第3回東根市議会定例会

         決 算 特 別 委 員 会 会 議 録
          平成15年9月4日 午前10時55分 開 会

 結  城     芳  決算特別委員長      浅 野 目  幸  一  副委員長


◎出席委員(21名)
 1番   今  野     孝 委員       2番   加  藤  信  明 委員
 3番   浅 野 目  幸  一 委員       4番   田  中     昭 委員
 5番   阿  部  清  雄 委員       6番   阿  部  綾  子 委員
 7番   高  橋  ひ ろ み 委員       8番   清  野  周  治 委員
 9番   清  野  貞  昭 委員      10番   奥  山  重  雄 委員
11番   森  谷  政  志 委員      12番   佐  藤     直 委員
13番   岡  崎  賢  治 委員      14番   秋  葉  征  士 委員
15番   清  野  忠  利 委員      16番   高  橋  一  俊 委員
17番   結  城     芳 委員      18番   深  瀬  秋  広 委員
19番   武  田     敞 委員      20番   阿  部  忠  男 委員
21番   武  田  敏  夫 委員      

◎欠席委員(なし)

◎説明のため出席した者の職氏名
                                 教育委員会
土 田 正 剛  市     長        高 橋 良 子
                                 委  員  長
         選挙管理委員会
植 村 良 作                 横 尾   尚  代表監査委員
         委  員  長
保 角 國 雄  農業委員会会長        槙   栄 司  消  防  長
武 田 新 市  助     役        奥 山 昭 男  収  入  役
鈴 木 千 原  教  育  長        椎 名 和 男  総 務 部 長
武 田   稔  市民生活部長         小 川   武  保健福祉部長
                                 建 設 部 長
細 矢 昭 男  経 済 部 長        小 野 幸 治
                                 兼水道部長
山 本 源太郎  教 育 次 長        原 田 清一郎  総合政策課長
牧 野 利 幸  庶 務 課 長        高 橋 一 郎  財 政 課 長
         選挙管理委員会                 監 査 委 員
佐 藤 信 行                 保 科 正 一
         事 務 局 長                 事 務 局 長
         農業委員会
菊 口 吉 之
         事 務 局 長

◎事務局職員出席者職氏名
杉 浦 正 弘  事 務 局 長        荒 川 妙 子  事務局長補佐
         議 事 主 査
清 野 敬 信                 牧 野 美和子  主     任
         兼議事係長
伊 藤   公  主     事

◎本日審査した案件

 委員長の互選
 副委員長の互選
 議第48号 平成14年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について
 議第49号 平成14年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
 議第50号 平成14年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算認定について
 議第51号 平成14年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算認定について
 議第52号 平成14年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 議第53号 平成14年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 議第54号 平成14年度東根市休日診療所特別会計歳入歳出決算認定について
 議第55号 平成14年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
 議第56号 平成14年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
 議第57号 平成14年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
 議第58号 平成14年度東根市水道事業会計決算認定について
 議第59号 平成14年度東根市工業用水道事業会計決算認定について

◎開     会

○杉浦正弘事務局長 先ほどの本会議において、議長を除く全員で構成する決算特別委員会が設置されました。
 委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定によって、年長の委員が臨時に委員長の職務を行うことになります。ただいま出席委員の中で阿部忠男委員が年長委員であります。臨時委員長として、阿部忠男委員を紹介いたします。

   〔臨時委員長 着席〕

○阿部忠男臨時委員長 皆さん御苦労さまです。
 ただいま紹介いただきました、阿部忠男でございます。委員会条例第10条第2項の規定により、委員長が互選されるまでの間、臨時に委員長の職務を行いますので、皆さんのご協力をお願いします。
 ただいまから決算特別委員会を開会します。

◎開     議

○阿部忠男臨時委員長 本日の会議に欠席及び遅刻の届け出はありません。したがって、委員の出席数は21名で、定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

◎委員長の互選

○阿部忠男臨時委員長 最初に、委員長の互選を行います。
 お諮りします。互選の方法については、指名推選によって行うこととし、臨時委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○阿部忠男臨時委員長 異議なしと認めます。したがって、臨時委員長が指名することに決しました。
 決算特別委員長に17番結城 芳委員を指名します。
 お諮りします。ただいま指名いたしました結城 芳委員を委員長の当選人とすることにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○阿部忠男臨時委員長 異議なしと認めます。したがって、結城 芳委員が決算特別委員長に当選されました。
 この際、お諮りします。今後、決算特別委員会が設置される際は、結城 芳委員を委員長とすることにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○阿部忠男臨時委員長 異議なしと認めます。よって、そのように決定をいたしました。
 以上で、臨時委員長の職務を終わらさせていただきます。ご協力ありがとうございました。
 決算特別委員長結城 芳委員、委員長席にお着き願います。
 以上で終わります。

   〔臨時委員長退席 委員長着席〕

○結城芳決算特別委員長 それでは、直ちに委員長の職務をとらせていただきます。

◎副委員長の互選

○結城芳決算特別委員長 これから副委員長の互選を行います。
 お諮りします。互選の方法については、指名推選によって行うこととし、委員長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○結城芳決算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、委員長が指名することに決しました。
 決算特別副委員長に、3番浅野目幸一委員を指名します。
 お諮りします。ただいま指名いたしました浅野目幸一委員を副委員長の当選人とすることにご異議ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○結城芳決算特別委員長 異議なしと認めます。したがって、浅野目幸一委員が決算特別副委員長に当選されました。
 この際、お諮りします。今後、決算特別委員会が設置される際は、浅野目幸一委員を副委員長とすることにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○結城芳決算特別委員長 異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

◎議第48号 平成14年度東根市一般会計歳入歳出決算認定について外11件

○結城芳決算特別委員長 次に、先ほどの本会議におきまして、決算特別委員会に付託になりました議案は、別紙付託表のとおり議第48号から議第59号までの12議案であります。以上12議案を一括議題とします。
 これから議第48号から議第57号までの10議案について、収入役に説明を求めます。奥山収入役。

