第3回東根市議会定例会

決 算 特 別 委 員 会 会 議 録

平成16年8月25日 午前11時00分 開 会

 結  城     芳  決算特別委員長      浅 野 目  幸  一  副委員長


◎出席委員(19名)
 1番   今  野     孝 委員       2番   加  藤  信  明 委員
 3番   浅 野 目  幸  一 委員       4番   田  中     昭 委員
 5番   阿  部  清  雄 委員       6番   阿  部  綾  子 委員
 7番   高  橋  ひ ろ み 委員       9番   清  野  貞  昭 委員
10番   奥  山  重  雄 委員      11番   森  谷  政  志 委員
12番   佐  藤     直 委員      13番   岡  崎  賢  治 委員
14番   秋  葉  征  士 委員      15番   清  野  忠  利 委員
16番   高  橋  一  俊 委員      17番   結  城     芳 委員
18番   深  瀬  秋  広 委員      19番   武  田     敞 委員
21番   武  田  敏  夫 委員

◎欠席委員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        高 橋 良 子
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
植 村 良 作                 横 尾   尚  代表監査委員
         委  員  長
保 角 國 雄  農業委員会会長        小 関 善次郎  消  防  長
武 田 新 市  助     役        奥 山 昭 男  収  入  役
鈴 木 千 原  教  育  長        椎 名 和 男  総 務 部 長
武 田   稔  市民保険部長         寒河江 賢 一  健康福祉部長
                                 建 設 部 長
細 矢 昭 男  経 済 部 長        小 野 幸 治
                                 兼水道部長
原 田 清一郎  教 育 次 長        高 橋 一 郎  総合政策課長
牧 野 利 幸  庶 務 課 長        武 田 國 義  財 政 課 長
         選挙管理委員会                 監 査 委 員
佐 藤 信 行                 小 林 文 雄
         事 務 局 長                 事 務 局 長
         農業委員会
菊 口 吉 之
         事 務 局 長

◎事務局職員出席者職氏名
杉 浦 正 弘  事 務 局 長        清 野 敬 信  事務局長補佐
佐 藤 慎 司  議 事 係 長        齋 藤 美奈子  主     事
伊 藤   公  主     事

◎本日審査した案件

 議第61号 平成15年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
 議第62号 平成15年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
 議第63号 平成15年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
 議第64号 平成15年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算認定について
 議第65号 平成15年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 議第66号 平成15年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 議第67号 平成15年度東根市休日診療所特別会計歳入歳出決算認定について
 議第68号 平成15年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
 議第69号 平成15年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
 議第70号 平成15年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
 議第71号 平成15年度東根市水道事業会計決算認定について
 議第72号 平成15年度東根市工業用水道事業会計決算認定について

◎開     会

○結城芳決算特別委員長 皆さん御苦労さまです。
 本会議に引き続き、ただいまから決算特別委員会を開会いたします。

◎開     議

 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席は19名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

◎議第61号 平成15年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外11件

○結城芳決算特別委員長 先ほどの本会議におきまして、決算特別委員会に付託になりました議案は、別紙付託表のとおり、議第61号から議第72号までの12議案であります。
 以上12議案を一括議題とします。
 これから議第61号から議第70号までの10議案について、収入役に説明を求めます。奥山収入役。

