議事日程 第4(総括質疑)

平成17年6月10日 午前10時 開 議

      岡  崎  賢  治 議長       武  田  敏  夫 副議長


◎出席議員(18名)
 1番   今  野     孝 議員       2番   加  藤  信  明 議員
 3番   浅 野 目  幸  一 議員       5番   阿  部  清  雄 議員
 6番   阿  部  綾  子 議員       7番   高  橋  ひ ろ み 議員
 9番   清  野  貞  昭 議員      10番   奥  山  重  雄 議員
11番   森  谷  政  志 議員      12番   佐  藤     直 議員
14番   秋  葉  征  士 議員      15番   清  野  忠  利 議員
16番   高  橋  一  俊 議員      17番   結  城     芳 議員
18番   深  瀬  秋  広 議員      19番   武  田     敞 議員
21番   武  田  敏  夫 議員      22番   岡  崎  賢  治 議員

◎欠席議員(1名)
 4番   田  中     昭 議員

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        高 橋 良 子
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
植 村 良 作                 横 尾   尚  代表監査委員
         委  員  長
保 角 國 雄  農業委員会会長        小 関 善次郎  消  防  長
武 田 新 市  助     役        奥 山 昭 男  収  入  役
小 関 正 男  教  育  長        椎 名 和 男  総 務 部 長
武 田   稔  市民保険部長         寒河江 賢 一  健康福祉部長
                                 建 設 部 長
武 田 國 義  経 済 部 長        杉 浦 正 弘
                                 兼水道部長
原 田 清一郎  教 育 次 長        高 橋 一 郎  総合政策課長
荒 川 妙 子  庶 務 課 長        矢 作   隆  財 政 課 長
         選挙管理委員会                 監 査 委 員
武 田   綏                 名 和 信 博
         事 務 局 長                 事 務 局 長
         農業委員会
武 田 庄 一
         事 務 局 長

◎事務局職員出席者職氏名
牧 野 利 幸  事 務 局 長        清 野 敬 信  事務局長補佐
齋 藤 美奈子  主     任        森 谷 秀 範  主     事

◎議 事 日 程

 議事日程第4号
       平成17年6月10日(金) 午前10時 開 議

 日程第 1  議第35号 東根市税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の承認
              について
 日程第 2  議第36号 山形県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及
              び規約の変更についての専決処分の承認について
 日程第 3  議第38号 東根市大平山みはらし霊園の設置及び管理に関する条例の設定につい
              て
 日程第 4  議第39号 東根市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第 5  議第40号 財産の取得について
 日程第 6  議第41号 北村山広域行政事務組合規約の一部変更について
    (総 括 質 疑)
    (散     会)


◎本日の会議に付した事件

 議事日程第4号に同じ。

◎開     議

○岡崎賢治議長 皆さんおはようございます。
 本日の会議に欠席の届け出がありましたのは、4番田中 昭議員です。したがって、出席議員の数は18名で定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第4号によって進めます。