   〔奥山昭男収入役 登壇〕

○奥山昭男収入役 それでは、委員長から指示がありました平成14年度決算の概要について説明を申し上げたいと思います。
 最初に、提出をいたしております決算関係書類及び資料の確認をお願いしたいと思います。
 厚い冊子の中には、平成14年度東根市一般会計歳入歳出決算が4ページから13ページまでと、9件の特別会計が14ページから51ページまでの計10会計の歳入歳出決算書がございます。そのあとに色紙でくくりをいたしまして、歳入歳出決算事項別明細書10会計が1ページから339ページまでに記載されております。さらに、実質収支に関する調書が402ページから411ページまで、財産に関する調書が414ページから431ページまでに記載されております。さらに、当該決算にかかわる決算会計年度における主要施策の成果を説明する書類といたしまして、薄い冊子の決算附属資料がございます。この内容でありますが、決算附属資料にありますように、第1表から第17表に及んでおります。審査に当たりまして、ご参照を願いたいと思います。さらに、監査委員から提出ありました意見書のほかに、決算審査資料の中に市から提出いたしました平成14年度決算統計からの財政分析にかかわる資料等もあわせてご参照願いたいと思います。
 最初に、議第48号、平成14年度東根市一般会計歳入歳出決算でありますが、決算書の2ページをお開き願いたいと思います。
 一般会計歳入決算額は151億6,134万5,547円で、予算現額152億4,729万8,000円に対する収入割合は99.4%であります。
 歳出決算額は146億5,736万6,452円で、予算現額に対する執行割合は96.1%であります。
 その結果、歳入歳出差引残額は5億397万9,095円であります。
 次に、決算書の4ページをお開きください。さらに、事項別明細書の4ページ、附属資料の2ページの第1表もご参照願いたいと思います。平成14年度一般会計歳入歳出決算のうち、歳入についての特徴的な点について説明を申し上げます。
 第1款市税においては、個人市民税が景気の低迷の影響や所得の伸び悩みなどにもかかわらず、前年度よりも278万3,475円、0.2%の伸びとなりましたが、法人市民税におきましては長引く景気の低迷の影響をもろに受けまして、前年度よりも3億7,127万8,200円の減額の39.37%の減となったことによりまして、市税全体では2億4,846万5,363円、4.2%の減額であります。固定資産税におきましては、土地につきましては農地から宅地への地目変更によるものと、家屋につきましては一般住宅・工場・アパート等の建築の増加によりまして、6,975万5,971円の増額の2.42%の伸びであります。しかし、たばこ税では禁煙等の影響によりまして、前年度よりも1,204万7,759円、4.25%の減額で、入湯税におきましても誘客数の減少によりまして、228万4,950円、9.71%の減額となりました。都市計画税は、第4次下水道計画が樹立されたことによりまして、都市計画区域内の課税区域の拡大に伴い、6,133万4,200円、19.6%の増額であります。市税の収入済額は56億6,083万8,013円で、歳入額全体の37.34%に当たります。その内訳は、市民税が19億6,288万7,193円、固定資産税が29億5,083万8,745円、軽自動車税が8,044万8,900円、たばこ税が2億7,116万1,160円、特別土地保有税が2万3,500円、入湯税が2,124万4,200円、都市計画税が3億7,423万4,315円であります。市税の予算額に対する収入率は101.8%、調定額に対する割合は95.8%であります。
 事項別明細書の6ページをお願いしたいと思います。2款の地方譲与税におきましては、地方道路譲与税が前年度よりも384万円、5.9%の増額となり、自動車重量譲与税が前年度よりも5万3,000円の0.05%、航空機燃料譲与税が山形空港の減便の影響により304万7,000円、13.1%の減額となりましたが、地方譲与税全体では74万円、0.37%の増となり、収入済額は1億9,889万5,000円となったところであります。
 8ページ、お願いしたいと思います。第3款利子割交付金は、利率の低迷が続いておりますために前年度よりも1億2,053万5,000円の減額、70.36%減となり、収入済額は5,076万5,000円であります。第4款地方消費税交付金は、消費譲与税の制度改正によりまして平成9年度に創設されたものでありますが、前年度よりも4,723万9,000円、10.5%の減額となり、収入済額は4億268万4,000円であります。第6款の自動車取得税交付金は、景気の低迷の影響を受けまして、前年度よりも1,206万9,000円、12.82%の減収となり、収入済額は8,209万6,000円であります。
 10ページをお願いしたいと思います。第8款の地方特例交付金につきましては、平成11年度の税制改正による恒久減税に伴う税収額の補てん策として創設されたものであり、前年度よりも507万円、2.76%の増額、収入済額は1億8,881万3,000円であります。第9款地方交付税は、前年度に引き続き制度改正により普通交付税が4.5…事項別の方で説明しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。くくりをつけております、後ろの方のページ数でございます。どうもすいませんでした。
 それでは、第9款地方交付税は、前年度に引き続き制度改正によりまして普通交付税が4.52%の減、特別交付税が2.25%の減になったことにより、全体で4.26%、1億9,831万5,000円の減額となり、その分が臨時財政対策債の振り替えが行われました。この交付税の中には、衛生処理組合分としまして6億491万2,000円と、北村山公立病院分が2億6,248万円の合計8億6,739万2,000円が元利償還交付税などとして算入されております。地方交付税の収入済額は44億5,598万6,000円で、歳入額全体の29.39%であります。
 事項別の18ページをお願いしたいと思います。第13款国庫支出金につきましては、都市計画道路長谷平林線、第三中学校改築事業の完了などによりまして、普通建設事業関連の補助事業が27.47%減となったために、前年度よりも1億651万3,224円の大幅な減額となり、9.61%の減であります。
 この主な内容につきましては、第1項国庫負担金におきましては、第三中学校校舎改築事業の完了に伴い、前年度よりも1億6,812万8,461円、25.04%の減となり、収入済額は5億327万8,065円であります。2項の国庫補助金の収入済額は4億7,608万150円で、前年度よりも7,107万3,447円の増額、17.55%の伸びであります。この主なものにつきましては、4目教育費国庫補助金では、第三中学校の事業完了によりまして、3,397万5,000円の減額となりましたが、3目土木費国庫補助金で1億1,365万7,000円の増額で、その主なものにつきましては2節の都市計画費、産業再配置促進施設整備事業費補助金2億2,074万5,000円の増額によるものであります。3項の委託金につきましては、収入済額が2,197万4,454円で、前年度よりも945万8,210円の減額でありまして、国庫支出金の収入済額は10億133万2,669円で、歳入額全体の6.6%に当たっております。
 事項別明細書の26ページ、お願いしたいと思います。第14款県支出金の収入済額は6億6,027万7,587円で、前年度より2億6,472万7,311円、28.62%の減額であります。この内容につきましては、第1項県負担金において、民生費県負担金が772万273円、土木費県負担金の市道大富小学校北通り線道路改良工事費負担金260万8,000円の総額で、1,107万8,636円の増額でありますが、2項の県補助金につきまして国庫支出金と同様に普通建設事業の関連の補助事業が完了したことにより、大幅な減額となりました。この主なものといたしまして、総務費県補助金で1,728万4,000円、民生費県補助金で2,198万9,061円、農林水産業費県補助金で1億3,882万255円、土木費県補助金が1億3,364万3,365円、総額で2億5,092万7,907円の減額であり、収入済額は4億3,212万7,942円であります。さらに、3項の委託金では、収入済額が6,138万8,851円で、前年度よりも2,487万8,040円の減額であります。県支出金は、歳入額全体の4.36%であります。