   〔奥山昭男収入役 登壇〕

○奥山昭男収入役 それでは、平成15年度決算の概要について説明を申し上げます。
 最初に提出しております決算関係書類の資料の確認をお願いします。
 厚い冊子の中には、平成15年度東根市一般会計歳入歳出決算が4ページから13ページまでと、9件の特別会計が14ページから51ページまでの計10会計の歳入歳出決算書があります。そのあとに色紙で区切りをいたしまして、歳入歳出決算事項別明細書10会計分が1ページから461ページまで、さらに、実質収支に関する調書が464ページから473ページまで記載されております。最後に、財産に関する調書が476ページから497ページに記載されております。当該決算にかかわる決算会計年度における主要施策の成果を説明する書類といたしまして、薄い冊子の決算付属資料がございます。この内容でありますが、決算付属資料にありますとおり第1表から第17表に及んでおります。審査にあたりまして、ご参照を願いたいと思います。さらに、監査委員から提出ありました意見書のほかに、決算審査資料の中で、市から提出いたしました平成15年度決算統計からの財政分析にかかわる資料等もあわせてご参照願いたいと思います。
 最初に、議第61号、平成15年度東根市一般会計歳入歳出決算でありますが、決算書の2ページをお開き願いたいと思います。
 一般会計の歳入決算額は155億1,185万3,567円で、予算現額155億5,859万7,000円に対する収入割合は99.6%であります。歳出決算額は150億4,814万5,808円で、予算現額に対する執行割合は96.7%であります。
 その結果、歳入歳出差引残額は4億6,370万7,759円であります。
 次に、決算書の4ページをお開きください。あわせまして、事項別明細書の4ページ、付属資料の2ページ第1表もご参照いただきたいと思います。平成15年度一般会計歳入歳出決算のうち、歳入についての特徴点について説明を申し上げます。
 第1款市税について申し上げます。1項市民税におきましては、個人市民税が景気の低迷の影響や所得の伸び悩み等により、前年度よりも9,276万900円、6.7%の減となりましたが、法人市民税において企業等の業績回復の影響によりまして、法人税割が大幅な増になり、前年度よりも1億2,686万1,300円の増額、22.2%の増となったことによりまして、市民税は3,410万400円、1.7%の増額であります。2項の固定資産税におきましては、土地につきましては農地から宅地への地目変更による微増があるものの、家屋については評価替えの影響により大幅な減額となり、全体で前年度よりも1億4,089万1,232円、4.8%の減であります。4項のたばこ税におきましては、禁煙者が増加しておりますが、単価の値上げにより前年度よりも1,103万2,306円、4.1%の増額であります。6項入湯税も誘客数の減少によりまして、276万2,175円、13.0%の減額となりました。7項の都市計画税は、固定資産税と同様に家屋等の減額により、1,991万2,082円、5.3%の減額であります。
 市税の収入済額は55億4,422万330円で、歳入額全体の35.7%にあたります。その内訳ですが、市民税が19億9,698万7,593円、固定資産税が28億994万7,513円、軽自動車税が8,228万7,500円、たばこ税が2億8,219万3,466円、入湯税が1,848万2,025円、都市計画税が3億5,432万2,233円であります。市税の予算額に対する収入割合は101.3%、調定額に対する割合は95.2%であります。
 事項別明細書の6ページをお願いしたいと思います。第2款地方譲与税におきましては、自動車重量譲与税が前年度よりも3,105万6,000円、28.3%の増額となりましたが、地方道路譲与税が前年度よりも2,057万4,000円、29.9%、航空機燃料譲与税が山形空港の減便、小型機の影響によりまして427万1,000円、21.1%の減額となりましたが、地方譲与税の収入済額は2億510万6,000円であります。
 8ページをお願いしたいと思います。第3款利子割交付金は、利率の低迷が続いておりますために、前年度よりも1,404万4,000円の減額、27.7%の減となり、収入済額は3,672万1,000円であります。第4款地方消費税交付金は、前年度よりも5,645万7,000円、14.0%の増額となり、収入済額は4億5,914万1,000円であります。
 10ページをお願いします。第6款自動車取得税交付金は、前年度よりも43万8,000円、0.5%の増収となり、収入済額は8,253万4,000円であります。
 12ページをお願いしたいと思います。第8款地方特例交付金につきましては、平成11年度の税制改正による恒久減税に伴う減収額の補てん策といたしまして創設されたものであり、前年度よりも2,564万9,000円、13.6%の減額、収入済額は1億6,316万4,000円であります。
 次に、事項別明細書の12ページ、第9款地方交付税は特別交付税におきまして5.7%、2,984万1,000円の減額となりましたが、基準財政収入額の落ち込みによりまして、普通交付税が3.3%、1億2,813万5,000円の増のため全体では2.2%、9,829万4,000円の増額となりました。この交付税の中には、衛生処理組合分といたしまして6億4,058万1,000円と北村山公立病院組合分が2億4,311万5,000円の合計8億8,369万6,000円が元利償還交付税などといたしまして算入されております。地方交付税の収入済額は45億5,428万円で、歳入全体の29.4%であります。
 次に、第10款交通安全対策特別交付金は879万4,000円で、前年度よりも139万4,000円の増額、18.8%の伸びであります。
 14ページをお願いいたします。第11款分担金及び負担金は1億2,502万3,860円で、前年度よりも2,653万1,647円、17.5%の減であります。第12款使用料及び手数料は1億3,340万5,784円で、前年度よりも427万3,633円、3.3%の増額であります。
 20ページをお願いします。第13款国庫支出金につきましては、産業再配置促進施設整備事業の龍興寺沼公園事業の完了による普通建設事業関連の補助事業が11.2%の減となったため、前年度よりも9,673万5,719円の大幅な減額となり、9.7%の減であります。この主な内容につきましては、第1項国庫負担金におきましては、児童福祉施設整備といたしまして着手いたしました、ひがしね保育所の建設関係2,857万5,000円、児童扶養手当費負担金4,214万6,047円などの増額に伴い、前年度よりも8,039万3,331円、16.0%の増額となり、収入済額は5億8,367万1,396円であります。
 22ページをお願いしたいと思います。2項の国庫補助金の収入済額は3億179万3,355円で、前年度よりも1億7,428万6,795円、36.6%の減額であります。この主なものにつきましては、4目の教育費国庫補助金で高崎小学校屋内運動場改築工事により1,656万7,000円の増額となりましたが、3目土木費国庫補助金で1億9,640万2,000円の減額で、主なものにつきましては、2節の都市計画費で産業再配置促進施設整備事業補助金2億2,074万5,000円の減額によるものであります。
 28ページをお願いします。3項の委託金につきましては、収入済額が1,913万2,199円で、前年度よりも284万2,255円の減額でありまして、国庫支出金の収入済額は9億459万6,950円で、歳入額全体の5.8%になっております。
 28ページをお願いします。第14款県支出金の収入済額は7億3,282万6,114円で、前年度よりも7,254万8,527円、11.0%の増額であります。この内訳につきましては、1項県負担金におきまして1目民生費県負担金で859万5,818円の増額となりましたが、4目土木費県負担金の市道大富小学校北通り線道路改良工事費負担金で6,780万8,000円の減額となったことにより、5,885万476円の減額になり、収入済額を1億791万318円であります。
 30ページをお願いします。2項の県補助金におきましては、児童福祉施設整備費補助金といたしまして、ひがしね保育所建設補助金、アグリチャレンジャー支援事業としまして、よってけポポラの補助事業の実施により大幅な増額となりました。この主なものといたしましては、2目の民生費県補助金で1,484万9,708円、4目の農業水産業費県補助金で6,507万7,148円、9目の公債費県補助金が2,810万2,000円などで、総額といたしまして9,013万7,690円の増額であり、収入済額は5億2,226万5,632円であります。