◎総 括 質 疑

○岡崎賢治議長 日程第1 議第35号から日程第6 議第41号までの条例関係及び事件決議の6件を一括議題とします。
 なお、質疑を行うときは、議案の題名、ページ番号をお示し願います。
 それでは、ご質疑ありませんか。2番加藤信明議員。
○2番(加藤信明議員) 議第38号、東根市大平山みはらし霊園の設置及び管理に関する条例の設定について、お尋ねをいたします。
 定住人口の増加や都市化の進展に対応して、もう一つの心の財産を持ち、未来にわたり安心して暮らせるまちづくりを推進していく上で、私も諸手を挙げて支援をしてまいったつもりであります。永代使用料につきましては1区画25万円程度というふうな話もありましたけれども、天童市では昨年の11月募集をしたわけですが22万円とのことでありました。この大平山みはらし霊園につきましては、大撫山の発生土の流用、さらには債務負担等により1区画19万円に決定になったことは、行政の努力であると高く評価をするものであります。条例の設定にあたりまして、3問ほど質問をいたします。
 まず1問目の1点目でありますが、ページ数90ページ、第4条使用者の資格の中で、以前は永代使用料のことでありましたけれども、今回、「永代」を入れない理由はなぜなのか。
 2点目、第9条、91ページでありますが、管理料の中で管理をする組織はどのように考えているのか。
 3点目、第16条、92ページでありますけれども、行為の禁止の中で、県内他市の条例を見た場合、「鳥獣類を捕獲し、または殺傷すること」とありますけれども当然のことと思います。条例にこのことがないのは、この地区は禁猟区であるからあえて入れなかったのか。ただ私は、猿の出没が当然考えられると思いますし、この対策につきましては工事でどのような方策を講じてきたのか。また、猿・カラス等も含め管理上の対策はどうしていくのか。
 4点目であります。第17条、92ページでありますが、面積についてであります。「天災等の不可抗力」とあります。私も現地を見てまいりましたが、この霊園の上に道路をはさんで東部土地改良区管理のため池、通称大平沼があるわけであります。面積が1,200平米、高さが1.45メーターというふうなことであります。この沼は長年の間に土砂が流入をして堆積をしている状況でありまして、集中豪雨のときに道路を越流して霊園に流れ込むのではないかと心配をしております。しゅんせつをすべきと思いますが、土地改良区との協議はどのようになっているのか、まずお聞きをいたします。
○岡崎賢治議長 答弁を求めます。武田市民保険部長。
○武田稔市民保険部長 それでは、私の方から加藤議員の4点のご質問にお答えをしたいと思います。
 まず1点目の永代使用料を今回正式な条例の中で、永代を取った使用料にしたのはなぜなのかというご質問でございますけれども、この条例をつくるにあたりまして他市の既に市営墓地を設置している条例等を参考にさせていただきましたし、条例設定の際に市の内部組織であります法令審査会、これは各課から条例に関係する専門の知識を有する委員が検討するわけでありますけれども、この法令審査会の中で、特に委員の中に墓地を実際に管理している委員の方もおりまして、普通の人員で管理する墓地と市で管理する墓地とは性格が若干違うんではないかということで、市でやる場合には永代はつけないで、普通会計上の言葉であります「使用料」とした方がいいということで、永代使用料でなくて使用料としたところでございます。
 2点目、管理料の中で、これを管理する組織の関係でございます。管理を要するということで、以前は地区に墓地を設定する段階で地元の区長なり、そこの所有者といいますか、土地の地権者、またぶどう関係をつくっている関係者で団体、整備委員会をつくったわけでありまして、その組織が完成したあと管理をするというふうな考え方で市の方ではきたわけですけれども、地元の方では面積等が墓地としてはあまり大きくない、そして管理する費用についても年間100万円以下だということから、受託することはできないということで、それではどうするのかということで地元の区長さんが骨を折ってくださいまして、有志で組合をつくって管理を受託する方向で現在話が進んでいるところでございます。指定管理者制度のことも検討いたしましたが、先ほど申しましたとおり管理料全体の金額が少ないということで、そのような形で進みたいということでございます。
 3点目でございますけれども、鳥獣等の捕獲関係の条項がないということで、猿被害等のことはどうするのかということですけれども、禁猟区という話でございますけれども、ここの区域は禁猟区ではございません。そのために、許可をいただければ捕獲できるというふうになってございます。そういう関係だけでなくて、鳥獣を区域内で殺傷するということは墓地の性格としてあまりふさわしくないのではないかということで、そうしたというところでございます。
 それから4点目の面積の関係でございます。他市の条例ではないものもございます。ただ、やはり市の施設として設置をする場合には、この条項については必要ではないかという法令審査会の意見もございましたんで、この条項を加えたということでございます。大平沼の関係のことについては、沼を管理する東部土地改良区の方から15年度にこの計画が出た段階で要望が市の方に出されておりまして、管理を適正にするためにいろいろなことをしてほしいというお話しがございました。それらについては、経済部農林課の方で対応してございまして、その対応が十分であるというふうに今のところ私は認識をしているところでございます。