 それでは、次に54ページをお願いしたいと思います。第18款繰越金でありますが、収入済額は6億3,580万9,259円で、前年度よりも1億8,083万233円、39.74%の増額であります。内容は、前年度からの繰越金が4億6,134万259円、繰越明許費繰越金が1億7,446万9,000円であります。19款の諸収入の収入済額は1億8,688万7,213円で、前年度よりも5,900万308円、23.99%の減額でございます。
 次に、62ページをお願いしたいと思います。第20款の市債につきましては、後年度の事業に向けまして極力抑制に努めた結果、前年度よりも3億2,540万3,000円、20.31%の減であり、収入済額は12億7,679万7,000円で、歳入額全体の8.42%に当たります。昨年度から地方交付税の肩代わりとしまして臨時財政対策債が発行された分、4億7,680万円が前年度よりも107.76%増加しているものの、その他の市債につきましては大幅に減額しております。主な市債の内容につきましては、民生債が1億4,180万円、土木債が3億7,320万円、教育債が1億4,949万7,000円、住民税等減税補てん債が7,140万円であります。
 以上の結果、歳入総額が151億6,134万5,547円となり、前年度よりも13億1,808万8,013円、8%の減額であります。
 以上が歳入で、これらの数字が示すとおり、平成14年度一般会計の予算現額に対する収入割合は99.4%、調定額に対する収入割合は98.4%であります。市税の予算現額に対する収入割合は101.8%、調定額に対する収入割合は95.8%と、前年度よりも0.9%の減になりましたが、引き続き高い収入率を確保できましたことは納税者と納税組合の納税思想の普及と理解によるところが大でありまして、あわせまして税務担当職員、納税相談員及び総務部所管の部課長で構成する市税収納対策本部の普段の努力と徴収事務のきめ細かな進め方が高い成績になっているものと思われます。
 次に、厚い冊子の決算書、前の方ですけれども、5ページをお願いしたいと思います。一般会計の中での不納欠損額は、市税で3,516万3,023円で、前年度よりも1,282万3,323円、57.4%の増額であります。件数にいたしまして、123件であります。その内訳は、市民税で470万2,876円の51件でございます。固定資産税が2,695万794円で34件であります。軽自動車税が1万6,200円の4件でございます。都市計画税が349万3,153円で34件でございます。処分の理由といたしましては、地方税法第15条の7第4項第5項及び第18条第1項の規定によりまして、納税義務の消滅と時効によりまして徴収権が消滅したものであります。その内訳でございますが、生活苦が54件、行方不明が23件、倒産・破産が42件、死亡が4件の合計123件が不納欠損額と処理されております。また、一般会計の収入未済額は2億1,315万7,303円でありますが、前年度よりも3,290万5,244円、18.2%の増であります。そのうち市税が2億1,071万134円で、前年度よりも3,399万2,649円の増となっております。内容は、市民税で4,929万1,401円でありまして、件数にいたしまして772件であります。固定資産税が1億4,320万1,580円で、441件であります。軽自動車税が145万5,300円で211件であります。都市計画税が1,676万1,853円で441件で、件数の合計は1,865件であります。その原因につきましては、不納欠損処分の内容と大体同じでありまして、生活苦、行方不明、破産・倒産等が多くなっているようであります。
 さらに、市税のほかに、7ページをお願いしたいと思います、11款の分担金及び負担金で165万2,590円の23件がありまして、これは児童福祉費負担金で前年度よりも31万500円の増でございます。さらに、12款使用料及び手数料で19万7,600円の6件がございます。これは児童福祉施設使用料で、前年度よりも5,200円の減額でございます。
 9ページをお願いいたします。第19款の諸収入は59万6,979円で、徴収清算金であります。この徴収清算金につきましては、中央土地区画整理事業の完了に伴い、清算金の一部が特別会計の廃止によりまして一般会計に引き継ぎされたものでございます。この件に関しましては、さきの全員協議会で説明を申し上げましたとおり、今回、これまで徴収してきました延滞金を未納となっている清算金の元金、それから分納利子に見直しを行った結果、この金額となったものでございます。これらの滞納整理の状況でございますが、平成15年7月31日現在までに収入未済額2億1,315万2,059円に対しまして、3.3%の納入済みでございます。その内訳は、市民税で400万9,743円の8.13%、固定資産税が247万651円、1.73%、軽自動車税が17万3,400円、11.92%、都市計画税が28万9,191円、1.73%でございまして、市税全体では694万2,985円、3.3%であります。そのほかに負担金で5万9,600円、3.6%、使用料で2万5,800円、13.1%、市税を除いた納入額は8万5,400円で3.5%であります。全体の金額といたしましては、702万8,385円、3.3%が納入額といたしまして整理されております。
 次に、歳出であります。歳出につきましても、平成14年度施政方針により編成されました当初予算、そしてその後、補正予算により計画に沿った事業を実施し、予算を執行した結果がお手元の決算書並びに事項別明細書、ほか主要施策の内容となっておりますので、要点にしぼって本年度の特徴点について説明を申し上げますので、ご理解をお願いしたいと思います。
 最初に、決算書の10ページと事項別明細書の66ページをお開き願いたいと思います。1款の議会費でございます。予算現額が2億794万2,000円、支出済額が2億568万1,998円、前年度よりも671万7,853円、3.16%の減でございます。昨年度から新たに創設されました政務調査費交付金が297万6,877円、そのほか議場音響設備改修工事が321万1,950円であります。不用額が226万2円で、執行率は98.9%であります。
 事項別明細の方で説明を申し上げますので、事項別明細書の68ページ、お願いしたいと思います。第2款の総務費でございます。予算現額が18億6,543万7,083円、支出済額18億1,532万6,817円で、執行率は97.3%、前年度よりも0.52%の減の946万3,345円の減額であります。この内訳でございますが、1項総務管理費におきまして9,018万8,679円、6.34%の減であります。IT講習会開催事業、それから防災行政無線整備事業などの事業が完了したことによる減額と、さらには業務委託の見直しによる財産管理事業で1,121万円、庁舎管理費で1,144万9,019円などの減額によるものであります。なお、一般管理費の職員の人件費は1,260万3,343円の減額であります。また、さくらんぼ東根駅の建設のために一時活用しておりました、ふるさと創生基金につきましては、8,896万6,000円を積み立てしたところであります。2項の徴税費では、支出済額が3億4,172万1,090円で、前年度よりも9,475万9,737円、38.37%の増額であります。これは、税の確定に伴う市民税法人税割の過誤納還付金が1億589万3,000円の大幅な増額によるものでございます。3項の戸籍住民基本台帳費は、支出済額が4,682万590円で、前年度よりも1,911万3,884円、28.99%の減額でございます。これは、住民基本台帳ネットワークシステム事業が完了したことによる減額でございます。4項の選挙費でございますが、市長選挙、市議会議員補欠選挙が執行されたことによりまして、520万7,773円、11.26%増額の支出済額は5,147万6,199円でございます。5項の統計調査費につきましては、支出済額が2,036万6,548円で、前年度よりも73万1,333円の増額でございます。
 108ページ、お願いしたいと思います。3款の民生費は、予算現額が26億5,307万2,000円で、支出済額が26億527万576円で、執行率は98.2%、不用額が4,780万1,424円であり、支出済額は前年度よりも1億9,144万9,723円、6.85%の減であります。この要因につきましては、1項の社会福祉費におきまして支出済額が15億2,918万7,221円で、前年度よりも2億4,412万6,447円、13.77%の減によるものでございます。この主なものにつきましては、1目の社会福祉総務費におきまして、東根すこやか・やすらぎの郷建設基本設計並びに実施設計事業で8,027万508円の増でありますが、5目の老人福祉費におきまして、東根すこやか・やすらぎの郷整備事業の事業開始に伴い、前年度まで実施しておりました地域振興基金の積立金を3億9,182万1,029円の大幅に減額したことによるものでございます。