 さらに44ページ、3項の委託金でありますが、収入済額は1億265万164円で、県議会選挙、あるいは衆議院議員選挙の執行によりまして前年度よりも4,126万1,313円の増額であります。県支出金は歳入額全体の4.7%にあたります。
 48ページをお願いします。第15款財産収入の収入済額は1,157万9,018円で、前年度よりも765万4,909円の減額であります。これは、2項の財産売払収入の減額によるものでございます。
 50ページをお願いします。第16款の寄附金の収入済額は91万2,998円で、前年度よりも1,088万9,002円の減額であります。
 52ページをお願いします。17款の繰入金の収入済額は1億5,047万2,000円で、前年度よりも1億5,027万2,000円の増額であります。内訳は、1項の特別会計繰入金はなく、2項の基金繰入金は繰上償還を行うために減債基金から5,047万2,000円、さくらんぼタントクルセンター建設のために地域振興基金から1億円の繰り入れしたものであります。
 第18款繰越金でありますが、収入済額は5億397万9,095円で、前年度よりも1億3,183万164円、20.7%の減額であります。
 54ページをお願いします。内訳は、前年度からの繰越金が3億9,884万6,095円、繰越明許費繰越金が1億513万3,000円であります。第19款諸収入の収入済額は2億47万7,042円で、前年度よりも1,358万9,829円、7.3%の増であります。これは、市の預金利子が1万5,913円、貸付金元利収入が220万319円の減額となりましたが、延滞金、加算金及び過料で49万8,166円と雑入で1,530万7,895円の増額によるものでございます。
 60ページをお願いします。第20款市債につきましては、後年度の事業に向けまして極力抑制に努めておりますが、地方交付税の肩代わりといたしまして臨時財政対策債の増額に伴い前年度よりも3億7,770万3,000円の29.6%の増であります。収入済額は16億5,450万円で、歳入額全体の10.7%にあたります。主なものにつきましては、民生債が3億5,460万円、農林水産業債が1,670万円、土木債が2億1,100万円、62ページの教育債が6,730万円、住民税等減税補てん債が6,010万円、臨時財政対策債が9億2,390万円などであります。
 以上の結果、歳入総額は155億1,185万3,567円となり、前年度よりも3億5,050万8,020円、2.3%の増額でございます。
 以上が歳入で、これらの数字が示すとおり、平成15年度の一般会計予算現額に対する収入割合は99.6%、調定額に対する収入割合は98.2%であります。市税の予算現額に対する収入割合は101.3%、調定額に対する収入割合は95.2%と前年度よりも0.6%の減となりましたが、引き続き高い収入率を確保しましたことは、納税者と納税組合の納税思想の普及と理解によるところが大でありまして、あわせて税務担当職員、納税相談員、総務部所管の部課長で構成する市税収納対策本部の不断の努力と徴収事務のきめ細かな進め方が高い成績になっているものであるものと思われます。
 決算書の5ページ、前の方に戻っていただきたいと思います。一般会計の中での不納欠損額は、市税で2,412万2,977円で、前年度よりも1,104万46円、31.4%の減額であり、件数にいたしまして200件であります。その内訳は、市民税で287万1,207円、73件。固定資産税が1,876万7,621円で56件でございます。さらに、軽自動車税が6万1,600円で15件。都市計画税が242万2,549円で56件でございます。処分の理由といたしましては、地方税法第15条の7第4項、第5項及び第18条の第1項の規定によりまして、納税義務の消滅と時効により徴収権が消滅したものであり、その内訳は、生活苦が75件、行方不明が8件、倒産・破産が91件、死亡が15件、その他が11件の計200件が不納欠損額といたしまして処理されております。また、一般会計の収入未済額は2億5,817万7,351円でありますが、前年度よりも4,502万48円、21.1%の増であります。そのうち市税が2億5,527万5,372円で、前年度よりも4,456万5,238円の増となっております。内訳は、市民税が5,053万3,255円でありまして、件数にいたしまして1,159件であります。固定資産税が1億8,084万3,946円で843件であります。軽自動車税が197万1,800円で466件であります。都市計画税が2,192万6,371円で843件で、件数にいたしまして3,311件であります。その原因につきましては、不納欠損処分の内容と大体同じでありまして、生活苦、行方不明、破産・倒産等が多くなっているようでございます。
 市税のほかに、7ページをお願いしたいと思います。第11款分担金及び負担金で236万4,000円の20件があり、これは児童福祉費負担金でありまして、前年度よりも71万1,410円の増でございます。第12款使用料及び手数料で14万1,000円の5件があり、これは児童福祉施設使用料で前年度よりも5万6,600円の減であります。
 9ページをお願いしたいと思います。19款の諸収入が39万6,979円で、徴収清算金であります。この徴収清算金につきましては、中央土地区画整理事業の完了に伴い清算金の一部が特別会計の廃止によりまして一般会計に引き継ぎされたものであります。これらの滞納整理の状況でありますが、平成16年7月31日現在で収入未済額2億5,817万7,351円に対しまして、3.5%の納入済みであります。その内訳は、市民税が194万9,591円、収納率が3.9%。固定資産税が578万1,116円、3.2%。軽自動車税が14万1,200円で7.2%。都市計画税が70万929円、3.2%。市税全体といたしまして857万2,836円、3.4%にあたります。さらに負担金では18万5,000円の7.8%、使用料は収入がなく、諸収入で20万円の50.4%、市税を除いた納入額につきましては38万5,000円で13.3%になります。全体の額といたしましては、895万7,836円で3.5%の納入額として整理されております。
 次に、歳出でありますが、歳出につきましても平成15年度の施政方針により編成いたしました当初予算、その後の補正予算により計画に沿った事業実施、予算を執行した結果がお手元の決算書及び事項別明細書のほか、主要施策の内容になっておりますので、各款ごとの要点にしぼって本年度の特徴点について説明を申し上げますので、ご理解をお願いします。
 決算書の10ページ、あるいは事項別明細書の64ページをお開き願いたいと思います。
 第1款の議会費であります。予算現額1億9,819万1,000円、支出済額は1億9,654万7,557円で、前年度よりも913万4,441円、4.4%の減であります。政務調査費交付事業は各会派に対しまして1人当たり年額15万円交付されましたが、その総額は273万5,093円であります。議会だより発行事業は178万8,133円であります。不用額が164万3,443円で、執行率が99.2%であります。
 事項別明細書の66ページ、第2款総務費、予算現額が18億4,905万3,600円。支出済額は17億8,370万8,828円、不用額は6,534万4,772円で、執行率が96.5%であります。前年度よりも1.7%、3,161万7,989円の減額であります。
 次に、94ページをお願いしたいと思います。第2項の徴税費では、支出済額が2億993万3,227円で、前年度よりも1億3,178万7,863円、38.6%の減額であります。これは、税の確定に伴う市民税法人税割における過誤納還付金が1億1,305万5,700円の大幅な減額によるものでございます。
 98ページをお願いします。第3項の戸籍住民基本台帳費、支出済額は4,358万5,356円、前年度よりも323万5,234円、6.9%の減額であります。
 100ページ、4項の選挙費は県議会議員選挙、市議会議員選挙、衆議院議員選挙、最高裁審査が執行されたことによりまして、5,516万8,282円、107.2%の増額の支出済額は1億664万4,481円であります。
 110ページをお願いしたいと思います。第5項の統計調査費が、支出済額が2,140万6,974円で、前年度よりも104万426円、5.1%の増でございます。
 112ページ、第6項の監査委員費につきましては、支出済額が1,976万3,116円で、前年度よりも182万1,223円、8.4%の減であります。