 以上でございます。
○岡崎賢治議長 2番加藤信明議員。
○2番(加藤信明議員) わかりました。
 関連してでありますけれども、2問目であります。分譲の時期につきまして具体的にいつころからなるのか、お尋ねをいたします。
○岡崎賢治議長 武田市民保険部長。
○武田稔市民保険部長 分譲の時期については、条例にいつとは書いてございません。ただ、附則の第2項で「墓地の使用開始は、市長が告示で定める日からとする」と規定をしてございます。この当然、供用開始は工事が完成したあとになるわけでございまして、現在の工事の完成期日が本年の8月末となってございます。それを踏まえますと、9月の中旬以降、完成検査をして引き渡しを受けるのかなと思っております。使えるのが9月中旬でございます。ただ募集については、ちょうどお盆時期に帰省する方もいらっしゃって、墓地を見てみたい、また申し込みたいという方がいるかなということで、8月1日の市報で募集の広告をしたいという考え方で、ホームページ等でもお知らせをしたいと考えてございます。
○岡崎賢治議長 2番加藤信明議員。
○2番(加藤信明議員) わかりました。
 3問目についてお尋ねをします。これは、市長にお尋ねをしたいと思います。
 平成13年度にアンケート調査などによって300区画と決定したとのことでありますが、申し込みが予想以上にあった場合。それに一本木土地区画整理事業、今後予想される神町北部土地区画整理事業、さらには白水川以北の開発が見込まれる中で、第2期計画はどのように考えているのかお尋ねをしたいと思います。
○岡崎賢治議長 答弁を求めます。土田市長。
○土田正剛市長 まずは、この第1期の300区画の分譲の動向を見なければわからないわけでありますが、墓というのは定住条件の大事な条件の一つだというふうに思っております。そういう意味で議員指摘のとおり、いろいろと今後人口増、あるいは開発の構想がある中で、墓地の売れ行きにもよりますが、そういう意味で予想以上に墓地の要望が強いということになれば、当然、第2期工事ということも視野に入れながら検討しなければならないと思っております。
○岡崎賢治議長 2番加藤信明議員。
○2番(加藤信明議員) 了解しました。
○岡崎賢治議長 以上で、ご了解願います。
 ほかにご質疑ありませんか。15番清野忠利議員。
○15番(清野忠利議員) 1点だけお願いと、お聞きしたい点があります。
 90ページなんですけど、第9条に「管理料は年額1区画3,000円とする」ということになっているんですけど、この中をずっと見てみますと、冬期間の管理というのはどうするのか、ひとつお聞きしたいと思います。
○岡崎賢治議長 武田市民保険部長。
○武田稔市民保険部長 冬期間の管理でございますけれども、現在の管理料の設定の中には除雪経費は含まれておりません。冬期間、駐車場なりそういうところを除雪しないということは、冬期間の除雪は個人の管理だと考えているところでございます。
○岡崎賢治議長 15番清野忠利議員。
○15番(清野忠利議員) 今、部長の答弁ですと、冬場の除雪は考えていないという答弁なんですけど、除雪となると12月・1月・2月・3月ということで大体4カ月近くなると思うんですけど、その間、不幸などあると思うんですよ。その辺あたりを考えあわせると、若干この辺を考えておかなくちゃいけないんでないかなと私は思ってるんですけど、特に3月は彼岸になるわけなんですね。管理料としていただいているわけですから、そのあたりも考えておかなければいけないんでないかなというような、その辺どう考えているのかをお聞きしたいと思います。
○岡崎賢治議長 武田市民保険部長。
○武田稔市民保険部長 3月の彼岸、3月23日ごろになるのかなと思いますけれども、雪の多い時期には、いくら南斜面で日当たりのいいところであっても雪が残っているということは考えられます。その時々の、その年の積雪の状況によりますけれども、駐車場の除雪ぐらいは市の担当部局と相談をして、彼岸時には対応したいという考え方を持っております。
○岡崎賢治議長 15番清野忠利議員。
○15番(清野忠利議員) わかりました。彼岸あたりは除雪をしてくださるということで、その辺の説明も申込者に十分説明していただいて、納得いただくような方策をお願いしたいと思います。
 以上で終わります。
○岡崎賢治議長 以上で、ご了解願います。
 ほかにご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○岡崎賢治議長 質疑もありませんので、これで総括質疑を終わります。
 お諮りします。ただいま議題となっております条例関係及び事件決議の6議案については、会議規則第37条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○岡崎賢治議長 異議なしと認めます。したがって、条例関係及び事件決議の6議案については、委員会付託を省略することに決しました。

  ◎散     会

○岡崎賢治議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 本日は、これで散会します。
 御苦労さまです。

   午前10時18分 散 会