 次に、支出済額の主な内容でございますが、知的障害者援護措置事業1億8,852万7,022円、社会福祉法人東根福祉会施設整備補助金6,364万9,177円、生きがい活動支援通所事業2,434万150円、繰出金でございますが、国民健康保険特別会計への繰出金は2億1,499万5,165円、介護保険特別会計へは2億6,836万3,325円でございます。
 142ページをお願いしたいと思います。第4款の衛生費であります。予算現額が17億8,128万1,000円、支出済額が17億6,653万4,019円で、執行率は99.2%でございます。不用額が1,474万6,981円であり、支出済額は前年度よりも4,284万8,413円、2.49%の増でございます。この要因でございますが、1項の保健衛生費におきまして、支出済額が8億6,178万8,385円で、前年度よりも3万4,889円の減であります。この主なものは、老人保健事業費で2,880万9,243円の増となったものの、北村山公立病院組合負担金が1,350万110円、環境衛生費で1,260万311円の減によるものでございます。2項の清掃費でございますが、支出済額が9億474万5,634円で、前年度よりも4,288万3,302円、4.98%の増額でありますが、これは東根市外二市一町共立衛生処理組合事業負担金で4,341万8,000円の増額によるものでございます。支出済額の主なものにつきましては、北山村公立病院組合事業費負担金2億7,456万4,469円、河北町ほか2市広域斎場事務組合事業負担金1,809万円、合併処理浄化槽設置整備事業631万8,000円、老人保健基本健康診査委託料が3,640万5,927円、がん検診事業で2,952万5,130円、東根市外二市一町共立衛生処理組合事業負担金が9億40万2,000円で、ごみ減量化推進事業78万2,090円、繰出金につきましては、休日診療所特別会計へ338万9,000円、簡易水道事業特別会計へ1,727万4,000円、老人保健特別会計へ2億3,423万8,395円であります。
 次に、154ページをお願いしたいと思います。第5款の労働費でございます。予算現額が3,445万7,000円、支出済額が3,409万7,839円で、不用額が35万9,161円で、執行率は99%であります。支出済額は、前年度よりも98万3,723円、2.8%の減額であります。支出済額の主なものにつきましては、東根地域職業訓練センター運営委託料630万円、勤労者生活安定資金貸付事業2,450万円などが主なものでございます。
 次に、156ページをお願いしたいと思います。第6款の農林水産業費でございますが、予算現額が6億759万1,105円、支出済額が5億684万3,857円、執行率が83.4%、不用額が873万7,248円で、支出済額は前年度よりも1億6,260万8,672円、24.29%の減であります。この要因につきましては、1項農業費におきまして、支出済額が4億3,523万7,165円で、前年度よりも1億7,541万6,741円、28.73%の減によるものであります。この主なものにつきましては、東根市農協が事業主体といたしまして建設いたしましたラ・フランス予冷庫の農業生産総合対策事業が完了したことによりまして、1億557万2,000円、やまがた園芸農業拡大推進事業で4,644万5,000円の大幅な減額によるものであります。
 次に、支出済額の主なものにつきましては、高速道路関連営農施設等整備事業で1,098万5,000円、やまがた園芸農業拡大推進事業費補助金が3,654万9,000円、果樹王国ひがしね再建事業が814万7,673円、藤助新田西農道整備事業が1,165万8,000円、同事業の単独分が901万8,536円、森林レスキュー隊派遣事業が496万6,500円、林道長坂向線開設事業が3,085万6,000円などでございます。林道長坂向線につきましては、第二期工事といたしまして平成6年度から事業を開始して以来、今年度で完了したものでございます。整備延長につきましては、1,890m、幅員が5m、総事業費が2億9,300万円であります。
 184ページをお願いします。第7款の商工費でございますが、予算現額が2億9,304万2,000円、支出済額が2億7,504万8,586円、執行率は93.9%、不用額は799万3,414円、支出済額は前年度よりも5,091万5,990円、15.62%の減額でございます。この要因につきましては、県信用保証協会中小企業振興資金小額融資貸付事業が廃止になりまして、4,500万円が皆減となったことが主な内容でございます。支出済額の主なものにつきましては、活力ある商店街づくり支援事業1,233万4,000円、さくらんぼ東根まちづくり株式会社出資金30万円、東根市観光物産協会運営交付金1,291万5,757円、さくらんぼマラソン大会実行委員会負担金276万7,000円、さくらんぼタント館管理事業費3,020万4,717円が主なものでございます。
 194ページをお願いします。第8款の土木費でございます。予算現額が32億9,856万7,715円、支出済額が30億6,567万9,191円、執行率は92.9%、不用額が8,021万1,524円、支出済額は前年度よりも1億8,553万921円で、5.71%の減額でございます。その要因を見ますと、1項土木管理費では支出済額が1億184万49円で、前年度よりも291万7,362円、2.78%の減になりますが、これは人件費による減が主なものでございます。2項道路橋りょう費では、支出済額が12億8,711万6,717円で、前年度よりも8,746万5,115円、6.36%の減であります。この減の内容でございますが、1目の道路橋りょう総務費で県単独県施行公共事業負担金が2,862万9,700円の減額であります。2目の道路維持費の市道除雪事業費が596万3,597円、市道側溝修繕事業で3,141万3,790円の増額となりましたが、3目の道路新設改良費におきまして1億758万2,362円、4目の橋りょう維持費で26万2,500円の減額によるものでございます。4項の都市計画費では、支出済額16億4,914万769円で、前年度よりも7,718万9,750円、4.47%の減であります。1目の都市計画総務費におきましては、878万6,366円、2目の土地区画整理事業費の一本木土地区画整理事業特別会計繰出金が895万7,000円、4目の公共下水道事業費で135万円、6目の公園整備費では、水と緑と歴史の広場整備事業及びさくらんぼ公園整備事業等により1億9,917万3,949円の増額でありますが、3目の街路事業費で新幹線関連事業の長谷平林線整備事業等の完了によりまして、2億8,851万6,356円の大幅な減額によるものでございます。支出済額の主なものにつきましては、市道除雪事業が1億5,367万571円、市道五間通り線道路改良事業1億8,720万6,518円、ウォーキングトレイル事業が6,671万3,301円、市道泉郷北部線道路改良事業5,244万9,920円、市道柳沢線(鳥越バイパス)道路改良事業費1億559万3,440円、組合施行神町北部土地区画整理事業支援事業85万6,000円、水と緑と歴史の広場整備事業、産業再配置分も含めまして2億9,508万349円、民家防音対策事業機能回復事業389万4,500円などでございます。また、繰出金は一本木土地区画整理事業特別会計へ3億1,536万8,000円、公共下水道事業特別会計は9億375万円でございます。
 220ページをお願いします。第9款消防費でございますが、予算現額が6億2,132万7,000円、支出済額が5億8,422万748円、執行率が94%、不用額が665万6,252円で、支出済額が前年度よりも3,318万1,619円、5.37%の減額でございます。支出済額の主なものは、消防団員の報酬といたしまして1,560万2,192円、消防団退職報償負担金が1,442万6,900円、貯水槽移設工事費1,449万円、貯水槽の新設工事費892万5,000円、消火栓新設工事が192万2,580円などが主なものでございます。