 次に、114ページお願いします。第3款の民生費でございますが、予算現額が30億7,059万6,000円で、支出済額が30億138万6,047円で、執行率が97.7%、不用額が6,920万9,953円であり、支出済額は前年度よりも3億9,611万5,471円、15.2%の増であります。この要因につきましては、1項社会福祉費におきまして支出済額が18億8,319万3,369円で、前年度よりも3億5,400万6,148円、23.2%の増額によるものでございます。主なものにつきましては、社会福祉総務費におきまして東根すこやか・やすらぎの郷の建設事業で5億3,539万4,000円の支出による大幅な増でございます。
 138ページをお願いします。2項の児童福祉費において支出済額は9億6,254万9,606円で、前年度よりも3,762万5,833円、4.1%の増額でございます。
 152ページ、3項の生活保護費におきまして支出済額が1億5,564万3,072円で、前年度よりも448万3,490円の増額で、主なものにつきましては生活保護扶助事業によるものでございます。支出済額の主なものにつきましては、知的障害者施設訓練等支援事業は1億6,535万7,342円、シルバー人材センター運営費補助金が1,211万円、生きがい活動支援通所事業は2,449万1,275円、社会福祉法人あゆみ保育園保育運営委託料が5,039万6,110円などであります。繰出金につきましては、国民健康保険特別会計へ2億7,728万1,241円、介護保険特別会計は2億7,745万4,114円であります。
 156ページをお願いしたいと思います。第4款衛生費であります。予算現額が18億832万2,000円で、支出済額は17億7,845万1,836円で、執行率は98.3%であります。不用額が2,987万164円であり、支出済額は前年度よりも1,191万7,817円、0.7%の増であります。この要因につきましては、1項の保健衛生費におきまして支出済額は8億5,974万8,918円で、前年度よりも203万9,467円の減であります。この主なものにつきましては、老人保健事業費で2,382万7,262円、環境衛生費で市営墓地建設事業に着手したことによりまして456万4,649円の増になったものの、北村山公立病院組合負担金が2,039万3,834円をはじめ保健衛生総務費で3,008万5,342円、予防費で58万3,128円の減によるものでございます。
 2項の清掃費につきましては、支出済額が9億1,870万2,918円で、前年度よりも1,395万7,284円、1.5%の増でございます。これにつきましては、東根市外二市一町共立衛生処理組合事業負担金で1,440万9,000円の増額によるものでございます。
 支出済額の主なものにつきましては、159ページをお願いしたいと思います。北村山公立病院組合事業負担金が2億5,417万635円。165ページをお願いします。河北町ほか2市広域斎場事務組合事業負担金が1,683万2,000円であります。浄化槽設置整備事業が744万3,000円、市営墓地建設事業が2,001万3,050円。167ページをお願いします。環境ISO企画推進事業が52万6,161円。169ページをお願いします。老人保健基本健康診査委託料は3,984万5,294円。がん検診事業につきましては2,954万844円。171ページ、東根市外二市一町共立衛生処理組合事業負担金が9億1,481万1,000円。ごみ減量化推進事業が44万1,795円。繰出金につきましては、休日診療所特別会計へ336万3,000円。簡易水道事業特別会計に546万3,441円。老人保健特別会計に2億5,666万8,688円であります。
 170ページをお願いします。第5款の労働費であります。予算現額が3,434万8,000円、支出済額が3,376万9,339円、不用額が57万8,661円で、執行率は98.3%であります。支出済額は前年度よりも32万8,500円、1.0%の減額であります。支出済額の主なものにつきましては、173ページに記載されています東根地域職業訓練センター運営委託料630万円、勤労者生活安定資金貸付事業が2,450万円などであります。
 172ページをお願いしたいと思います。第6款農林水産業費、予算現額5億3,286万8,000円で、支出済額が5億2,675万7,852円で、執行率が98.9%であります。不用額は611万148円であり、支出済額は前年度よりも1,991万3,995円、3.9%の増額であります。この要因につきましては、第1項の農業費におきまして支出済額が4億9,383万5,083円で、前年度よりも5,859万7,918円、13.5%の増によるものであります。次に、2項の林業費においては支出済額は3,292万2,769円で、前年度よりも3,868万3,923円、54.0%の減によるもので、これまで継続して実施しておりました林道長坂向線の開設事業が完了したことによるものでございます。支出済額の主なものにつきましては、177ページをお開き願いたいと思います。農業者年金業務委託事業は137万2,000円。183ページをお願いします。やまがた園芸農業拡大推進事業費補助金3,738万6,000円。185ページ、アグリチャレンジャー支援事業補助金9,151万5,000円。果樹王国レスキュー隊派遣事業622万5,450円。187ページをお願いします。土地改良事業に対する補助金、負担金事業は5,313万4,938円。191ページ、農道整備事業負担金が1,899万317円。195ページをお願いします。水田農業活性化支援対策事業は595万9,704円。201ページ、松くい虫の防除対策事業は475万211円。202ページの森林レスキュー隊派遣事業は655万2,000円などでございます。
 第7款の商工費でございますが、予算現額が4億2,355万8,000円、支出済額が4億1,797万8,858円で、執行率は98.7%、不用額が557万9,142円、支出済額は前年度よりも1億4,293万272円の増額でございまして、52.0%の伸びでございます。この要因につきましては、観光モニュメント設置事業、さくらんぼタント館東口駐車場用地購入事業の実施によるものが主なものでございます。支出済額の主なものにつきましては、205ページの中小企業信用保証協会保証料補給金1,589万3,020円。207ページの活力ある商店街づくり支援事業が750万220円。さくらんぼ東根小規模事業者活性化事業100万円。209ページの東根市観光物産協会運営交付金が841万3,871円。211ページをお願いします。厚生会館・勤労福祉センター運営交付金が1,303万7,739円。213ページの東根よいとこ探偵団イメージ発信事業345万2,275円。215ページのさくらんぼマラソン大会実行委員会負担金が1,399万5,000円。観光モニュメント設置事業が999万9,150円。産業立地促進資金融資事業費が7,580万円。さくらんぼタント館管理事業費が1億4,091万4,640円であります。216ページお願いします。さくらんぼタント館東口駐車場用地購入費が1億1,000万円などでございます。
 次に、第8款の土木費でございますが、予算現額が27億4,377万円、支出済額が25億1,435万8,299円で、執行率が91.6%、不用額が5,035万5,701円、支出済額は前年度よりも5億5,132万892円、18.0%の減でございます。その要因をみますと、第1項の土木管理費におきましては支出済額が8,085万6,557円で、前年度よりも2,098万3,492円、20.6%の減でございます。2項道路橋りょう費におきましては、支出済額が9億2,933万1,275円で、前年度よりも3億5,778万5,442円、27.8%の減であります。第3項の河川費におきましては、支出済額が234万9,050円で、前年度よりも32万378円、12.0%の減額でございます。4項の都市計画費では、支出済額が14億5,950万9,949円で、前年度よりも1億8,963万820円、11.5%の減でございます。
