、県内の方で調整を図りました。そんな中で、国の方ではできるだけ早くということですけれども、いろいろな地域の状況もありますので、５年のうちに普及を図るようにということで平成23年の５月いっぱいまでということで進んでいくということでございます。
　省令の方で、既存のものについては各市町村の条例の方で定めなさいということでございますので、各市町村の方で条例化をしたということでございます。
○岡崎賢治議長　15番清野忠利議員。
○１５番（清野忠利議員）　わかりました。この中身を読んでみますと、設置場所が、この条例で見ますと寝室とか廊下とかということになっています。１番火災の危険性のある台所付近には、消防法にも載っているんでしょうけれども、既存のやつの中には入ってないような感じがするんですけど、その辺はどうですか。
○岡崎賢治議長　小関消防長。
○小関善次郎消防長　今回の改正ですけれども、全国の住宅火災で死亡した人の７割が逃げ遅れによるものです。それに伴って、災害弱者を火災などから守ろうということで、今回の改正を図ったというものです。
　また、台所とか、火災の原因となるところもあると思いますけれども、今回の場合は、そういう弱者、寝たきりの人など逃げ遅れないように、早く警報するという趣旨で今回の改正になったわけでございます。台所とかその他の自分の家で危険だというようなところあれば、これは最低限の法でございますので、それを上回るようなことについては大いに結構ですので、各家庭での判断ということになります。
　以上でございます。
○岡崎賢治議長　15番清野忠利議員。
○１５番（清野忠利議員）　これ、今、消防長の話を聞けば逃げ遅れをなくすということなんですけど、やはり火災の発生の原因というのは台所付近が多い状況ではないかと思われるんです。そのような、台所にも設置するような方向で、この条例を今後改正するべきではないかなと思うんですけど、その辺はどうですか。
○岡崎賢治議長　小関消防長。
○小関善次郎消防長　そういうことになれば、火災予防上、また損害を少なくするためにも大変結構だと思っております。今回の改正ですけれども、さっきも言いましたけれども、死因の７割ほどある逃げ遅れをなくすという一本でございますので、今言ったような台所とか、あるいはいろいろと危険のあるところに設置するということは非常に結構ですので、今回の改正を含め、大いに報知機をつけるのは大変結構だという踏まえ方で啓蒙を図っていきたいと思っているところでございますので、よろしくお願いします。
○岡崎賢治議長　15番清野忠利議員。
○１５番（清野忠利議員）　まず、そのようにお願いしておきたいと思います。これは防災上、非常に重要な条例ですので、その辺の中身もいろいろこれから改正しなくちゃいけない点も多々あると思うんですけれど、その辺も踏まえながらひとつよろしくお願いしたいのと、あと次に心配されるのが、悪徳商法です。日本消防協会のＮＳＳですか、その規格を要するなど方策を考えながら、この条例を施行していただくようにひとつよろしくお願いしたいと思います。
　以上です。
○岡崎賢治議長　以上で、ご了解願います。
　ほかにご質疑ございませんか。７番高橋ひろみ議員。
○７番（高橋ひろみ議員）　議第65号、32ページお願いいたします。
　介護保険法による指定住宅サービス事業所における今回の条件に該当する事業所は今のところ東根にあるんでしょうか。また、そのサービスはどのくらい人数か、把握されているんでしょうか。また、実際どのように利用されているか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
○岡崎賢治議長　椎名総務部長。
○椎名和男総務部長　これは７号については、改正は、いわゆる東根温泉の一旅館が介護保険法による通所介護、いわゆるデイサービスですね、デイサービスの指定事業所になったということで、その部分についての入湯税の免除ということで行ったところでございます。
　ただ、今実際どのぐらい利用しているのかについては、今ここに資料持ち合わせておりませんので、後ほどお知らせしたいと思います。
○岡崎賢治議長　７番高橋ひろみ議員。
○７番（高橋ひろみ議員）　その旅館は介護保険以外の方、一般のお客さんも利用できるということで、いろんなお客さんが利用しています。介護保険法による指定を取れば、どの旅館でも可能になるんでしょうか。
○岡崎賢治議長　椎名総務部長。
○椎名和男総務部長　基本的には、そのように考えております。ただ、誰でも該当するわけではありません。あくまでも介護保険を使ってこういうサービスを受けたいんだということでケアプランというのがありますけれども、ケアプランに基づいて入浴するものと限られておりますので、この人がケアプランに基づいての入浴なんだということを確認した上で、その人が免除になるということでありますので、誰もが彼もが行って入って無料になると、このようなものではありません。
○岡崎賢治議長　７番高橋ひろみ議員。
○７番（高橋ひろみ議員）　ほかの旅館でも、そういう認定を取ればそういうサービスができるということですよね。そうすると、現在東根市では居宅サービスの方が非常に増えておりますので、その施設が足りないような状態にも多分なっていると思うんです。そして、山形県内でも通所サービスの介護サービスを受ける方が県内全国レベルよりも相当上がっておりますので、そういう普通の旅館でもそういう指定を取れるような方策というんですか、手だてというか、そういうのを考えていただいてもらって、旅館のお客さんが今非常に減っておりますんで、そういう点からも旅館の活性化によろしくお願いしたいと思います。
　以上です。
○岡崎賢治議長　以上で、ご了解願います。
　ほかにご質疑ございませんか。

　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○岡崎賢治議長　質疑もありませんので、これで総括質疑を終わります。
　お諮りします。ただいま議題となっております条例及び事件決議の９議案については、会議規則第37条第２項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○岡崎賢治議長　異議なしと認めます。したがって、条例及び事件決議の９議案については、委員会付託を省略することに決しました。

◎散　　　　　会

○岡崎賢治議長　以上で、本日の日程は全部終了しました。
　本日は、これで散会します。御苦労さまでした。

　　　午前１０時１９分　散　会