 次に、226ページをお願いしたいと思います。第10款教育費、予算現額14億76万6,677円、支出済額13億7,857万3,224円、執行率が98.4%、不用額が2,219万3,453円、支出済額は前年度よりも9億3,224万2,060円、40.34%の減額でございます。その要因を見ますと、1項の教育総務費の支出済額は2億5,285万2,544円で、前年度よりも6,177万5,330円の減額でございます。3項の中学校費の支出済額は3億7,941万7,741円で、前年度よりも8億1,915万6,870円の減額でありますが、これにつきましては第三中学校の校舎・屋内運動場並びに関連事業の完了による大幅な減額でございます。第4項の社会教育費におきましては、支出済額が2億2,884万1,210円で、前年度よりも7,898万2,758円の減額でございます。前年度に買い戻しておりました公益文化施設用地の取得ができなかったことによる減でございます。2項の小学校費におきましては、支出済額が2億4,789万8,711円で、前年度よりも4,294万1,659円、20.95%の伸びでございます。この主なものにつきましては、小学校管理事業、教育振興事業の増によるものでございます。支出済額の主なものにつきましては、第三中学校グラウンド整備事業9,429万5,000円、屋外教育環境整備事業5,198万3,000円、水泳プール建設事業6,709万5,000円、集会施設等開設整備事業1,227万4,338円、東根市民立大学「タントまなべ学園」事業450万円、地域づくり活動推進事業700万円などが主なものでございます。
 270ページをお願いします。第11款災害復旧費、予算現額が6,031万8,000円、支出済額が5,793万9,048円で、執行率は96.1%、不用額が237万8,952円で、前年度よりも4,480万3,641円、341.09%の増額であります。支出済額の主なものにつきましては、林道災害復旧事業が2,247万802円、農業施設災害復旧事業327万3,000円、公共土木施設災害復旧事業が3,219万5,246円でございます。
 272ページをお願いしたいと思います。第12款の公債費でございますが、予算現額が23億9,546万2,000円、支出済額が23億6,215万549円、執行率が98.6%、不用額が3,331万1,451円で、前年度よりも2億9,918万4,003円の増額であります。通常償還分に加えまして、近年の大型事業に伴い発行いたしました市債の元金償還も一部はじまったことによりまして、14.5%の増となったところでございます。この傾向につきましては、今後も続くものと思われます。市債償還元金につきましては、16億4,597万1,571円、市債償還利子につきましては7億1,617万4,429円でございます。第13款の予備費でありますが、予算現額2,803万4,420円でございますが、支出済額はありません。予備費から他費目への充用額は196万5,580円でございます。
 以上の結果、一般会計歳出総額は、予算現額152億4,729万8,000円であります。支出済額が146億5,736万6,452円で、執行率が96.1%でございまして、前年度よりも11億8,625万7,849円、7.49%の減額となったところでございます。
 なお、翌年度繰越額は、繰越明許費が2億8,513万7,000円でありますが、内容につきましては第2回定例会で説明申し上げましたので、省略させていただきたいと思います。
 不用額につきましては、総計で3億479万4,548円で、前年度よりも7,715万7,151円、20.2%の減額でございます。内容につきましては記載のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。
 次に、特別会計に入りまして、決算書の14ページ、事項別明細書の278ページになります。
 議第49号、平成14年度東根市国民健康保険特別会計歳入歳出決算でありますが、本会計は主として被保険者の保険給付と老人保健拠出及び被保険者の健康増進に向けまして、保健事業の実施と介護保険の導入により、介護保険2号保険者の保険料の徴収事務及び介護納付金事業を行ったものでございます。予算現額は34億9,060万5,000円に対しまして、歳入決算額が35億1,117万7,841円、歳出決算額が32億802万3,964円で、歳入歳出差引残額が3億315万3,877円となったところでございます。歳入は、国民健康保険税が14億6,514万9,333円で、前年度よりも1億1,274万4,628円の増額、8.34%の伸びでありますが、これは税率改正によるものでございまして、歳入総額の41.7%でございます。国庫支出金が11億8,538万7,721円で、33.8%、療養給付費交付金が3億2,547万5,000円、9.3%、繰入金が2億1,499万5,165円、6.1%、繰越金2億7,165万2,974円で7.7%と歳入の大部分を占めております。給付基金繰入金はなく、歳入合計では前年度よりも2.6%の増の9,014万3,838円の増額でございます。なお、国民健康保険税の調定額に対する収入割合は、前年度よりも1.4%低くなっておりますが91.6%で、これも高率を維持しております。この中で、不納欠損額は701万3,205円、79件になっております。前年よりも181万1,264円、34.8%の増となっております。処分の内容でありますが、市税と同様に生活苦が42件、行方不明が26件、死亡が4件、その他が7件であります。収入未済額が1億2,677万8,798円でありますが、前年度よりも3,050万1,397円、31.7%の増となっており、その内容につきましては、現年度分が6,101万4,918円、滞納繰越分が6,576万3,880円で、件数にいたしまして917件でございます。この収入未済額解消のために一般税と同じように出納閉鎖後整理いたしました結果、平成15年7月31日現在で729万8,670円が納入済みで、5.8%の納入率となっております。支出済額の主なものは、2款保険給付費が18億4,131万7,680円で、前年度よりも1億1,045万2,163円、5.7%の減であります。この内容でございますが、療養諸費が16億2,329万5,815円で、前年度よりも1億1,576万8,012円の減額であります。高額療養費は1億8,587万1,865円でございます。3款老人保健拠出金は8億8,382万4,290円で、前年度よりも1億6,140万1,042円、22.3%の増額であります。第4款の介護納付金は1億6,226万2,650円で、前年度よりも449万9,125円、2.7%の減額でございます。7款の基金積立金は1億1,615万5,164円を積み立てたところでございます。歳出合計では、前年度よりも5,864万2,935円、1.86%の増額でございまして、執行率は91.9%でございます。
 次に、決算書の20ページ、事項別明細書の304ページをお願いいたします。議第50号、平成14年度東根市東根財産区特別会計歳入歳出決算について申し上げます。決算の内容につきましては、財産区の山林保護の育成管理のための運営経費が主なものでございまして、歳入決算額は93万7,960円、歳出決算額が63万4,511円で、差引残額が30万3,449円でございます。内容につきましては記載のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。
 決算書の24ページ、事項別明細書の312ページ、議第51号、平成14年度東根市学校給食事業費特別会計歳入歳出決算でございます。決算の内容でありますが、通常の給食事業運営経費が主なものでありまして、歳入は全体の50.5%を占めております第1款分担金及び負担金が2億1,946万7,562円と、49.5%を占める2款繰入金が2億1,541万8,000円が大部分であります。歳入は、前年度よりも2,125万4,845円、4.7%の減となっております。長引く景気の低迷を受けまして、昨年度から収入未済額が20万853円発生しております。この滞納整理の状況でございますが、7月31日現在で4万667円、20.2%の納入済みであります。歳出は、第1款事業費の職員の人件費が1億6,610万5,493円と、賄材料費等の需用費が2億3,896万8,484円で大部分を占めております。歳出は、前年度よりも2,126万7,013円、4.7%の減額であります。その結果、歳入決算額は4億3,505万3,015円、歳出決算額が4億3,503万9,698円で、差引残額が1万3,317円であります。調定額に対する収入率は100%、執行率は99.5%でございます。
○結城芳決算特別委員長 会議の途中ですが、ここで午後1時まで休憩いたします。