 次に、221ページをお願いしたいと思います。支出済額の主なものにつきましては、県単独・県施行公共事業費負担金が1,109万5,000円。223ページをお願いします。市道除雪事業が1億8,066万6,672円。わがまち街路樹里親事業が26万9,465円。225ページをお願いします。市道五間通り線道路改良事業が1億6,221万8,369円。ウォーキングトレイル事業が6,749万21円。227ページお願いします。市道柳沢線(鳥越バイパス)道路改良事業費が9,624万2,643円。231ページ、市道宮崎城廻り線道路改良事業が2,777万8,375円。233ページ、市道山崎線道路改良事業は2,918万8,330円。241ページ、組合施行神町北部土地区画整理事業支援事業費4,880万1,644円。241ページの長谷平林線道路整備事業は9,824万5,000円。245ページお願いします。水と緑と歴史の広場整備事業は2,889万2,850円。次に247ページ、市営住宅基本設計業務委託料は339万円。249ページの民家防音対策事業機能回復事業は458万円などであります。また、繰出金につきましては、一本木土地区画整理事業特別会計へ3億6,006万6,000円。公共下水道事業特別会計へ8億3,295万円であります。
 248ページをお願いします。第9款の消防費でございますが、予算現額が6億2,478万6,000円、支出済額が6億1,683万1,499円で、執行率が98.7%、不用額が795万4,501円で、支出済額は前年度よりも3,261万751円、5.6%の増でございます。この要因につきましては、消防ポンプ自動車2台更新したことのためでございます。
 253ページ、消防団員の報酬が1,572万2,600円、消防団退職報償負担金が1,442万6,900円。255ページの消防ポンプ自動車購入事業は3,045万円。消防施設移設事業は1,611万3,240円。消火栓の新設事業は146万6,310円などであります。
 256ページの第10款の教育費でございますが、予算現額が14億3,878万6,030円、支出済額が13億9,647万5,121円で、執行率が97.1%、不用額が4,231万909円で、支出済額は前年度よりも1,790万1,897円、1.3%の増でございます。この要因をみますと、教育総務費におきまして支出済額は4億1,210万603円、前年度よりも1億5,924万8,059円の大幅な増でありますが、これにつきましては小中学校建設基金積立金が1億5,000万円によるものでございます。2項の小学校費におきましては、3億3,424万270円で、前年度よりも8,634万1,559円、34.8%の増でございます。これにつきましては、高崎小学校の屋内運動場の整備事業に着手したことによるものでございます。第3項の中学校費におきましては、支出済額が1億5,935万5,000円で、前年度よりも2億2,006万2,741円の減額でございます。これにつきましては、第三中学校のプール、グラウンド整備等の完了によるものでございます。次に、支出済額の主なものにつきましては、263ページに不登校児童生徒の適応指導事業326万7,260円、私立幼稚園就園奨励事業は2,336万7,500円。265ページの私立幼稚園にこにこ子育て支援事業は228万8,500円。特色ある学校経営事業交付金が280万円。273ページの小学校大規模改造事業は4,461万4,500円。次に、275ページ、小学校の耐震調査事業が170万1,000円。高崎小学校屋内運動場整備事業は7,967万6,503円でございます。次に、281ページ、中学校の教育用コンピューター整備事業は1,829万4,438円。285ページをお願いします。集会施設等開設整備事業が553万7,850円。287ページ、東根市民立大学「タントまなべ学園」事業は450万円。291ページ、地域づくり活動推進事業が700万円。299ページの輝き躍動する東根創造事業が162万円。299ページ、第18回国民文化祭事業は396万4,000円。301ページの図書館運営事業が2,655万2,926円。307ページに行きまして、総合型地域スポーツクラブ事業40万3,000円。学校給食事業費特別会計への繰出金が2億1,324万3,000円でございます。
 308ページをお願いします。第11款の災害復旧費でございますが、予算現額が361万6,000円、支出済額は32万5,300円で、執行率が9.0%、不用額は329万700円、前年度よりも5,761万3,748円、99.4%の減でございます。
 第12款の公債費でございますが、予算現額が28億455万2,000円、支出済額は27億8,155万5,272円で、執行率が99.2%、不用額が2,299万6,728円で、前年度よりも4億1,940万4,723円の増額でございます。通常償還分に加えまして、近年の大型事業に伴い発行いたしました市債の元金償還も一部はじまったことによりまして、17.8%の増となったところでございます。そのうち、繰上償還といたしまして平成7年度に借り入れいたしました利率3.2%の元金で2億3,347万8,494円、利子といたしまして4万938円、合計で2億3,351万9,432円を平成16年の3月22日に繰上償還いたしております。市債の元金につきましては21億1,493万7,211円、市債償還の利子につきましては6億6,661万4,173円であります。
 310ページをお願いします。第13款予備費であります。予算現額が2,615万370円でありますが、支出済額はありません。予備費から他費目への充用額が384万9,630円であります。
 以上の結果、一般会計歳入総額は予算現額155億5,859万7,000円であります。支出済額は150億4,814万5,808円、執行率は96.7%で、前年度よりも3億9,077万9,356円、2.7%の増となったところでございます。なお、翌年度繰越額、繰越明許費につきましては1億7,905万6,000円でありますが、内容につきましては、6月10日に招集されました第2回定例会で説明しておりますので、説明は省略させていただきたいと思います。不用額につきましては3億3,139万5,192円で、前年度よりも2,660万644円、8.7%の増でございます。内容につきましては記載のとおりでございます。
 次に、特別会計に入りまして決算書の14ページ、事項別明細書の314ページに入ります。
 議第62号、平成15年度東根市国民健康保険歳入歳出決算書でありますが、予算現額につきましては38億6,730万円といたしまして、歳入決算額が39億5,599万8,072円、歳出決算額は36億2,122万4,290円で、歳入歳出差引残額が3億3,477万3,782円となったところでございます。歳入の国民健康保険税が13億9,570万713円で、前年度よりも6,944万8,620円の減額でございます。国庫支出金は13億9,429万941円、35.2%。療養給付費交付金は4億6,116万4,850円。繰入金が2億7,728万1,241円。繰越金が3億315万3,877円となっております。給付基金繰入金はなく、歳入合計では前年度よりも12.7%伸びの4億4,482万231円の増額であります。なお、国民健康保険税の調定額に対する収入割合は前年度よりも2.3%低くなっており、89.3%であります。これも県内では高率を維持しております。
 この中で不納欠損額につきましては、621万5,202円、77件になっております。前年度よりも79万8,003円、11.4%の減となっております。処分の内容でございますが、市税と同様に生活苦が52件、行方不明が14件、死亡が4件、倒産・破産が6件、その他が1件であります。収入未済額が1億6,184万1,883円でありますが、前年度よりも3,506万3,085円、27.7%の増となっております。その内訳ですが、現年度分が6,577万5,241円、滞納繰越分が9,606万6,642円で、件数にして1,624件であります。この収入未済額解消のために一般税と同じように出納閉鎖後に整理いたしました結果、平成16年7月31日現在で822万5,524円納入済みでございまして、5.1%の収納率となっております。
 330ページをお願いいたします。支出済額の主なものにつきましては、第2款の保険給付費が22億2,522万9,246円で、前年度よりも3億8,391万1,566円、20.8%の増額でございます。
 次に、334ページ、3款の老人保健拠出金につきましては8億9,818万5,774円で、前年度よりも1,436万1,484円、1.6%の増でございます。4款の介護納付費につきましては、1億7,923万8,368円で、前年度よりも1,697万5,718円、10.4%の増額でございます。
 338ページ、第7款基金積立金につきましては1億1,421万3,604円で積み立てを行っております。歳出合計では前年度よりも4億1,320万326円、12.9%の増額でございます。執行率は93.6%でございます。
○結城芳決算特別委員長 会議の途中ですが、ここで午後1時まで休憩いたします。どうぞ、収入役よろしくお願いいたします。