   午前11時59分 休 憩


   午後 1時00分 再 開

○結城芳決算特別委員長 午前に引き続き会議を開きます。
 引き続き収入役に説明を求めます。奥山収入役。

   〔奥山昭男収入役 登壇〕

○奥山昭男収入役 それでは、説明を続けさせていただきます。
 決算書の28ページ、それから事項別の320ページをお開き願いたいと思います。議第52号、平成14年度東根市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算でございます。歳入決算額が21億9,239万5,433円、歳出決算額が21億9,200万8,838円、差引残額が38万6,595円であります。歳入では、一般会計繰入金が全体の41.2%を占め、9億375万円、国庫支出金が11.3%の2億4,750万円、市債が23.6%の5億1,800万円で大部分を占めておりますが、受益者負担金が1億3,801万4,290円、下水道使用料が3億6,774万9,918円で、利用者負担の割合につきましては23.1%に過ぎない状況にあります。歳入総額では、前年度よりも1億1,704万2,682円、5.1%の減額であります。調定額に対する収入率は99.7%であります。収入未済額が602万3,158円でありますが、受益者負担金で105万6,080円の49件、下水道使用料で496万7,078円の596件であります。前年度よりも180万381円の増となったところであります。これらの滞納整理の状況でございますが、7月31日までに受益者負担金で20万5,200円納入されており、納入率は19.4%、下水道使用料は67万3,167円の納入になりまして、納入率は13.6%であります。歳出は、公共下水道費が50.2%、11億29万3,853円と、公債費が49.8%の10億9,171万4,985円でありまして、歳出総額では前年度よりも1億1,740万2,693円、5.1%の減額であります。執行率は99.9%でございます。
 次に、決算書の32ページ、それから事項別明細では334ページでございます。議第53号、平成14年度東根市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算でございます。この特別会計は、入・上の台地区、沼沢・猪野沢地区の生活用水やその他、上水を両地区の市民に安定供給を図るために設置され、事業を推進するところであります。歳入決算額が3,087万3,647円、歳出決算額が3,087万3,444円、差引残額が203円であります。調定額に対する収入率は100%、執行率は94.7%であります。詳細につきましては記載のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。
 次に、決算書の36ページ、事項別では346ページでございます。議第54号、平成14年度東根市休日診療所特別会計歳入歳出決算であります。歳入決算額が913万6,416円、歳出決算額が913万6,169円、差引残額が247円、調定額に対する収入率は100%、執行率は96.2%でございます。詳細につきましては記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。
 次に、決算書の40ページ、事項別明細書の352ページをお開き願いたいと思います。議第55号、平成14年度東根市老人保健特別会計歳入歳出決算でございます。老人の健康保持と適切な医療確保を図りながら医療給付を行った結果といたしまして、歳入決算額が42億1,150万9,003円、歳出決算額が42億7,618万8,870円で、歳入歳出差引不足額6,467万9,867円は翌年度から繰り上げ充用したところであります。歳入では、前年度よりも2億1,072万7,044円の増額の5.27%の伸びであります。この内容は、第1款支払基金交付金で1億2,413万579円、2款の国庫支出金で5,255万2,222円、3款の県支出金で1,704万4,033円、4款の繰入金で2,345万175円等の増額によるものであります。歳出におきましては、2億2,509万7,055円の増額の5.6%の伸びは、医療諸費の伸びが大部分でありまして、医療諸費の支出済額は42億621万1,085円であります。調定額に対する収入率が100%、執行率は99.9%であります。
 次に、決算書の44ページ、事項別明細では364ページであります。議第56号、平成14年度東根市一本木土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算でございます。歳入決算額が9億1,200万5,940円、歳出決算額が9億1,190万1,349円、差引残額が10万4,591円であります。歳入につきましては、一般会計繰入金が3億1,536万8,000円で全体の34.6%、国庫支出金が1億400万円の11.4%、保留地処分金が1億9,813万6,722円の21.7%、市債が1億9,750万円で21.7%が主なものでございます。前年度よりも歳入では16.7%増の1億3,030万8,370円の増額であります。内容は、国庫支出金で2,230万円の減額となりましたが、保留地処分金で3,416万9,315円、一般会計繰入金で895万7,000円、繰越金で2,396万5,980円、市債で8,530万円が増額されたことによるものでございます。歳出では、前年度よりも29.8%伸びの2億917万2,375円の増額でございます。事業といたしましては、昨年度に引き続きまして、さくらんぼ東根駅へのアクセス道路としての都市計画道路一本木駅前通り線歩道舗装新設工事、同線の歩道無散水消雪井戸設置工事、同線の駅前広場整備工事、区画道路の新設・舗装工事及び宅地整地工事、街路灯設置工事等を計画的に執行した結果でありますが、この工事請負費が1億9,978万9,800円、物件移転補償費が6億2,272万1,424円で、歳出全体の90.2%を占めております。なお、執行率は99.9%でございます。
 次に、決算書の48ページ、事項別明細では378ページをお願いしたいと思います。議第57号、平成14年度東根市介護保険特別会計歳入歳出決算でありますが、本会計は介護保険法及び介護保険法施行法に基づきまして、介護保険事業を円滑に推進するために平成12年4月に設置されたものであります。歳入決算額が16億6,355万4,216円、歳出決算額が16億4,834万8,024円、差引残額は1,520万6,192円であります。歳入は、前年度よりも1億8,375万198円増額の12.4%の伸びであります。収入済額の主なものは、介護保険料が3億1,192万9,780円で、歳入総額の18.7%、国庫支出金が3億9,696万3,225円で23.9%、支払基金交付金が4億8,364万7,000円で29.1%、一般会計繰入金が2億6,836万3,325円で16.1%と歳入の大部分を占めております。介護保険料の調定額に対する収入割合は99.9%であります。収入未済額が121万8,635円で、前年度よりも72万5,925円の増額でありますが、これは普通徴収分でありまして、件数について67件であります。収入未済額の滞納整理の状況でございますが、7月31日現在で13万7,544円が納入済みでありまして、納入率は11.3%であります。歳出は、前年度よりも1億8,299万9,709円増額の12.5%の伸びであります。支出済額の主なものは、歳出全体の91.3%を占める保険給付費が15億499万8,027円で、この内訳は、ホームヘルプサービス等居宅介護サービスに給付する居宅介護サービス給付費が5億8,413万9,178円、施設介護サービス給付費が8億667万1,429円等であります。執行率は99%でございます。
 以上、各会計の決算について説明を申し上げましたが、これらの結果から財政分析いたしました本市の状況につきましては、監査意見書の決算審査資料に記載されておりますので、ご参照いただきたいと思います。
 先ほど代表監査委員からご指摘ありましたとおり、依然として財政基盤は不安定で国の動向に影響を受けやすい構造であることから、引き続き税源の涵養、収納率の向上等に努力し、自主的安定的な財政基盤の構築に努めるとともに、経常的経費の節減合理化、経費支払の効率化等に一層の努力をし、財政構造の弾力化を図ってまいりたいと思いますので、ご理解をお願いするものであります。
 次に、402ページをお願いしたいと思います。平成14年度実質収支に関する調書でありますが、一般会計について申し上げたいと思います。歳入総額151億6,134万5,000円、歳出総額が146億5,736万6,000円、歳入歳出差引残額5億397万9,000円から翌年度へ繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額1億513万3,000円を差し引いた実質収支額3億9,884万6,000円が実質黒字額となり、平成15年度への繰越金となるものでございます。そのほか9件の特別会計につきましては、403ページから411ページまでに記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。
 次に、414ページをお願いしたいと思います。平成14年度財産に関する調書につきましては、1、公有財産、2、物品、3、債権、4、基金の各項目ごとに414ページから431ページまでに明細に記載のとおりでありますので、説明は省略させていただきますので、ご了承をお願いいたします。
 以上、一般会計及び9件の特別会計決算について、その概要を申し上げましたが、委員の皆様におかれましてはよろしくご審議をいただきまして認定くださいますようお願いを申し上げまして、補足説明を終わりたいと思います。
 よろしくお願いします。
○結城芳決算特別委員長 次に、議第58号並びに議第59号の2議案について、水道部長に補足説明を求めます。小野水道部長。

   〔小野幸治建設部長兼水道部長 登壇〕

○小野幸治建設部長兼水道部長 それでは、委員長の指示により、議第58号、平成14年度東根市水道事業会計決算について補足説明申し上げます。別冊の薄い方の冊子をお願いしたいと思います。決算書の1ページ、2ページをお願いします。平成14年度東根市水道事業決算報告書でありますけれども、(1)の収益的収入及び支出、収入の部から以下決算の欄でご説明申し上げます。第1款水道事業収益12億3,442万6,113円、内訳でありますけれども、第1項営業収益12億3,418万8,815円であり、そのほとんどが水道料金であります。次に、第2項営業外収益23万7,298円であり、これは預金利子であります。うち借受消費税は第1項、第2項とも記載のとおりでございます。次に、第3項の特別利益はございません。
 続いて、支出の部の説明であります。第1款水道事業費用8億7,822万454円、内訳でありますけれども、第1項営業費用7億1,268万5,247円、これは原水費、配水費などであります。このうち仮払消費税は記載のとおりであります。次に、第2項営業外費用1億6,527万8,197円、これは企業債の利子であります。大半であります。うち仮払消費税は記載のとおりであり、納付税額として3,524万5,600円であります。次に、第3項特別損失25万7,010円、これは不納欠損などでありまして、うち仮払消費税は記載のとおりであります。第4項の予備費はございません。
 続きまして、3ページ、4ページお願いします。(2)資本的収入及び支出であります。収入の部から、以下決算の欄で説明いたします。第1款資本的収入4,571万6,100円、内訳でありますけれども、第1項加入金1,578万6,750円、第2項負担金2,992万9,350円、うち仮受消費税は第1項、第2項とも記載のとおりであります。第3項固定資産売却代金、ございません。
 支出の分でありますけれども、第1款資本的支出2億6,471万3,842円、内訳といたしまして、第1項建設改良費1億3,285万4,004円、うち仮払消費税は記載のとおりであります。第2項企業債償還金1億3,185万9,838円となっております。資本的収入が資本的支出額に不足する額2億1,899万7,742円は、過年度分の損益勘定留保資金1億5,177万521円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額248万7,284円、及び減債積立金6,473万9,937円で補てんするものであります。たな卸資産購入限度額の執行額は714万7,023円で、これに伴い仮払消費税及び地方消費税は34万333円であります。
 続きまして、5ページをお願いします。水道事業の損益計算書であります。計の方でご説明いたします。営業収益ですが、11億7,558万6,438円、これは給水収益からその他営業収益までのものであります。営業費用でありますけれども、6億9,217万8,729円、これは原水及び浄水費から資産減耗費までのものであります。その結果、営業利益としまして4億8,340万7,709円になったところであります。次に、営業外収益でありますけれども、23万4,663円、営業外費用としまして1億3,001万9,572円でありまして、これにつきましては企業債の利子ほかであります。営業外収益費用の差し引き1億2,978万4,909円がマイナス要因となりまして、その結果、経常利益につきましては3億5,362万2,800円、特別利益はなく、特別損失24万4,771円でありまして、増額のマイナス要因となり、その結果、当年度純利益でありますけれども3億5,337万8,029円となったところであります。
 続きまして6ページですけれども、水道事業の剰余金計算書であります。計の方でご説明いたします。減債積立金2億1,814万5,129円、利益積立金1億3,452万3,924円、建設改良積立金4億6,800万円、積立金合計が8億2,066万9,053円となったところであります。未処分利益剰余金でありますけれども、前年度の未処分利益剰余金としまして3億3,993万6,330円、前年度利益剰余金処分額も3億3,993万6,330円であり、昨年度議決いただきました減債積立金と建設改良積立金に全額処分させていただいたところであります。繰越利益剰余金の年度末残高はなく、当年度純利益につきましては3億5,337万8,029円となって、当該年度の未処分利益剰余金についても同額となったところであります。
 7ページお願いします。資本剰余金の部でありますけれども、受贈財産評価額が5,503万7,648円、国庫補助金が8,191万8,572円で、加入金が5億6,174万1,020円、工事負担金が8億78万974円、翌年度繰越剰余金といたしまして14億9,947万8,214円となったところであります。
 続きまして、水道事業の剰余金の処分計算書でありますけれども、処分の案であります。当年度の未処分利益剰余金3億5,337万8,029円につきましては、減債積立金に2,337万8,029円、建設改良積立金に3億3,000万円を積み立ていたしまして、翌年度利益剰余金を全額積み立てしたいというご提案であります。
 次に8ページをお願いします。水道事業の貸借対照表でありますけれども、これは平成15年3月31日現在のものであり、計の方で説明いたします。資産の部でありますけれども、固定資産の有形固定資産につきましては、土地から建設仮勘定までが記載のとおりでありまして、有形固定資産合計額といたしまして53億4,057万4,028円であり、無形固定資産はございません。固定資産合計も有形固定資産の合計額と同額であります。
 次に、流動資産でありますけれども、現金預金、利子預金、貯蔵品を含めまして、流動資産につきましては15億6,212万4,128円であり、資産の合計額が69億269万8,156円となったところであります。
 次に、9ページお願いします。負債の部でありますけれども、引当金につきましては修繕引当金のみでありまして、固定負債合計としまして3,415万3,843円であります。流動負債でありますけれども、未払金及びその他流動負債あわせまして流動負債合計としましては1億4,764万5,356円となり、負債合計で1億8,179万9,199円となったところであります。資本の部ですけれども、自己資本金及び借入資本金をあわせまして、資本合計が40億4,737万3,661円であります。