   午前11時58分 休 憩


   午後 1時00分 再 開

○結城芳決算特別委員長 午前に引き続き会議を開きます。
 引き続き収入役に説明を求めます。奥山収入役。

   〔奥山昭男収入役 登壇〕

○奥山昭男収入役 それでは、説明を続けさせていただきます。
 決算書の20ページ、それから事項別明細書の346ページをお願いしたいと思います。
 議第63号、平成15年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
 歳入決算額は117万9,962円、歳出決算額は60万4,652円で、差引残額は57万5,310円であります。内容につきましては記載のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。
 次に、決算書の24ページ、事項別明細書の358ページ。
 議第64号、平成15年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算認定であります。
 決算の内容につきましては、通常の給食事業運営経費が主なものでありまして、歳入は全体の50.4%を占めております1款分担金及び負担金が2億1,640万8,537円と、49.6%を占める2款繰入金が2億1,324万3,000円が大部分であります。歳入は、前年度より528万861円、1.2%の減となっております。引く景気の低迷によりまして、収入未済額が46万6,869円発生しております。この滞納整理の状況でありますが、7月31日現在で2万600円、4.4%の納入済みでございます。
 360ページ、歳出は1款の事業費の職員の人件費が1億6,747万2,157円、賄い材料費の需用費が2億3,619万6,197円で大部分を占めております。歳出は、前年度よりも526万7,802円、1.2%の減額であります。
 この結果、歳入決算額が4億2,977万2,154円、歳出決算額は4億2,977万1,896円、差引残金が258円であります。調定額に対する収入率は99.9%、執行率は99.5%であります。
 次に、決算書の28ページ、事項別の368ページをお願いしたいと思います。
 議第65号、平成15年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定であります。
 歳入決算額が22億4,173万8,972円、歳出決算額が22億4,157万9,547円、差引残高が15万9,425円であります。歳入では、一般会計繰入金が全体の37.2%を占め、8億3,295万円。国庫支出金が12.3%の2億7,500万円、市債が26.0%の5億8,380万円で大部分を占めております。受益者負担金が1億4,978万9,960円、下水道使用料は3億8,734万3,606円で、受益者負担の割合につきましては24.0%に過ぎない状況にございます。歳入総額では前年度よりも4,934万3,539円、2.3%の増額であります。調定額に対する収入率は99.7%であります。
 不納欠損でございますが、2款使用料及び手数料で8万7,975円で、9件であります。この処分の内容でありますが、行方不明が8件、その他が1件となっております。
 収入未済額は680万6,405円でありますが、受益者負担金で176万3,030円で77件、下水道使用料で504万3,375円で728件であります。前年度よりも78万3,247円、13.0%の増でございます。これらの滞納整理の状況でございますが、7月31日現在までに受益者負担金で12万5,500円納入されております。収納率は7.1%。下水道使用料は128万8,472円の納入になりまして、収納率は25.5%でございます。
 374ページをお願いいたします。歳出では、公共下水道事業費が52.8%の11億8,278万285円と、382ページの公債費は47.2%の10億5,879万9,262円でありまして、歳出総額では前年度よりも4,957万709円、2.3%の増額でございます。執行率は100%であります。
 次に、決算書の32ページ、事項別明細書の386ページでございます。
 議第66号、平成15年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算でございます。
 この特別会計につきましては、入・上の台地区、沼沢・猪野沢地区生活用水やその他の浄水を両地区の市民に安定供給を図るために設置され事業を推進しているところでございます。歳入決算額は1,886万6,089円、歳出決算額は1,886万6,089円、差引残額はなしであります。調定額に対する収入率は100%、執行率は83.9%であります。詳細につきましては記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。
 次に、決算書の36ページ、事項別明細書の398ページでございます。
 議第67号、平成15年度東根市休日診療所特別会計歳入歳出決算であります。
 歳入決算額は906万8,828円、歳出決算額は906万8,092円、差引残額が736円、調定額に対する収入率は100%、執行率は97.5%。詳細につきましては記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきたいと思います。
 次に、決算書の40ページ、事項別明細書は404ページでございます。
 議第68号、平成15年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算でございます。
 老人の健康保持と適切な医療確保を図りながら医療給付を行った結果といたしまして、歳入決算額は42億6,305万7,954円、歳出決算額は43億1,058万3,619円で、歳入歳出差引不足額4,752万5,665円は、翌年度から繰上充用したところでございます。歳入では、前年度よりも5,154万8,951円の増額、1.2%の伸びであります。その内容につきましては、1款支払基金交付金が1億4,734万5,164円の減額でありますが、2款の国庫支出金で1億5,859万9,135円、3款の県支出金で2,658万8,768円、4款の繰入金で2,243万293円の増額によるものでございます。歳出におきましても、3,439万4,749円の増額の0.8%の伸びは、医療諸費の伸びが大部分でありまして、医療諸費の支出済額は42億3,021万9,019円であります。調定額に対する収入率は100%、執行率は100%でございます。
 次に、決算書の44ページ、事項別明細書の418ページでございます。
 議第69号、平成15年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算でございます。
 歳入決算額は7億667万3,457円、歳出決算額は6億7,363万1,030円で、差引残額は3,304万2,427円であります。歳入につきましては、一般会計繰入金が3億6,006万6,000円で全体の51.0%。国庫支出金が7,684万1,000円で10.9%。保留地処分金が1億2,268万7,693円の17.4%。市債が1億2,510万円の17.7%が主なものでございます。前年度よりも歳入では22.5%減の2億533万2,483円の減額であります。内容は、一般会計繰入金で4,469万8,000円の増になりましたが、国庫支出金で2,715万9,000円、保留地処分金で7,544万9,029円、繰越金で7,886万4,005円、市債で7,240万円の減額されたことが主なものによるものでございます。歳出では、前年度よりも26.1%減の2億3,827万319円の減額であります。
 事業といたしましては、昨年度に引き続き、さくらんぼ東根駅へのアクセス道路としての都市計画道路一本木駅前通り線の歩道舗装新設工事、同線の歩道無散水消雪井戸設置工事、同線の駅前広場整備工事、区画道路の新設舗装工事及び宅地の整地工事等を計画的に執行した結果であります。この工事請負費が1億6,057万2,650円、物件移転補償費が4億906万6,521円で、歳出全体の84.6%を占めております。詳細につきましては、事項別明細書と決算付属資料の主要な施策の成果、90ページと91ページに記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。なお、執行率は90.0%でございます。
 次に、決算書の48ページと事項別明細書では436ページでございます。
 議第70号、平成15年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算でございます。
 歳入決算額が18億1,229万2,601円、歳出決算額が17億9,531万5,656円、差引残額は1,697万6,945円であります。歳入は、前年度よりも1億4,873万8,385円の増額の8.9%の伸びであります。収入済額の主なものにつきましては、介護保険料は3億5,022万3,001円で、歳入総額の19.3%、国庫支出金が4億2,355万2,600円で23.4%、支払基金交付金が5億4,338万3,349円で30.0%、一般会計繰入金が2億7,745万4,114円で15.3%と、歳入の大部分を占めております。
 不納欠損額が18万6,934円で48件になっております。処分の内容でございますが、生活苦が40件、行方不明が1件、死亡が7件であります。介護保険料の調定額に対する収入割合は99.4%であります。収入未済額は201万9,441円で、前年度よりも80万806円の増額でありますが、これは普通徴収分でありまして、件数について92件であります。収入未済額の滞納整理の状況でございますが、7月31日現在で15万3,634円が納入済みで、7.6%の収納率でございます。歳出は、前年度よりも1億4,696万7,632円増額の8.9%の伸びでございます。支出済額の主なものにつきましては、452ページに記載のとおり、歳出全体の90.2%を占める保険給付費が16億1,917万8,569円で、この内訳はホームヘルプサービス等の居宅介護サービスに対して給付する居宅介護サービス給付費が6億5,508万9,130円、施設介護サービス給付費が8億3,749万7,560円等でございます。執行率は99.1%でございます。
 以上、各会計の決算について説明を申し上げましたが、これらの結果から財政分析いたしました本市の状況につきましては、監査意見書の決算審査資料に記載のとおりでございますのでご参照いただきたいと思います。先ほど代表監査委員から指摘あったとおり、依然として財政基盤は不安定で国の動向に影響を受けやすい構造であることから、引き続き税源の涵養や収納率の向上等に努力し、自主的、安定的な財政基盤の構築に努力するとともに、経常的経費の節減合理化、経費の支払い効率化等に一層の努力をし、財政構造の弾力化を図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 次に、464ページをお開きください。
 平成15年度実質収支に関する調書でありますが、一般会計について申し上げたいと思います。
 歳入決算額は155億1,185万3,000円で、歳出総額が150億4,814万5,000円、歳入差引残額4億6,370万8,000円から翌年度繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額は7,403万3,000円を差し引いた実質収支額3億8,967万5,000円は実質黒字となり、平成16年度へ繰越となるものでございます。
 次に、472ページをお願いしたいと思います。
 次に、一本木土地区画整理事業特別会計について申し上げたいと思います。
 歳入総額が7億667万3,000円、歳出総額が6億7,363万1,000円、歳入歳出差引額3,304万2,000円から翌年度へ繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額が3,302万1,000円で、差し引いた実質収支額2万1,000円が実質黒字となり、平成16年度へ繰り越してあるものでございます。
 そのほかの8件の特別会計につきましては、465ページから473ページに記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。
 476ページをお願いしたいと思います。
 平成15年度財産に関する調書につきましては、1、公有財産、2、物品、3、債権、4、基金の各項目ごとに476ページから497ページまでに明細に記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきますので、ご了承をお願いします。
 以上、一般会計及び9件の特別会計決算につきまして、その概要について申し上げましたが、委員の皆さんにおかれましてはよろしくご審議をいただきまして、全議案とも認定くださいますようお願いを申し上げまして、ご説明を終わりたいと思います。よろしくお願いします。
○結城芳決算特別委員長 次に、議第71号並びに議第72号の2議案について、水道部長に補足説明を求めます。小野水道部長。

   〔小野幸治建設部長兼水道部長 登壇〕

○小野幸治建設部長兼水道部長 それでは、委員長の指示により、議第71号、平成15年度東根市水道事業会計決算について補足説明申し上げます。議案書の、決算書の1ページ、2ページをお願いします。別冊の方の決算書の1ページ、2ページをお願いします。
 平成15年度東根市水道事業決算報告書でありますけれども、(1)収益的収入及び支出、収入の部から以下決算の欄でご説明申し上げます。第1款水道事業収益12億667万376円、内訳でありますけれども、第1項営業収益12億581万5,578円であり、そのほとんどが水道料金であります。次に、第2項営業外収益85万4,798円であり、これは預金利子などであります。うち仮受消費税及び地方消費税は記載のとおりであります。次に、第3項特別利益はございません。
 続いて、支出の部であります。第1款水道事業費用7億8,810万1,946円、内訳でございますけれども、第1項営業費用6億5,711万7,489円、これは原水費、配水費などであります。このうち仮払消費税及び地方消費税は記載のとおりであります。次に、第2項営業外費用1億3,014万4,064円、これは企業債の利息であります。うち仮払消費税及び地方消費税は記載のとおりであり、納付税額として836万1,500円であります。次に、第3項特別損失84万393円、これは不納欠損及び冬期間の清算の還付金などであります。うち仮払消費税及び地方消費税は記載のとおりであります。第4項の予備費はございません。
 続きまして、3ページ、4ページの方お願いします。(2)資本的収入及び支出であります。収入の部から、以下決算の欄で説明いたします。第1款資本的収入1億4,211万8,028円、内訳ですけれども、第1項企業債1億円、第2項加入金1,572万9,000円、第3項負担金2,638万9,028円、うち仮受消費税及び地方消費税は第2項、第3項とも記載のとおりであります。第4項の固定資産売却代金はございません。
 支出の部でありますけれども、第1款資本的支出8億2,954万9,901円、内訳としまして、第1項建設改良費6億9,228万8,238円、これにつきましては袋田の新浄水場の建設費が主なものとなっております。なお、仮払消費税及び地方消費税は記載のとおりであります。第2項企業債償還金1億3,726万1,663円となっております。資本的収入額が資本的支出額に不足する額6億8,743万1,873円は、過年度分損益勘定留保資金1億9,703万9,193円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,091万7,094円、減債積立金9,947万5,586円及び建設改良積立金3億6,000万円で補てんするものであります。たな卸資産の購入限度額の執行額は879万5,445円で、これに伴い仮払消費税及び地方消費税は41万8,829円であります。
 次に、5ページをお願いします。水道事業の損益計算書であります。各項目とも計の欄でご説明を申し上げます。営業収益11億4,857万5,616円、これは給水収益からその他の営業収益までであります。営業費用でありますけれども、6億3,963万4,657円、これは原水及び浄水費から資産減耗費までのものであります。その結果、営業利益といたしまして5億894万959円となったところであります。次に、営業外収益でありますけれども、85万4,798円、営業外費用としまして1億2,176万2,802円であり、これにつきましては企業債の利息ほかであります。営業外収益、営業外費用の差し引き1億2,090万8,004円がマイナス要因となりまして、このことにより、経常利益につきましては3億8,803万2,955円、特別利益はなく、特別損失が80万469円であり、増額のマイナス要因となり、この結果、当年度の純利益でありますけれども3億8,723万2,486円となったところであります。
 次に、6ページをお願いします。剰余金の計算書であります。各項目とも計の欄でご説明いたします。減債積立金1億4,204万7,572円、利益積立金が1億3,452万3,924円、建設改良積立金4億3,800万円、積立金合計が7億1,457万1,496円であります。未処分利益剰余金でありますけれども、前年度の未処分利益剰余金としまして3億5,337万8,029円、前年度利益剰余金処分額も3億5,337万8,029円でありまして、昨年議決いただきました減債積立金と建設改良積立金に全額処分させていただいたことになっております。繰越利益剰余金年度末残高はなく、当年度の純利益につきましては3億8,723万2,486円となり、当年度の未処分利益剰余金につきましても同額となったところであります。
 次に、7ページお願いします。資本剰余金の部でありますけれども、受贈財産評価額が5,503万7,648円、国庫補助金が8,191万8,572円、加入金が5億7,672万1,020円、工事負担金が8億2,591万3,383円、翌年度繰越資本剰余金としまして15億3,959万623円となったところであります。
 続きまして、剰余金の処分計算書であります。処分の案であります。当年度未処分利益剰余金3億8,723万2,486円につきましては、減債積立金に5,723万2,486円、建設改良積立金に3億3,000万円を積み立ていたしまして、翌年度繰越利益剰余金はなく、全額積み立てしたいというご提案であります。
 次に、8ページをお願いします。水道事業の貸借対照表であります。これは平成16年3月31日現在のものであり、各項目とも計の欄でご説明いたします。資産の部でありますけれども、固定資産有形固定資産につきましては、土地から建設仮勘定までの記載のとおりであり、有形固定資産合計といたしまして58億282万8,454円であります。無形固定資産はございません。固定資産合計は有形固定資産合計額と同額であります。
 次に、流動資産でありますけれども、現金預金、未収金、それから貯蔵品を含めまして、流動資産につきましては19億610万7,336円であります。資産の合計額が77億893万5,790円となったところであります。
 9ページお願いします。負債の部です。固定負債でありますが、引当金につきましては修繕引当金のみで、固定負債合計としまして3,415万3,843円であります。流動負債でありますが、未払金及びその他流動負債あわせまして流動負債合計としまして5億6,379万9,758円となり、負債合計で5億9,795万3,601円となったところであります。
 資本の部です。自己資本金及び借入資本金をあわせまして、資本金合計44億6958万7,584円であります。