 次に、剰余金でありますけれども、資本剰余金につきましては受贈財産評価額から工事負担金まで含めまして、合計で14億9,947万8,214円であります。利益剰余金でありますけれども、減債積立金から当年度未処分利益剰余金まで含めまして、合計で11億7,404万7,082円であり、剰余金合計は26億7,352万5,296円、資本合計額が67億2,089万8,957円、負債資本合計額が69億269万8,156円となったところであります。
 10ページ以下につきましては、水道事業の報告及び諸資料、予算執行の事項別明細等を記載してありますので、参考にしていただきたいと思います。
 これで水道事業の会計決算を終わりまして、続きまして、別冊の59号、平成14年度東根市工業用水道事業会計決算について補足説明申し上げます。決算書の1ページお願いします。1ページ、2ページお開き願いたいと思います。
 平成14年度東根市工業用水道事業決算報告書、(1)収益的収入及び支出であります。収入の部から申し上げます。決算の欄でご説明申し上げます。
 第1款工業用水道事業収益1億8,772万766円、内訳としまして、第1項営業収益1億8,758万6,406円、これは全額水道料金であります。うち仮受消費税及び地方消費税は記載のとおりであります。第2項営業外収益13万4,360円、これは預金利子などであります。
 次に、支出でありますが、第1款工業用水道事業費用1億3,791万3,632円、内訳といたしまして、第1項営業費用8,774万956円、これは原水費、配水費などでございます。第2項営業外費用5,017万2,676円、これは企業債の利子であります。第3項予備費はございません。
 続きまして、3ページ、4ページお願いします。(2)資本的収入及び支出でありますけれども、資本的収入の方はありません。支出のみとなっております。決算の欄で説明いたします。
 第1款資本的支出2,939万9,724円、これは企業債の償還金であり、第1項企業債償還金と同額となっております。資本的支出額が2,939万9,724円を過年度分の損益勘定留保資金で補てんいたしました。
 続きまして、5ページお願いします。工業用水道事業の損益計算書であります。計の方で説明いたします。営業収益1億7,865万3,720円であり、これは水道料金であります。営業費用につきましては、原水及び浄水費から減価償却までの8,580万6,879円で、営業利益といたしましては9,284万6,841円となったところであります。営業外収益といたしまして13万4,360円、営業外費用として4,317万4,076円でありまして、これにつきましては企業債の利子であります。営業外収益費用の差引額4,303万9,716円がマイナス要因となりまして、その結果、経常利益につきましては4,980万7,125円となり、当年度の純利益につきましても同額となったところであります。 なお、前年度繰越利益剰余金はございませんので、当年度末の未処分利益剰余金につきましても同額となったところであります。
 次に、6ページをお願いします。工業用水道事業の剰余金の計算書であります。計の方で説明いたします。まず利益剰余金の部、減債積立金でありますけれども、4億2,625万1,174円、建設改良積立金が4,500万円、積立金合計として4億7,125万1,174円であります。未処分利益剰余金でありますけれども、前年度未処分利益剰余金としまして6,770万8,358円、前年度利益剰余金処分額も6,770万8,358円であり、昨年度議決いただきました全額減債積立金として処分させていただくことになります。繰越利益剰余金年度末残高ではございません。当年度の純利益につきましては、4,980万7,125円であり、当年度未処分利益剰余金も同額となります。
 7ページお願いします。資本剰余金の部でありますけれども、工事負担金として12億9,704万9,000円、受贈財産評価額としまして1億1,723万3,737円、翌年度繰越資本剰余金として14億1,428万2,737円となったところであります。
 次に、工業用水道事業の剰余金の処分計算書でありますけれども、処分の案であります。当年度未処分利益剰余金4,980万7,125円につきましては、減債積立金に全額積み立てさせていただきたいというご提案でございます。
 次に、8ページにつきましては貸借対照表であります。これは15年3月31日現在のもので、計の方でご説明したいと思います。資産の部でありますけれども、固定資産の有形固定資産につきましては、土地から機械及び装置減価償却、累計額で記載のとおりでありまして、有形固定資産合計といたしまして19億3,624万1,944円であります。無形固定資産はございません。固定資産合計額は有形固定資産額と同額であります。流動資産でありますけれども、現金、預金、未収金あわせまして流動資産合計額が7億7,474万1,835円でありまして、資産合計額が27億1,098万3,779円となったところであります。
 次に、9ページお願いします。負債の部です。固定負債でありますけれども、引当金については修繕引当金のみでありまして、固定負債額合計額といたしまして714万5,207円であります。流動負債でありまして、未払金のみであり、流動負債合計としまして278万6,187円となり、負債合計額が993万1,394円となったところであります。
 資本の部でありますけれども、自己資本金及び借入資本金あわせまして資本合計額7億6,571万1,349円であります。
 次に、剰余金でありますけれども、資本剰余金につきましては受贈財産評価額から工事負担金までを含めまして、合計で14億1,428万2,737円であります。利益剰余金でありますけれども、減債積立金から当年度未処分利益剰余金まで含めまして、合計で5億2,105万8,299円であります。剰余金合計額が19億3,534万1,036円、資本合計額が27億105万2,385円、負債資本合計額が27億1,098万3,779円となったところであります。
 なお、10ページ以下につきましては、工業用水道事業会計の報告書並びに資料、さらには予算執行の事項別明細等が記載されていますので、参考にしていただきたいと思います。
 以上で、終わります。
○結城芳決算特別委員長 これで説明を終わります。

◎散     会

○結城芳決算特別委員長 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 なお、本委員会は9月11日に再開しますので、ご協力をお願いいたします。
 本日はこれで散会します。御苦労さまでした。

    午後 1時40分 散 会