 次に、剰余金であります。資本剰余金につきましては受贈財産評価額から工事負担金まであわせまして、合計で15億3,959万623円であります。利益剰余金でありますけれども、減債積立金から当年度未処分利益剰余金まで含めまして、11億180万3,982円であり、剰余金合計が26億4,139万4,605円で、資本合計額が71億1,098万2,189円、負債資本合計額が77億893万5,790円となったところであります。
 10ページ以下につきましては、水道事業の報告及び諸資料、予算執行の事項別明細などが記載されておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 これで水道事業の会計決算を終わりまして、続きまして、議第72号、別冊でありますけれども平成15年度東根市工業用水道事業会計の決算について補足説明申し上げます。1ページ、2ページをお願いします。
 平成15年度東根市工業用水道事業決算報告書、(1)収益的収入及び支出であります。収入の部から申し上げます。決算の欄でお願いします。第1款工業用水道事業収益1億9,515万4,312円、内訳としまして、第1項営業収益1億9,509万4,368円、これは全額水道料金であります。うち仮受消費税及び地方消費税は記載のとおりであります。第2項営業外収益5万9,944円、これは預金利息です。
 次に、支出の部です。第1款工業用水道事業費用1億2,774万6,383円、内訳ですけれども、第1項営業費用7,885万7,915円、これは原水費、配水費などであります。第2項営業外費用4,888万8,468円、これは企業債の利息であります。予備費はございません。
 続きまして、3ページ、4ページお願いします。(2)資本的収入及び支出であります。資本的収入はございません。支出のみとなっております。決算の額でご説明いたします。第1款資本的支出3,106万9,532円、これは企業債の償還金であり、第1項企業債償還金と同額となっております。資本的支出額3,106万9,532円は過年度分損益勘定留保資金で補てんするものであります。
 次に、5ページをお願いします。工業用水道の損益計算書であります。営業収益1億8,580万4,160円であり、これは水道料金であります。営業費用につきましては、原水及び浄水費から減価償却費までの7,695万1,926円、営業利益といたしまして1億885万2,234円となったところであります。営業外収益といたしまして5万9,944円、営業外費用としまして4,150万4,268円であります。これにつきましては企業債の利息であります。営業外収益及び営業外費用の差引4,144万4,324円がマイナス要因となりまして、その結果、経常利益につきましては6,740万7,910円となったところとなりました。当年度の純利益についてもも同額となったものであります。 なお、前年度繰越利益剰余金もございませんので、当該未処分利益剰余金についても同額となったものであります。
 次に、6ページお願いします。工業用水道の剰余金計算書であります。計の欄でご説明いたします。まず、利益剰余金の部でありますけれども、減債積立金でありますが4億7,605万8,299円、建設改良積立金が4,500万円、積立金合計として5億2,105万8,299円であります。未処分利益剰余金でありますけれども、前年度未処分利益剰余金として4,980万7,125円は前年度利益剰余金処分額も4,980万7,125円であり、昨年度議決いただきました全額を減債積立金として処分させていただくことになります。繰越利益剰余金の年度末残高はございません。当年度純利益につきましては、6,740万7,910円であり、当年度未処分利益剰余金も同額であります。
 7ページ、次のページをお願いします。資本剰余金の部でありますけれども、工事負担金として12億9,704万9,000円、受贈財産評価額としまして1億1,723万2,737円、翌年度繰越資本剰余金が14億1,428万2,737円となったところであります。
 次に、工業用水道事業剰余金処分計算書の案でありますけれども、当年度未処分利益剰余金6,740万7,910円につきましては、減債積立金に1,740万7,910円、今後の施設更新事業に向けた建設改良積み立てとしまして5,000万円を積み立てさせていただきたいという提案でございます。
 8ページをお願いします。貸借対照表でありますけれども、3月31日現在の各項目の計の欄でご説明いたします。資産の部ですけれども、固定資産の有形固定資産につきましては、土地から機械及び装置減価償却累計で記載のとおりでありまして、有形固定資産合計としまして19億1,411万6,778円であります。無形固定資産はございません。固定資産合計額は有形固定資産額と同額です。流動資産でありますけれども、現金預金、未収金などあわせまして流動資産合計額が8億3,259万6,948円でありまして、資産合計額が27億4,671万3,726円であります。
 次に、9ページお願いします。固定負債でありますけれども、未払金のみで流動負債合計としまして217万7,756円となり、負債合計額が932万2,963円となったところであります。
 資本の部です。自己資本金及び借入資本金あわせまして資本合計額7億3,464万1,817円であります。 次に、剰余金です。資本剰余金につきましては、受贈財産評価額と工事負担金合計額14億1,428万2,737円であります。利益剰余金でありますけれども、減債積立金から当年度未処分利益剰余金まで含めまして、合計で5億8,846万6,209円であり、剰余金合計額が20億274万8,946円、資本合計額が27億3,739万763円、負債資本合計額が27億4,671万3,726円となったところであります。
 次の10ページ以下につきましては、工業用水道事業会計の報告書並びに資料、予算執行の事項別明細等が記載しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上で、補足説明を終わらせていただきます。
○結城芳決算特別委員長 これで説明を終わります。

◎散     会

○結城芳決算特別委員長 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 なお、本委員会は9月2日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
 本日はこれで散会します。御苦労さまでした。

    午後 2時08分 散 会